DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.16) 結果

キウム、準プレーオフ第1戦で先勝

2022年 準プレーオフ 第1戦


KT 4-8 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)ヤン・ヒョン 1勝  (敗)キム・ミンス 1敗

本塁打) KT : パク・ピョンホ 1号  キウム : イム・ジヨル 1号

 ポストシーズンは準プレーオフへと進み、レギュラーシーズン3位のキウムヒーローズとワイルドカード決定戦勝者のKTウィズの対戦となった。

 

 KTは1回表にキウムの先発アン・ウジンから1番ペ・ジョンデがヒットで出塁するが、後続が三振に倒れチャンスは拡大しなかった。キウムは1回裏にKTの先発オム・サンベクから先頭の1番キム・ジュヌァンの二塁打、2番イ・ヨンギュ送りバントで三塁まで進め、3番イ・ジョンフの内野ゴロの間に1点を先制した。キウムは2回裏に先頭の5番プイーグの二塁打、6番キム・テジンのヒットでチャンスを拡大すると、7番イ・ジヨンの内野ゴロの間に1点を追加した。キウムは3回裏にも4番キム・ヘェソンの二塁打でチャンスを作ると、プイーグのタイムリーで1点を追加した。

 KTは4回表に3番アルフォードがヒットで出塁したが、後続が連続で三振した。キウムは5回裏に先頭のキム・ジュヌァンが出塁し送りバントで二塁へ進むも得点に至らなかった。アン・ウジンは6回表まで無失点に抑えた。KTは6回裏にキム・テジンとイ・ジヨンの連打、代打キム・ウンビンへの敬遠で満塁とし、9番ソン・ソンムンの犠牲フライで1点を追加しオム・サンベクをノックアウトした。KTは7回表にキウムの2番手キム・テフンから4番パク・ピョンホの本塁打で1点を返すと、代わったキウムの3番手チェ・ウオンテから8番シム・ウジュンのタイムリーでさらに2点を返した。KTの2番手チュ・グォンは7回裏途中まで無失点に抑えた。

 KTは8回表にキウムの4番手ヤン・ヒョンからアルフォードへの四球、パク・ピョンホのヒットでチャンスを作ると、6番カン・ベッコのタイムリーで4-4の同点に追いついた。キウムは8回裏にKTの3番手キム・ミンスからKTの3番手キム・ミンスからイ・ジヨンのヒット、途中出場の8番キム・ヒィジプへの四球でチャンスを作ると、ソン・ソンムンのタイムリーで1点を勝ち越した。さらに代わったKTの4番手キム・ジェユンからキム・ジュヌァンの犠牲フライ、途中出場の2番イム・ジヨルのプロ9年目でのポストシーズン本塁打でさらに3点を追加した。

ソン・ソンムン(キウム)は8回裏に勝ち越しのタイムリhttps://www.edaily.co.kr/news/read?newsId=01633446632493576&mediaCodeNo=258

 キウムの5番手キム・ジェウンは9回表を無失点に抑え、キウムが準プレーオフ第1戦で勝利した。キウムは6回表まで9奪三振無失点と好投したアン・ウジンが降板すると同点に追いつかれたが、8回裏に4点を勝ち越して突き放した。KTは4点差を追いつくも、10月11日のレギュラーシーズン最終戦のLG戦まで順位が決定せず、13日にキアとのワイルドカード決定戦でキアと対戦した疲労が出てしまった。

 

 準プレーオフ第2戦は10月17日18時半より高尺スカイドームで開始され、予告先発はキウムがヨキシュ(※30試合・10勝8敗・防御率2.57)、KTがベンジャミン(※17試合・5勝4敗・防御率2.70)と発表された。

※ 2022年レギュラーシーズンの成績。

 

(文責:ふるりん