DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

2020年東京オリンピック野球韓国代表 最終エントリー24名発表

 KBO韓国野球委員会)は6月16日、1年延期されている2020年東京オリンピック野球韓国代表の最終エントリー24名を発表した。この24名は3月22日に発表された事前登録名簿154名に含まれ、全員が韓国のプロ野球チームの選手である。このためプロ野球レギュラーシーズンは7月19日から8月9日まで中断される。

 

2020年東京オリンピック野球韓国代表 最終エントリー】

[投手]

チェ・ウォンジュン(トゥサン)、コ・ヨンピョ(KT)、コ・ウソクチャ・ウチャン(以上LG)、ハン・ヒョンヒィチョ・サンウ(以上キウム)、※ イ・ウィリ(キア)、パク・セウン(ロッテ)、ウォン・テイン(サムソン)、キム・ミヌ(ハンファ)

 [捕手]

ヤン・ウィジ(NC)、カン・ミンホ(サムソン)

一塁手

カン・ベッコ(KT)、オ・ジェイル(サムソン)

二塁手

パク・ミヌ(NC)、チェ・ジュファン(SSG)

三塁手

ホ・ギョンミン(トゥサン)、ファン・ジェギュン(KT)

[遊撃手]

オ・ジファン(LG)、キム・ヘェソン(キウム)

[外野手]

パク・コヌ(トゥサン)、キム・ヒョンス(LG)、イ・ジョンフ(キウム)、パク・ヘミン(サムソン)

※は2021年の新人選手。

 

 以前オリンピックで野球が開催され韓国代表が優勝した2008年北京オリンピックに出場したのはカン・ミンホとキム・ヒョンスの2名である。なお、3位以上となった場合兵役免除の恩典を得られるのはイ・ウィリ、チョ・サンウ、パク・セウン、ウォン・テイン(以上投手)、キム・ヘェソン(内野手)の5名である。

 2020年東京オリンピック野球韓国代表は7月19日(月)、高尺スカイドームに招集され、練習試合で国内のプロ野球チームと対戦する(日時や相手は未定)。7月23日(金)には高尺スカイドームでオリンピック野球代表とそれに選ばれなかった24歳以下の選抜チームと対戦する。なお翌24日には高尺スカイドームプロ野球オールスター戦が開催され、その後出国すると思われる。2020年オリンピック野球は7月28日(水)から8月7日(土)まで横浜スタジアムなどで開催され、開催国日本とイスラエル、韓国、メキシコ、アメリカ合衆国ともう1チーム(6月22日からの世界最終予選で決定)の計6チームが出場する。

 

(文責:ふるりん