キウムヒーローズは11月25日、キム・ハソン内野手（25）のMLB（メジャーリーグベースボール）移籍のため、KBO（韓国野球委員会）にポスティング要請を公示した。キム・ハソンは2014年にキウムの前身に当たるネクセンヒーローズへ入団、プロ7年目を終えて海外ＦＡ（フリーエージェント）の権利行使が可能となっている。2019年シーズン終了後に球団と2020年シーズン終了後のポスティングによるMLB移籍が合意されていた。
右打者のキム・ハソンは新人だった2014年に一軍で60試合に出場し頭角を表すと、2015年には140試合に出場、ショートなど内野の主力選手となった。2017 WBC（ワールドベースボールクラシック）の韓国代表にも選ばれ、2018年アジア競技大会では韓国代表の優勝により兵役免除の恩典を得た。2019 WBSCプレミア12にも韓国代表として出場した。2020年は138試合に出場、打率.306、30本塁打、109打点、23盗塁の成績だった。プロ7年間の通算成績は891試合に出場、打率.294、133本塁打、575打点、134盗塁。
今後のポスティング申請はMLBとKBOとの選手契約協定に基づいて進められる。かつてキウムの前身ネクセンヒーローズからは2014年シーズンオフにカン・ジョンホ、2015年シーズンオフにパク・ピョンホがポスティングによりMLBへ移籍しており、もしキム・ハソンの移籍が決まれば球団史上3人目となる。
（文責 ： ふるりん）
