DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.24) 結果

LG、プレーオフで1勝目

2022年 プレーオフ 第1戦


キウム 3-6 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ケリー 1勝  (セーブ)コ・ウソク 1S  (敗)エップラー 1敗

本塁打) キウム : プイーグ 1号

 SSGとの韓国シリーズ進出をかけて対戦するプレーオフ第1戦は、LGの本拠地・蚕室野球場に満員の観客を集めて盛大に開始された。

 キウムは1回表にLGの先発ケリーから2番キム・テジンへの四球でチャンスを作ろうとするが、キム・テジンが暴投の間に二塁へ進もうとするとタッチアウトとなった。キウムは2回表にも5番プイーグ、6番イ・ジヨンの連打でチャンスを作るも無得点だった。LGは2回裏にキウムの先発エップラー(元オリックス)から6番ムン・ボギョンと7番ムン・ソンジュの連打でチャンスを作ると、8番ユ・ガンナムの打球を二塁手キム・ヘェソンが悪送球してしまい1点を先制した。キウムは3回表にも1番キム・ジュヌァンと3番イ・ジョンフのヒットでチャンスを作るもまたもや無得点だった。

 LGは3回裏に1番ホン・チャンギのヒットからチャンスを作ると、3番キム・ヒョンスのタイムリー、相手のエラーで3点を追加した。キウムの2番手ヤン・ヒョンは4回裏、3番手キム・ソンジンは5回裏に追加点を与えなかった。キウムは6回表に4番キム・ヘェソンがヒットで出ると、5番プイーグの本塁打で2点を返した。LGは6回裏にキウムの4番手ユン・ジョンヒョンから先頭の5番オ・ジファンが四球で出ると、代わったキウムの5番手キム・テヒョンから盗塁と送りバントで走者が3塁まで進み、7番ムン・ソンジュの内野ゴロを一塁手キム・テジンが捕り送球するも本塁は間に合わず1点を追加した。さらにこの回9番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を追加した。

 LGの2番手イ・ジョンヨンは7回表を無失点に抑えた。LGは7回裏にキウムの6番手イ・スンホから先頭のパク・ヘミンが相手のエラーで出塁し3塁まで進むも無得点だった。キウムは8回表にLGの2番手キム・ジンソンから先頭の1番キム・ジュヌァンが四球で出て、代わったLGの3番手チェ・ソンフンからイ・ジョンフが二塁打でチャンスを拡大し、キム・ヘェソンの犠牲フライで1点を返した。ここで代わったLGの4番手チョン・ウヨンは無失点に抑えた。LGは8回裏にキウムの7番手イ・ヨンジュンから代打イ・ヒョンジョンがヒットで出るも無得点に終わった。

6回を2失点に抑えたケリー(LG) https://sports.news.naver.com/news?oid=425&aid=0000133686

 LGの5番手コ・ウソクは9回表を無失点に抑え、LGがプレーオフで勝利した。6回を2失点に抑えたケリーはポストシーズンでの強さを存分に発揮した。一方キウムでは先発エップラーが3回4失点で降板し、エラー4つで自滅した。プレーオフ第2戦は第1戦と同じく蚕室野球場で10月25日18時半から開始され、予告先発はLGがプルトコ(※28試合・15勝5敗・防御率2.39)、キウムがヨキシュ(※30試合・10勝8敗・防御率2.57)と発表された。

※ 2022年レギュラーシーズンの成績。 

 

(文責:ふるりん