DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(11.2) 結果

韓国シリーズ第2戦、SSGが初勝利

2022年 韓国シリーズ 第2戦


キウム 1-6 SSG  (仁川)
(勝)フォント 1勝  (敗)エップラー 1敗

本塁打) SSG : チェ・ジフン 1号、ハン・ユソム 1号

 キウムが第1戦で勝利した韓国シリーズ第2戦は、SSGの本拠地・仁川SSGランダースフィールドで満員の観客を集めて開始された。

 SSGは1回裏にキウムの先発エップラー(元オリックス)から1番チュ・シンスと2番チェ・ジフンの連打、3番チェ・ジョンへの四球で満塁のチャンスを作ると、4番ハン・ユソムへの押し出しの四球で1点を先制し、5番ラガーレスと6番パク・ソンハンの内野ゴロの間に2点を追加した。キウムは3回表に9番ソン・ソンムンの二塁打などで満塁のチャンスを作り、2番イ・ヨンギュ併殺打の間に1点を返した。SSGは5回裏にチュ・シンスがヒットで出るとチェ・ジフンのプロ3年目でのポストシーズン初打点となる本塁打で2点を追加した。SSGは6回裏にキウムの2番手イ・ヨンジュンから満塁のチャンスを作るも追加点はならなかった。

チェ・ジフン(SSG)は5回裏の本塁打など3安打 https://sports.news.naver.com/news?oid=410&aid=0000904496

 

 キウムは7回表に6番キム・テジンと7番イ・ジヨンの連打でチャンスを作るも無得点だった。SSGは7回裏にキウムの3番手キム・テフンからハン・ユソムの本塁打で1点を追加した。SSGの2番手キム・テッキョンは8回表を無失点に抑えた。キウムの4番手キム・ソンギは追加点を与えなかった。SSGの3番手ソ・ジニョンは9回表を無失点に抑え、2021年にSKから球団を譲渡されたSSGが韓国シリーズ初勝利をあげた。7回を1失点に抑えたフォントは韓国でのポストシーズン初勝利。SSG打線ではチェ・ジフンが3安打1本塁打2打点と活躍。キウムでは先発エップラーが5回5失点で降板した。

 

 対戦成績を1勝1敗とした韓国シリーズ第3戦は、舞台をキウムの本拠地・高尺スカイドームに移し11月4日18時半から開始される。

  

(文責:ふるりん