キウムヒーローズからポスティングによるMLB(メジャーリーグベースボール)への移籍を公式に進めていたキム・ハソン内野手(25)は、アメリカ合衆国西部時間の2020年12月31日(韓国時間2021年1月1日)、サンディエゴ・パドレスと正式に契約した。契約期間は4年で基本が総額2800万ドル、インセンティブを含めると最大3200万ドルとなり、2025年はオプション契約となる。
右打者のキム・ハソンは2014年にキウムの前身に当たるネクセンヒーローズへ入団、新人だった2014年に一軍で60試合に出場し頭角を表すと、2015年には140試合に出場、ショートなど内野の主力選手となった。2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)の韓国代表にも選ばれ、2018年アジア競技大会では韓国代表の優勝により兵役免除の恩典を得た。2019 WBSCプレミア12にも韓国代表として出場した。2020年は138試合に出場、打率.306、30本塁打、109打点、23盗塁の成績だった。プロ7年間の通算成績は891試合に出場、打率.294、133本塁打、575打点、134盗塁。
キウムの前身のネクセンヒーローズからは2014年シーズンオフにカン・ジョンホ、2015年シーズンオフにパク・ピョンホがポスティングによりMLBへ移籍しており、キム・ハソンが球団史上3人目となった。
(文責 : ふるりん)