DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.27) 結果

プレーオフ、キウム勝利で2勝1敗に

2022年 プレーオフ 第3戦


LG 4-6 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)キム・ドンヒョク 1勝  (セーブ)キム・ジェウン 2S  (敗)イ・ジョンヨン 1敗

本塁打) LG : チェ・ウンソン 1号  キウム : イム・ジヨル 1号、イ・ジョンフ 1号

 1勝1敗で迎えたプレーオフ第3戦は、キウムの本拠地・高尺スカイドームに満員の観客を迎えて開始された。

 LGは1回表にキウムの先発アン・ウジンから3番キム・ヒョンスがヒットで出るも無得点だった。キウムは1回裏にLGの先発キム・ユンシクから先頭の1番キム・ジュヌァンがヒットで出てバントで二塁へ進むも無得点だった。LGは2回表に先頭の5番オ・ジファンが二塁打でチャンスを作り、6番ムン・ボギョンのタイムリーで1点を先制した。LGは3回表に4番チェ・ウンソンの本塁打で1点を追加した。キウムは3回裏に3番イ・ジョンフがヒットで出るも無得点だった。LGは4回表に先頭の9番ホ・ドファンがヒットで出るもこちらも無得点だった。

 キウムは6回裏に9番ソン・ソンムンがヒットで出て、2死後に代わったLGの2番手チン・ヘスから3番イ・ジョンフが死球を受けてチャンスが拡大すると、4番キム・ヘェソンのタイムリーで1点を返し、さらに代わったLGの3番手チョン・ウヨンから5番プイーグと6番キム・テジンのタイムリーで3-2と逆転した。LGは7回表にキウムの2番手イ・スンホから8番ソ・ゴンチャンのヒットや盗塁でチャンスを作ると、代わったキウムの3番手キム・ドンヒョクからパク・ヘミンと代打ムン・ソンジュの内野ゴロの間に4-3と逆転した。キウムは7回裏にLGの4番手キム・デユから1番キム・ジュヌァンがヒットで出ると、代わったLGの5番手イ・ジョンヨンから代打イム・ジヨルの本塁打で5-4と逆転し、イ・ジョンフの2者連続本塁打で1点を追加した。

キウムは7回裏にイム・ジヨルの本塁打で逆転 https://sports.news.naver.com/news?oid=076&aid=0003932400

 LGは8回表にチェ・ウンソンとオ・ジファンの連打でチャンスを作ると、代わったキウムの4番手キム・ジェウンからムン・ボギョンがバント失敗で無得点に終わった。LGの6番手イム・チャンギュは8回裏に追加点を与えなかった。キム・ジェユンは9回表まで無失点に抑え、キウムが勝利しプレーオフ2勝目で韓国シリーズ進出まであと1勝とした。キム・ドンヒョクはプロ3年目でポストシーズン初勝利。一方LGは継投が後手に回り拙攻続きでチャンスを生かしきれなかった。

 準プレーオフ第4戦は10月28日18時半から高尺スカイドームで開始され、予告先発はキウムがエップラー(※33試合・6勝8敗・防御率4.30)、LGがケリー(※27試合・16勝4敗・防御率2.54)と発表された。

 

※ 2022年レギュラーシーズンの成績。

 

 

(文責:ふるりん