LGは19日、キム・ヒョンス外野手(29)と契約期間4年、契約金65億ウォン、年俸総額50億ウォンの総額115億ウォンで再契約した。
キム・ヒョンスは高校卒業後2006年にトゥサンへ入団し、2007年より一軍に定着した。2008年に打率.357で首位打者を獲得するなど主軸打者として活躍を続けた。韓国でのプロ通算10年間の成績は1131試合に出場、打率.318、1294安打、142本塁打、771打点、54盗塁。2008年北京オリンピック、2009 WBC(ワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア大会、2013 WBC、2014年仁川アジア大会などの国際大会にも韓国代表として出場した。特に2015 WBSCプレミア12では決勝での3打点など通算13打点を記録し韓国代表の優勝に貢献、大会MVP(最優秀選手)を受賞した。
2015年シーズンオフ、初めてFA(フリーエージェント)承認選手となり、MLB(メジャーリーグベースボール)・ボルティモアオリオールズと契約した。2016年はオリオールズで95試合に出場した。2017年シーズン途中の7月にフィラデルフィアフィリーズへトレードされ、2チーム合計で96試合に出場、打率.231、1本塁打、14打点、0盗塁の成績だった。メジャーリーグ通算2年間の成績は191試合に出場、打率.273、7本塁打、36打点、1盗塁。シーズン終了後にFAとなりフィリーズを退団していた。
なお、2015年までキム・ヒョンスが所属していたトゥサンは、FA承認選手が国内他球団へ移籍した場合と同じく、2015年のキム・ヒョンスの年俸(7億5000万ウォン)の2倍に相当する額の金銭か補償選手1名、ないしは3倍の金銭をLGに要求することができる。