1年延期された2020年東京オリンピック野球に出場する韓国代表チームは7月17日に招集され、高尺スカイドームで初めて練習を行った。優勝した2008年北京オリンピックに引き続き指揮を執るキム・ギョンムン韓国代表監督は主将のキム・ヒョンス(LG)とともに記者会見を開き、昨今複数のプロ野球チームの選手の品位を損なう行為が明るみになり当初オリンピック野球韓国代表に選ばれていた選手2名が辞退するなどプロ野球界全体が危機に陥る中、しっかり準備して目標である優勝に向けて最善を尽くし、初戦となる7月29日のイスラエル戦、第2戦の31日のアメリカ合衆国戦が重要であると述べた。
今後オリンピック野球韓国代表は7月23日にライジングスターチーム(1997年以降生まれのプロ野球選手が中心)、25日にキウムヒーローズと対戦する。また7月24日には2年ぶりのプロ野球オールスター戦が予定されている(3日とも高尺スカイドームで無観客試合)。
【2020年東京オリンピック野球韓国代表】
[投手]
チェ・ウォンジュン(トゥサン)、コ・ヨンピョ(KT)、コ・ウソク、チャ・ウチャン(以上LG)、チョ・サンウ(キウム)、※ イ・ウィリ(キア)、パク・セウン、※ キム・ジヌク(以上ロッテ)、オ・スンファン、ウォン・テイン(以上サムソン)、キム・ミヌ(ハンファ)
[捕手]
ヤン・ウィジ(NC)、カン・ミンホ(サムソン)
[一塁手]
カン・ベッコ(KT)、オ・ジェイル(サムソン)
[二塁手]
チェ・ジュファン(SSG)
[三塁手]
ホ・ギョンミン(トゥサン)、ファン・ジェギュン(KT)
[遊撃手]
オ・ジファン(LG)、キム・ヘェソン(キウム)
[外野手]
パク・コヌ(トゥサン)、キム・ヒョンス(LG)、イ・ジョンフ(キウム)、パク・ヘミン(サムソン)
※は2021年の新人選手。
(文責 : ふるりん)