DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.23) 結果

4位トゥサン3連勝  7位キア、5連敗から脱出

 

 

NC 1-10 KT  (水原)

(勝)ソ・ヒョンジュン 8勝5敗  (敗)チェ・ソンヨン 2勝3敗

本塁打) KT : カン・ベッコ 14号、ロハス 30号、イ・ホング 2号 

 KTは2回裏にNCの先発チェ・ソンヨンから7番チャン・ソンウ、1番キム・ミンヒョク、2番ファン・ジェギュンのタイムリーで4点を先制した。NCは3回表にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから6番ノ・ジンヒョクのタイムリーで1点を返し、2番手パク・チョンスは4回裏まで追加点を与えなかった。KTは5回裏にNCの3番手イ・スンホンから4番カン・ベッコの本塁打で1点を追加し、2番手チョ・ヒョヌは6回表に追加点を与えなかった。KTは6回裏にNCの4番手パク・チヌから3番ロハス本塁打で3点を追加し、3番手ユ・ウォンサンは7回表を無失点に抑えた。

 NCの5番手ペ・ジェファンは7回裏に追加点を与えなかった。4番手チョン・ユスは8回表を無失点に抑え、KTは8回裏にNCの6番手キム・ジンソンから代打イ・ホングのSKからの移籍後初本塁打で2点を追加した。5番手ハ・ジュンホは9回表に相手の反撃を断ち、5位KTが勝利した。5回を1失点に抑えたソ・ヒョンジュンは8勝目。KT打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打1打点と活躍。首位NCでは先発チェ・ソンヨンが2回4失点で降板した。

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KTのロハスは6回裏に30号本塁打を記録 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=382&aid=0000849031

 

 

キア 8-7 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)チョン・サンヒョン 2勝1敗8S  (敗)チョ・サンウ 4勝2敗23S

本塁打) キア : タッカー 22号、ユ・ミンサン 4号、キム・ギュソン 2号 

 キアは1回表にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから2番タッカーの本塁打で1点を先制した。キウムは1回裏にキアの先発ブルックスから3番イ・ジョンフと4番の新外国人ラッセルのタイムリーで2-1と逆転し、5番キム・ウンビンの内野ゴロの間に1点を追加した。キアは2回表に6番ユ・ミンサンの本塁打で1点を返した。キアは6回表にキウムの2番手イ・ヨンジュンから4番ナ・ジワンの犠牲フライ、代打ファン・デイン、ユ・ミンサン、7番パク・チャンホのタイムリーで6-4と逆転した。キウムの3番手ヤン・ギヒョンと4番手チョ・ソンウンは追加点を与えなかった。

 キウムは7回裏に代打イ・ジヨンのタイムリーで1点を返した。キアの2番手イ・ジュニョン、3番手の高卒新人チョン・ヘヨンは無失点に抑えた。キウムの5番手キム・サンスは8回表に追加点を与えなかった。キウムは8回裏にキアの4番手チャン・ヒョンシクからキム・ウンビンのタイムリーで1点を返すと、代わった5番手ホン・サンサムからチャンスを拡大し、6番手キム・ミョンチャンから相手の暴投で6-6の同点に追いついた。キアは9回表にキウムの6番手チョ・サンウから9番キム・ギュソンの本塁打で1点を勝ち越し、代わった7番手ヤン・ヒョンからナ・ジワンのタイムリーで1点を追加した。

 キウムは9回裏にキアの7番手チョン・サンヒョンから途中出場の4番チョン・ビョンウのタイムリーで1点を返したが、7位キアが勝利し5連敗から脱出した。2位キウムは8回裏に同点とするも勝ち越せなかった。キウム打線ではイ・ジョンフが3安打1打点と活躍。

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キアは9回表にキム・ギュソンの本塁打で勝ち越し5連敗から脱出 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=109&aid=0004261307

 

 

ハンファ 4-3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ミヌ 3勝8敗  (セーブ)チョン・ウラム 1勝2敗10S  (敗)イム・チャンギュ 8勝5敗

本塁打) ハンファ : イ・ソンヨル 3号 

 ハンファは5回表にLGの先発イム・チャンギュから7番チェ・ジェフンのタイムリー、2番カン・ギョンハクの犠牲フライ、3番ソン・グァンミンのタイムリーで3点を先制した。LGは6回裏にハンファの先発キム・ミヌから3番チェ・ウンソンの内野ゴロの間に1点を返した。ハンファの2番手ユン・デギョン、3番手の大卒新人カン・ジェミンは無失点に抑えた。LGの2番手チェ・ソンフンは8回表途中まで追加点を与えなかった。ハンファの4番手キム・ジョンスは8回裏を無失点に抑えた。

 ハンファは9回表にLGの3番手ソン・ウンボムから代打イ・ソンヨルの本塁打で1点を追加した。LGは9回裏にハンファの5番手チョン・ウラムから7番ユ・ガンナムと9番チョン・ジュヒョンのタイムリーで2点を返したが、反撃もここまでで最下位ハンファが勝利した。6回途中まで1失点に抑えたキム・ミヌは3勝目。3位LGではイム・チャンギュが6回3失点で降板した。

 

 

トゥサン 8-1 SK  (仁川)

(勝)チェ・ウォンジュン 8勝  (敗)パク・チョンフン 7勝7敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 15,16号、オ・ジェイル 11号

 SKは1回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから2番コ・ジョンウクの犠牲フライで1点を先制した。トゥサンは3回表にSKの先発パク・チョンフンから1番チョン・スビンの打球を一塁から本塁へ送るのが間に合わず1-1の同点に追いつき、2番フェルナンデスと3番オ・ジェイルの2者連続本塁打で4-1と逆転した。トゥサンは4回表に9番チェ・ヨンジェのタイムリーで1点を追加しパク・チョンフンをノックアウトすると、この回代わったSKの2番手キム・セヒョンからフェルナンデスの2打席連続本塁打で2点を追加した。SKの3番手イ・テヤンは5回表、4番手キム・ジョンビンは6回表に追加点を与えなかった。

 トゥサンは7回表にSKの5番手チョン・ヨンイルから5番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を追加し、2番手クォン・ヒィは7回裏を無失点に抑えた。SKの6番手キム・テフンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンは8回裏を無失点に抑えた。SKの7番手キム・ジュオンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ホン・ゴンヒィは9回裏に相手の反撃を断ち、4位トゥサンが勝利し3連勝となった。6回を1失点に抑えたチェ・ウォンジュンは開幕8連勝。トゥサン打線ではフェルナンデスが3安打2本塁打4打点と活躍。9位SKでは先発パク・チョンフンが4回途中6失点で降板した。SK打線ではコ・ジョンウクが3安打1打点と活躍。

 

 

ロッテ 11-0 サムソン  (大邱

(勝)ストレイリー 8勝4敗  (敗)チェ・チェフン 6勝4敗

 (本塁打) ロッテ : イ・デホ 12,13号、ハン・ドンヒィ 11号

 ロッテは3回表にサムソンの先発チェ・チェフンから1番チョン・フンのタイムリーで1点を先制すると、代わった2番手チャン・ジフンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の満塁本塁打で4点を追加した。サムソンの3番手ホン・ジョンウは4回表まで、4番手キム・デウは5回表に追加点を与えなかった。ロッテは6回表にサムソンの5番手イ・スンヒョンからイ・デホのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加し、先発ストレイリーは6回裏まで無失点に抑えた。

 ロッテは7回表にサムソンの6番手クォン・オジュンから3番チョン・ジュヌのタイムリー、5番ハン・ドンヒィの本塁打などで5点を追加し、2番手キム・デウは7回裏を無失点に抑えた。サムソンの7番手イム・ヒョンジュンは追加点を与えなかった。ロッテの3番手パク・シヨンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの8番手チャン・ピルジュンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ハン・スンヒョクは9回裏に相手の反撃を断ち、6位ロッテが完封リレーで勝利した。ストレイリーは8勝目。ロッテ打線ではイ・デホが2本塁打5打点と活躍。先発チェ・チェフンが3回途中2失点で降板し打線も沈黙した8位サムソンは3連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(8月23日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     85  51  32  2  .614

2.キウム    93  55  38  0     .591

3.LG     90  51  38  1  .573

4.トゥサン   90  50  38  2  .568

5.KT     86  46  39     1    .541

6.ロッテ    85  44  40  1  .524

7.キア     87  45  42  0  .517

8.サムソン   90  41  48  1  .461

9.SK     90  30  59  1  .337

10.ハンファ     88  24  63  1  .276

 

(文責 : ふるりん