DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.25) 結果

3位トゥサン球団新記録の11連勝  4位NC5連勝

 

LG 1-4 KT  (水原)

(勝)ベンジャミン 10勝3敗  (敗)プルトコ 11勝2敗

 KTは3回裏にLGの先発プルトコから3番アルフォードのタイムリーで1点を先制し、相手の暴投、4番パク・ピョンホの内野ゴロの間に2点を追加した。KTは7回裏にLGの2番手ユ・ヨンチョルから9番ペ・ジョンデのタイムリーで1点を追加した。KTの先発ベンジャミンは8回表まで無失点に抑えた。

 LGの3番手コ・ウソクは8回裏に追加点を与えなかった。LGは9回表にKTの2番手キム・ジェユンから4番オースティンのタイムリーで1点を返したが、KTが勝利し5位に浮上した。ベンジャミンは韓国2年目にして初の10勝目。先発プルトコが6回を3失点に抑えるも打線がつながらなかった首位LGは4連敗。

 

 

SSG 1-5 サムソン  (大邱

(勝)スアレス 4勝7敗  (セーブ)オ・スンファン 2勝3敗12S  (敗)オ・ウォンソク 5勝7敗

本塁打) SSG : ハ・ジェフン 3号  

 サムソンは2回裏にSSGの先発オ・ウォンソクから9番キム・ドンジンのタイムリーで1点を先制した。サムソンは6回裏にSSGの2番手ノ・ギョンウンからチャンスを作り、代わったSSGの3番手コ・ヒョジュンからキム・ドンジンの犠牲フライで1点を追加した。SSGの3番手ムン・スンウォンは7回裏に追加点を与えなかった。サムソンの先発スアレス(元東京ヤクルト)は8回表まで無失点に抑えた。

 サムソンは8回裏にSSGの4番手の高卒新人イ・ロウンからチャンスを作ると、代わったSSGの5番手イム・ジュンソプから1番キム・ヒョンジュンと2番イ・ジェヒョンのタイムリーで3点を追加した。SSGは9回表にサムソンの2番手チェ・ジグァンから7番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)の本塁打で1点を返したが、サムソンの3番手オ・スンファン(元阪神)は無失点に抑え、最下位サムソンが勝利した。スアレスは4勝目。サムソン打線ではキム・ヒョンジュンが3安打2打点と活躍。2位SSGでは先発オ・ウォンソクが5回1失点で降板した。

 

 

ロッテ 5-8 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ブランドン 3勝1敗  (セーブ)チョン・チョルォン 5勝2敗3S  (敗)ナ・ギュナン 6勝4敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 6号、ヤン・ソックァン 14号

 トゥサンは3回裏にロッテの先発ナ・ギュナンから2番ホ・ギョンミンのタイムリー、3番キム・ジェファンの本塁打、6番ロハスのタイムリーで4点を先制した。トゥサンの先発ブランドンは5回表まで無失点に抑えた。トゥサンは5回裏にロッテの2番手チン・スンヒョンから5番ヤン・ソックァンのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。 ロッテは7回表にトゥサンの2番手イ・ヨンハから2番の新外国人グッドラムの韓国初打点となるタイムリーで2点を返した。トゥサンの3番手パク・チグクは無失点に抑えた。トゥサンは7回裏にロッテの3番手キム・ジヌクから5番ヤン・ソックァンの本塁打で1点を追加した。

 ロッテの4番手チェ・イジュンは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテは9回表にトゥサンの4番手チェ・スンヨンから途中出場の3番ソン・ソンビンのタイムリーで2点を返し、代わったトゥサンの5番手パク・チョンスからチャンスを作ると、さらに代わったトゥサンの6番手チョン・チョルォンから5番アン・チホンの犠牲フライでもう1点を返したが3位トゥサンが勝利し、球団新記録の11連勝となった。ブランドンは3勝目。先発ナ・ギュナンが5回途中6失点で降板したロッテは3連敗で6位に後退。ロッテ打線ではグッドラムが3安打2打点と活躍。

ブランドン(トゥサン)は3勝目 http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=202307252014562763&ext=na&utm_campaign=naver_news&utm_source=naver&utm_medium=related_news

 

 

キア 3-5 NC  (昌原)

(勝)キム・テヒョン 1勝  (セーブ)イ・ヨンチャン 3勝2敗13S  (敗)チェ・ジミン 3勝3敗3S

’(本塁打’) NC : マーティン 10号  キア : チェ・ウォンジュン 1号

 キアは1回表にNCの先発シン・ミンヒョクから2番キム・ドヨンの犠牲フライで1点を先制し、3回表に1番チェ・ウォンジュンの2021年9月以来となる本塁打で2点を追加した。キアの先発の新外国人パノーニは5回裏まで無失点に抑えた。NCの2番手チョ・ミンソクは6回表、3番手キム・テヒョンは7回表を無失点に抑えた。キアの2番手イム・ギヨンは7回裏途中まで無失点に抑えた。NCは7回裏にキアの3番手イ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わったキアの4番手チェ・ジミンから3番パク・コヌへの押し出しの四球で1点を返し、4番マーティンの2試合連続本塁打となる満塁本塁打で5-3と逆転した。

 NCの4番手リュ・ジヌクは8回表を無失点に抑えた。キアの5番手チョン・サンヒョンは8回裏まで追加点を与えなかった。NCの5番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、4位NCが勝利し5連勝となった。キム・テヒョンはプロ7年目にして初勝利。7位キアは3連敗。

 

 

ハンファ 16-6 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)チャン・シファン 1勝1敗  (敗)イ・ミョンジョン 4勝3敗

本塁打) ハンファ : ノ・シファン 20号、イ・ジニョン 5号  キウム : キム・ドンホン 1号

 キウムは1回裏にハンファの先発ハン・スンヒョクから5番ソン・ソンムンのタイムリーで1点を先制し、3回裏に4番イ・ウォンソクと5番ソン・ソンムンの犠牲フライで2点を追加した。ハンファは4回表にキウムの先発チャン・ジェヨンから3番ノ・シファンの本塁打、8番ウィリアムスのタイムリー、相手の暴投で3-3の同点に追いついた。ハンファの2番手イ・テヤンは5回裏まで無失点に抑えた。キウムの2番手キム・ドンヒョクは6回表を無失点に抑えた。キウムは6回裏にハンファの3番手カン・ジェミンから8番キム・ジュヌァンの犠牲フライ、9番の高卒新人キム・ドンヒョンのプロ初本塁打で3点を勝ち越した。ハンファの4番手キム・ボムスは無失点に抑えた。

 キウムの3番手キム・ソンジンと4番手ハ・ヨンミンは7回表を無失点に抑えた。ハンファの5番手チャン・シファンは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファは8回表にキウムの5番手キム・ジェウンからチャンスを作ると、代わったキウムの6番手イ・ミョンジョンから代打ハ・ジュソクのタイムリー、1番イ・ジニョンの犠牲フライ、3番ノ・シファンへの押し出しの四球で6-6の同点に追いついた。さらにこの回代わったキウムの7番手キム・ソンギから4番チェ・ウンソン、5番の高卒新人ムン・ヒョンビン、6番キム・テヨン、7番クォン・グァンミン、ウィリアムスのタイムリー、さらに代わったキウムの8番手ユン・ソグォンからイ・ジニョンの本塁打でさらに計10点を追加した。

 ハンファの6番手チュ・ヒョンサンは8回裏を無失点に抑えた。キウムの9番手ヤン・ヒョンは9回表に追加点を与えなかった。ハンファの7番手ハン・スンジュは9回裏を無失点に抑え、ハンファが勝利しキウムと同率8位に並んだ。チャン・シファンは2020年9月以来の勝利で、自身19連敗のプロ野球記録から脱出した。ハンファ打線ではイ・ジニョンが1本塁打4打点、ムン・ヒョンビンが3安打1打点と活躍。キウムでは8回表の13失点などリリーフ陣が機能しなかった。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月25日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

.LG    83  49  32  2  .605

.SSG   81  47  33  1  .588

3.トゥサン  81  44  36  1  .550

4.NC       81  42  38  1    .525

5.KT    84  40    42  2   .488

6.ロッテ   81  39  42  0  .481

7.キア    78  36  41  1  .468

8.キウム   90  40  48  2  .455

8.ハンファ  81  35    42  4   .455

10.サムソン  84  33  51     0    .393

 

(文責 : ふるりん