KBO(韓国野球委員会)は6月16日、1年延期されている2020年東京オリンピック野球韓国代表の最終エントリー24名を発表した。この24名は3月22日に発表された事前登録名簿154名に含まれ、全員が韓国のプロ野球チームの選手である。このためプロ野球レギュラーシーズンは7月19日から8月9日まで中断される。
【2020年東京オリンピック野球韓国代表 最終エントリー】
[投手]
チェ・ウォンジュン(トゥサン)、コ・ヨンピョ(KT)、コ・ウソク、チャ・ウチャン(以上LG)、ハン・ヒョンヒィ、チョ・サンウ(以上キウム)、※ イ・ウィリ(キア)、パク・セウン(ロッテ)、ウォン・テイン(サムソン)、キム・ミヌ(ハンファ)
[捕手]
ヤン・ウィジ(NC)、カン・ミンホ(サムソン)
[一塁手]
カン・ベッコ(KT)、オ・ジェイル(サムソン)
[二塁手]
パク・ミヌ(NC)、チェ・ジュファン(SSG)
[三塁手]
ホ・ギョンミン(トゥサン)、ファン・ジェギュン(KT)
[遊撃手]
オ・ジファン(LG)、キム・ヘェソン(キウム)
[外野手]
パク・コヌ(トゥサン)、キム・ヒョンス(LG)、イ・ジョンフ(キウム)、パク・ヘミン(サムソン)
※は2021年の新人選手。
以前オリンピックで野球が開催され韓国代表が優勝した2008年北京オリンピックに出場したのはカン・ミンホとキム・ヒョンスの2名である。なお、3位以上となった場合兵役免除の恩典を得られるのはイ・ウィリ、チョ・サンウ、パク・セウン、ウォン・テイン(以上投手)、キム・ヘェソン(内野手)の5名である。
2020年東京オリンピック野球韓国代表は7月19日(月)、高尺スカイドームに招集され、練習試合で国内のプロ野球チームと対戦する(日時や相手は未定)。7月23日(金)には高尺スカイドームでオリンピック野球代表とそれに選ばれなかった24歳以下の選抜チームと対戦する。なお翌24日には高尺スカイドームでプロ野球オールスター戦が開催され、その後出国すると思われる。2020年オリンピック野球は7月28日(水)から8月7日(土)まで横浜スタジアムなどで開催され、開催国日本とイスラエル、韓国、メキシコ、アメリカ合衆国ともう1チーム(6月22日からの世界最終予選で決定)の計6チームが出場する。
(文責:ふるりん)