DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2020年東京オリンピック ノックアウトステージ:韓国代表、イスラエル代表にコールド勝ち

準決勝(8月4日)に進出 

2020年東京オリンピック ノックアウトステージ

 

イスラエル 1−11 韓国  (横浜)

(勝)チョ・サンウ 1勝  (敗)ワグナン 2敗

本塁打) 韓国 : オ・ジファン 2号、キム・ヒョンス 2号

 

 8月1日、2020年東京オリンピック野球・ノックアウトステージ1回戦でドミニカ共和国に勝利した韓国代表は8月2日、横浜スタジアムでの2回戦でイスラエル代表と対戦した。7月29日、オープニングラウンドグループBで韓国代表はイスラエル代表に6-5と勝利していた。

 

 韓国代表は1回裏にイスラエル代表の先発ワグナンから1番パク・ヘミン(サムソン)と2番カン・ベッコ(KT)の連打で1,3塁のチャンスを作ると、3番イ・ジョンフ(キウム)の犠牲フライで1点を先制した。この回2死から5番キム・ヒョンス(LG)の二塁打で走者が生還するかと思われたが、本塁で刺され追加点を奪えなかった。韓国代表は2回裏に先頭の6番オ・ジェイル(サムソン)がヒットで出ると続く7番オ・ジファン(LG)の本塁打で2点を追加した。さらにこの回9番ファン・ジェギュン(KT)とカン・ベッコのヒットなどで満塁のチャンスを作るも追加点は奪えなかった。

 韓国代表は3回裏に8番ホ・ギョンミン(トゥサン)の二塁打などでチャンスを作るもまたも追加点を奪えなかった。韓国代表の先発キム・ミヌ(ハンファ)は4回表にバレンシア、ラバーンウェイに連打を許しピンチを招くが無失点に抑えた。韓国代表は4回裏にパク・ヘミンへの四球、カン・ベッコの3打席連続安打でチャンスを作るが、パク・ヘミンが牽制に引っかかり二塁でアウトとなり、代わったイスラエル代表の2番手カッツから得点できなかった。キム・ミヌは5回表1死でグラッサーに四球を与え2番手チェ・ウォンジュン(トゥサン)に交代した。2死からバーチャムへの死球、キンズラーとバレンシアへの連続四球で1点を返されたが、ここで登板した韓国代表の3番手チョ・サンウ(キウム)は無失点に抑えた。

 韓国代表は5回裏にオ・ジェイル、ホ・ギョンミンのヒットなどで無死満塁とすると、ファン・ジェギュンの内野ゴロが本塁へ送球された際にそれて三塁走者が生還し1点を追加した。さらにパク・ヘミンのタイムリー、カン・ベッコの4打席連続安打となるタイムリーで4点を追加すると、代わったイスラエル代表の3番手ブリーチからキム・ヒョンスの本塁打でさらに2点を追加し、5回裏だけで7点を奪った。韓国代表の4番手ウォン・テイン(サムソン)は6回表2死から登板し、7回表まで無失点に抑えた。

 韓国代表はイスラエルの5番手リペツからキム・ヒョンスの二塁打でチャンスを作ると、途中出場の6番キム・ヘェソン(キウム)のタイムリーで1点を追加し、11-1と10点差がついたため規定によりコールド勝ちとなった。18安打を記録した韓国代表打線ではカン・ベッコが4安打2打点、キム・ヒョンスが3安打1本塁打2打点と活躍。ノックアウトステージで2勝した韓国代表は8月4日19時からの準決勝に進出し、8月2日19時からの日本代表-アメリカ合衆国の勝者と対戦する。準決勝に勝利すれば8月7日19時からの決勝に進出する。

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4安打2打点を記録したカン・ベッコ(KT) https://www.etoday.co.kr/news/view/2050189

 
(文責 : ふるりん