DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.17) 結果

KT、準プレーオフ初勝利

2022年 準プレーオフ 第2戦


KT 2-0 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)ベンジャミン 1勝  (セーブ)パク・ヨンヒョン 1S  (敗)ヨキシュ 1敗

 

 第1戦はキウムが勝利した準プレーオフ第2戦は、第1戦と同じくキウムの本拠地・高尺スカイドームで10月17日18時半より開始された。

 

 KTは1回表にキウムの先発ヨキシュから先頭の1番ぺ・ジョンデのヒット、3番アルフォードへの四球でチャンスを作ると4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。さらにこの回6番カン・ベッコのタイムリーでもう1点を追加した。KTは2回表に9番シン・ボンギとペ・ジョンデの連打でチャンスを作るも追加点を取れなかった。KTは4回表にも先頭の7番キム・ミンヒョクがヒットで出塁し、送りバントで二塁へ進めるも得点できなかった。キウムは4回裏にKTの先発ベンジャミンから3番イ・ジョンフと4番キム・ヘェソンの連打でチャンスを作るも、後続が連続三振に倒れた。

 キウムは6回裏にイ・ジョンフの二塁打でチャンスを作るも、またも無得点に抑えられた。KTは7回表にキウムの2番手キム・ドンヒョクから2番ファン・ジェギュンへの死球とエラーで追加点のチャンスを作るも生かせなかった。キウムは7回裏に7番イ・ジヨンと代打チョン・ビョンウの連打でチャンスを作るも、またもや無得点に終わった。KTは8回裏から2番手の高卒新人パク・ヨンヒョンを登板させた。

 KTは9回表にキウムの3番手イ・スンホから代打ムン・サンチョルへの四球、代わったキウムの4番手チェ・ウォンテから8番パク・キョンスのヒット、自動敬遠で満塁のチャンスを作るも、またもや無得点に終わった。パク・ヨンヒョンは8回裏と9回裏を三者凡退に抑え、KTが完封リレーで準プレーオフ初勝利を記録し、対戦成績を1勝1敗とした。7回まで無失点に抑えたベンジャミンは韓国でのポストシーズン初勝利。またパク・ヨンヒョンは10月11日に満19歳になったばかりで、ポストシーズン初セーブの最年少記録を更新した。キウムでは先発ヨキシュが6回を2失点に抑えるも打線が沈黙した。

セーブを記録した19歳のパク・ヨンヒョン(KT) https://sports.news.naver.com/news?oid=421&aid=0006398847

 準プレーオフ第3戦は舞台をKTの本拠地・水原KTウィズパークに移し、10月19日18時半から開始される。

 

(文責:ふるりん