DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.25) 結果

首位NC6連勝  最下位ハンファ5連勝  

 

LG 1-7 NC  (昌原)

(勝)ソン・ミョンギ 4勝3敗  (敗)イム・チャンギュ 9勝7敗

本塁打) LG : ラモス 38号  NC : キム・ヒョンジュン 1号

 NCは1回裏にLGの先発イム・チャンギュから3番パク・ミヌの犠牲フライで1点を先制し、3回裏にパク・ミヌの犠牲フライ、6番ノ・ジンヒョクのタイムリーで3点、4回裏に9番キム・ヒョンジュン本塁打で1点を追加した。LGは6回表にNCの先発ソン・ミョンギから3番ラモスの3試合連続本塁打で1点を返した。NCは6回裏にLGの2番手リュ・ウォンソクから4番ヤン・ウィジへの押し出しの死球で1点を追加し、2番手ホン・ソンミンは7回表を無失点に抑えた。

 LGの3番手イ・サンギュは7回裏に追加点を与えなかった。3番手イム・チャンミンは8回表を無失点に抑え、NCは8回裏にLGの4番手キム・ジヨンからパク・ミヌのタイムリーで1点を追加した。4番手ソン・ジョンウクは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利し6連勝となった。6回を1失点に抑えたソン・ミョンギは4勝目。NC打線ではパク・ミヌが3打点と活躍。先発イム・チャンギュが5回5失点で降板したLGは4位に後退した。

 

 

SK 8-6 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)イ・テヤン 1勝  (敗)ヤン・ギヒョン 1敗

本塁打) SK : チョン・ヒョン 2号

 SKは5回表にキウムの先発チェ・ウォンテから相手の暴投で1点を先制した。キウムの2番手キム・ソンギと3番手オ・ジュウォンは6回表に追加点を与えなかったキウムの4番手キム・サンスも7回表に追加点を与えなかった。SKの先発ピントは7回裏まで無失点に抑えた。5番手アン・ウジンは8回表に追加点を与えず、キウムは8回裏にSKの2番手キム・テフンから相手のエラーで1-1の同点に追いつくと、代わった3番手ソ・ジニョンから3番ソ・ゴンチャンのタイムリーで2-1と逆転した。

  SKは9回表にキウムの6番手チョ・サンウから8番イ・ジェウォンの2点タイムリーで3-2と逆転した。キウムの7番手キム・テフンは追加点を与えなかった。キウムは9回裏にSKの4番手パク・ミンホからキム・ヘェソンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。さらにSKの5番手キム・テッキョンからチャンスを拡大したが、得点できず試合は延長に突入した。キウムの8番手ヤン・ヒョンは10回表を無失点に抑えた。SKの6番手イ・テヤンは10回裏まで無失点に抑えた。

 SKは11回表にキウムの9番手ヤン・ギヒョンから途中出場の4番チョン・ヒョンの本塁打で1点を勝ち越すと、代わった10番手イム・ギュビンから1番の大卒新人チェ・ジフン、2番オ・テゴンのタイムリーで4点を追加した。キウムは11回裏にSKの7番手キム・セヒョンからキム・ヘェソンと4番イ・ジョンフのタイムリーで3点を返したが、9位SKが勝利し7連敗から脱出した。イ・テヤンはハンファからの移籍後初勝利。チャンスを生かしきれなかった2位キウムは連勝が3で止まった。キウム打線ではイ・ジョンフが4安打2打点、キム・ヘェソンが3安打2打点と活躍。

f:id:takefumif:20200926052105j:plain

SKは11回表にチョン・ヒョンの本塁打などで勝ち越し7連敗から脱出 http://osen.mt.co.kr/article/G1111441505

 

 

 キア 3-7 KT  (水原)

(勝)デスパイネ 15勝7敗  (セーブ)キム・ジェユン 4勝3敗19S  (敗)チャン・ヒョンシク 4勝2敗

本塁打) KT : ムン・サンチョル 5号、ファン・ジェギュン 15号

 KTは1回裏にキアの先発チャン・ヒョンシクから3番ロハス本塁打で1点を先制した。キアは2回表にKTの先発デスパイネから9番パク・チャンホの2点タイムリーで逆転した。KTは2回裏に8番ムン・サンチョルの本塁打で3-2と逆転し、3回裏にキアの2番手ヤン・スンチョルから7番パク・キョンスのタイムリーで1点を追加した。さらにKTは6回裏にキアの3番手コ・ヨンチャンから2番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加した。キアの4番手キム・ギフンは追加点を与えなかった。KTの2番手チュ・グォンは8回表途中まで無失点に抑えた。

 KTは8回裏にキアの5番手ファン・インジュンからファン・ジェギュンの本塁打で2点を追加した。キアは9回表にKTの3番手キム・ジェウンから3番タッカーのタイムリーで1点を返したが、KTが勝利し単独3位に浮上した。7回途中まで2失点に抑えたデスパイネは球団史上初のシーズン15勝目を達成。KT打線ではファン・ジェギュンが4安打1本塁打3打点と活躍。6位キアでは先発チャン・ヒョンシクが3回途中4失点で降板した。キア打線ではパク・チャンホが3安打2打点、4番チェ・ヒョンウが3安打と活躍。

 

 

サムソン 4-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・チェフン 8勝6敗  (セーブ)オ・スンファン 2勝2敗14S  (敗)ユ・ヒィグァン 8勝10敗

本塁打) サムソン : カン・ハヌル 1号

 サムソンは1回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから相手のエラーで1点を先制した。トゥサンは1回裏にサムソンの先発チェ・チェフンから3番チェ・ジュファンのタイムリー、4番キム・ジェファンの犠牲フライで3-1と逆転した。サムソンは4回表に6番カン・ハヌルのプロ7年目にしての初本塁打で3-3の同点に追いつき、5回表に2番キム・サンスのタイムリーで4-3と逆転した。トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは8回表途中まで追加点を与えず、3番手イ・ヒョンスンに交代した。

 サムソンは8回裏から2番手イ・サンミン、3番手イ・スンヒョンと継投策をとった。トゥサンの4番手パク・チグクは9回表まで追加点を与えなかった。4番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏まで相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利し3連敗から脱出した。7回を3失点に抑えたチェ・チェフンは8勝目。5位トゥサンでは先発ユ・ヒィグァンが6回途中4失点で降板した。

f:id:takefumif:20200926053110j:plain

サムソンのカン・ハヌルは4回表にプロ7年目にして初本塁打 http://www.xportsnews.com/?ac=article_view&entry_id=1330066

 

 

ロッテ 5-6 ハンファ  (大田)

(勝)チョン・ウラム 3勝3敗13S  (敗)ソ・ジュヌォン 7勝8敗

本塁打) ロッテ : ソン・アソプ 8号、オ・ユンソク 1号  ハンファ : バーンズ 6号、ソン・グァンミン 8号、イ・ソンヨル 7号

 ロッテは1回表にハンファの先発キム・イファンから2番ソン・アソプの本塁打で2点を先制し、2回表に8番オ・ユンソクの本塁打で1点、3回表に7番ハン・ドンヒィのタイムリー、オ・ユンソクの犠牲フライで2点を追加した。ハンファは4回裏にロッテの先発ノ・ギョンウンから4番バーンズの2試合連続本塁打で1点を返し、2番手チャン・ミンジェは5回表まで無失点に抑えた。ハンファの3番手アン・ヨンミョンは6回表を無失点に抑えた。ハンファは6回裏に5番ノ・シファンのタイムリー、代わったロッテの2番手パク・チンヒョンから6番ソン・グァンミンの本塁打で計3点を返した。

 ハンファの4番手ユン・デギョンは7回表を無失点に抑え、5番手の大卒新人カン・ジェミンは8回表から登板した。ロッテの4番手の高卒新人チェ・ジュニョンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファは9回裏にロッテの5番手キム・ウォンジュンから途中出場の1番イ・ソンヨルの本塁打で5-5の同点に追いつき、試合は延長に突入した。ハンファの6番手チョン・ウラムは10回表まで無失点に抑えた。最下位ハンファは10回裏にロッテの6番手ソ・ジュヌォンからチャンスを作ると、代わった7番手キム・デウから3番ハ・ジュソクのタイムリーでサヨナラ勝ちしシーズン初の5連勝となった。リリーフが機能しなかった7位ロッテは3連敗。ロッテ打線ではソン・アソプが3安打2打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月25日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    114  69  42  3  .622

2.キウム   121  70  50  1     .583

3.KT    115  65  49     1    .570

4.LG    117  64  50  3  .561

5.トゥサン  116  60  52  4  .536

6.キア    113  60  53  0  .531

7.ロッテ   114  57  56  1  .504

8.サムソン  116  51  63  2  .447

9.SK    118  39  78  1  .333

10.ハンファ  116    36  78  2  .316

 

(文責 : ふるりん