2021年のFA(フリーエージェント)選手となっていたイ・デホ内野手(38)は1月29日、前所属球団のロッテと契約期間2年、契約金8億ウォン、年俸8億ウォン、毎年優勝ボーナス1億ウォンの総額最大26億ウォンで再契約した。
右打者のイ・デホは高校卒業後の2001年にロッテへ入団、2004年に20本塁打を記録し主力として活躍を始めると、2006年、2010年に2度の打撃三冠王(打率・本塁打・打点)などプロ野球界を代表する打者に成長し、2010年にはシーズンMVP(最優秀選手)を受賞した。2011年シーズン終了後初のFAとなり、2012年に日本プロ野球・オリックスへ移籍した。2014年に日本プロ野球・福岡ソフトバンク、2016年にMLB(メジャーリーグベースボール)・シアトルマリナースへと移籍した。
国外での5年間の活躍後、2017年にロッテへ復帰し4年契約を結び主力打者として活躍している。2020年はレギュラーシーズン全144試合に出場、打率.292、22本塁打、110打点、1盗塁の成績で、シーズン終了後に2度目のFAとなった。韓国でのプロ15年間の通算成績は1715試合に出場、打率.309、1900安打、332本塁打、1243打点、11盗塁。プロ入り後は2006年ドーハアジア競技大会、2008年北京オリンピック(優勝)、2009 WBC(ワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア競技大会(優勝)、2013 WBC、2015 WBSCプレミア12(優勝)、2017 WBCの国際大会に韓国代表として出場している。
(文責 : ふるりん)