DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.31) 結果

6位キア、首位NCにサヨナラ勝ち

 

 10月31日、2020年レギュラーシーズン全日程が終了した。11月1日より年間総合優勝を決めるポストシーズンが開幕する(韓国シリーズは11月17日開幕予定)。

 

NC 3-4 キア  (光州)

(勝)チョン・ヘヨン 5勝4敗1S  (敗)パク・チヌ 2勝2敗

本塁打) キア : ユ・ミンサン 8号

 NCは2回表にキアの先発イム・ギヨンから9番チ・ソックンのタイムリーで2点を先制した。キアは5回裏にNCの先発シン・ミンヒョクから2番イ・ジニョンのタイムリー、3番ユ・ミンサンの本塁打で3-2と逆転した。NCの2番手リュ・ジヌクは6回裏に追加点を与えなかった。キアの2番手イ・ジュニョンは7回表途中から登板し3番手キム・ジェユルとともに無失点に抑えた。NCの3番手の高卒新人キム・テギョンは7回裏に追加点を与えなかった。キアの4番手ホン・サンサムは8回表を無失点に抑えた。NCの4番手の高卒新人アン・インサンは8回裏に追加点を与えなかった。

 キアは9回表にNCの5番手パク・チュンピョからチャンスを作ると、代わった6番手の高卒新人チョン・ヘヨンから相手のエラーで3-3の同点に追いついた。6位キアは9回裏にNCの5番手パク・チヌから8番チェ・ジョンヨンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、本拠地・光州で2020年シーズンの最終戦を飾った。キア打線ではチェ・ジョンヨンが3安打1打点と活躍。球団史上初の外国人監督であるウィリアムス監督が指揮したことで注目されたキアは前年より順位を1つ上げて6位となるも2年連続でポストシーズン進出を逃したが、チームの世代交代を推し進めることができた。すでにレギュラーシーズン初優勝、韓国シリーズ(11月17日開幕予定)出場を決めていたNCはこの試合を選手の調整の場に充てていた。

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キアは9回裏、チェ・ジョンヨンの内野安打でサヨナラ勝ち https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202010310100248140016815&servicedate=20201031

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(全日程終了)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    144  83  55  6  .601

2.KT    144  81  62  1  .566

3.トゥサン  144  79  61  4  .564

3.LG    144  79  61    4     .564

5.キウム   144  80  63  1     .559

6.キア    144  73  71  0  .507

7.ロッテ   144  71  72  1  .497

8.サムソン  144  64  75  5  .460

9.SK    144  51  92  1  .357

10.ハンファ  144    46  95  3  .326

 

(文責 : ふるりん