DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ロッテ、FAイ・デホ(元福岡ソフトバンク)と契約期間2年で再契約

 2021年のFA(フリーエージェント)選手となっていたイ・デホ内野手(38)は1月29日、前所属球団のロッテと契約期間2年、契約金8億ウォン、年俸8億ウォン、毎年優勝ボーナス1億ウォンの総額最大26億ウォンで再契約した。

 右打者のイ・デホは高校卒業後の2001年にロッテへ入団、2004年に20本塁打を記録し主力として活躍を始めると、2006年、2010年に2度の打撃三冠王(打率・本塁打・打点)などプロ野球界を代表する打者に成長し、2010年にはシーズンMVP(最優秀選手)を受賞した。2011年シーズン終了後初のFAとなり、2012年に日本プロ野球オリックスへ移籍した。2014年に日本プロ野球福岡ソフトバンク、2016年にMLBメジャーリーグベースボール)・シアトルマリナースへと移籍した。

 国外での5年間の活躍後、2017年にロッテへ復帰し4年契約を結び主力打者として活躍している。2020年はレギュラーシーズン全144試合に出場、打率.292、22本塁打、110打点、1盗塁の成績で、シーズン終了後に2度目のFAとなった。韓国でのプロ15年間の通算成績は1715試合に出場、打率.309、1900安打、332本塁打、1243打点、11盗塁。プロ入り後は2006年ドーハアジア競技大会、2008年北京オリンピック(優勝)、2009 WBCワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア競技大会(優勝)、2013 WBC、2015 WBSCプレミア12(優勝)、2017 WBCの国際大会に韓国代表として出場している。

 

(文責 : ふるりん