SSGは12月1日、ノ・ギョンウン投手(37)、キム・ジェヒョン内野手(30)の2名と2022年シーズンの選手契約を結んだ。
右腕ノ・ギョンウンは高校卒業後の2003年にトゥサンへ入団、一軍定着に時間がかかるも2012年に12勝を記録、2013 WBC’(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場した。2014年にリーグ最多の15敗を記録するなど不振となり、2015年はリリーフで47試合に登板しトゥサンの韓国シリーズ優勝に貢献したが、2016年シーズン途中の5月にトレードでロッテへ移籍した。ロッテでは2018年に9勝を記録し復活を見せたが、同年シーズンオフに初のFA(フリーエージェント)となるも交渉が不発で2019年はロッテを含むどの球団とも契約しなかった。結局2020年より契約期間2年でロッテに復帰、主に先発として起用された。2021年の成績は14試合に登板、3勝9敗、防御率7.35で、11月に契約期間満了のため自由契約となった。プロ19年間の通算成績は367試合に登板、57勝80敗7セーブ11ホールド、防御率5.23。
右打者のキム・ジェヒョンは大学卒業後の2014年にサムソンへ入団、2016年に内野の控えとして自身最多の122試合に出場するも同年シーズン終了後に軍へ入隊、警察野球団(2019年解散)に所属し除隊後の2018年にサムソンへに復帰した。しかしその後は出場機会が減り、2021年は一軍出場がなく、シーズン終了後に自由契約となった。プロ8年間の通算成績は249試合に出場、打率.202、0本塁打、24打点、1盗塁。
(文責 : ふるりん)