DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.24) 結果

首位NC5連勝  最下位ハンファ4連勝  

 

LG 8-12 NC  (昌原)

(勝)キム・ジンソン 3勝  (敗)チェ・ドンファン 1勝1敗

本塁打) LG : チェ・ウンソン 11号、ラモス 36,37号、イ・ヒョンジョン 10号  NC : パク・ソンミン 11号、ヤン・ウィジ 23号

 LGは2回表にNCの先発チェ・ソンヨンから5番チェ・ウンソンの本塁打で2点を先制し、3回表に3番ラモスの2試合連続本塁打で3点を追加した。NCは4回裏にLGの先発の高卒新人イ・ミンホから9番キム・テグンのタイムリーで1点を返し、2番手キム・ゴンテは5回表まで追加点を与えなかった。LGは6回表にNCの3番手ソ・イヒョンから2番イ・ヒョンジョンの本塁打で2点を追加した。NCの3番手シン・ミンヒョクは6回表に追加点を与えなかった。NCは7回裏にLGの2番手イ・ジョンヨンから4番ヤン・ウィジと5番パク・ソンミンの2者連続本塁打で4点を返した。

 NCは8回裏にLGの3番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わった4番手チェ・ドンファンから途中出場の9番キム・ヒョンジュンと1番イ・ミョンギのタイムリーで7-7の同点に追いつき、5番手チョン・ウヨンからヤン・ウィジのタイムリー、パク・ソンミンの犠牲フライ、6番手ソン・ウンボムから途中出場の7番キム・ソンウク、途中出場の8番イ・サンホのタイムリーで5点を勝ち越し逆転した。NCの5番手キム・ジンソンは9回表途中まで無失点に抑え、LGは9回表にNCの6番手イム・ジョンホからラモスのこの試合2本目の本塁打で1点を返したが、2位NCが勝利した。NC打線ではヤン・ウィジが1本塁打4打点と活躍。3位LGではリリーフ陣が持ちこたえられなかった。LG打線ではラモスが2本塁打4打点と活躍。

 

 

SK 1-6 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)ヨキシュ 12勝4敗  (敗)イ・ゴヌク 6勝8敗

 SKは2回表にキウムの先発ヨキシュから6番オ・テゴンのタイムリーで1点を先制した。キウムは3回裏にSKの先発イ・ゴヌクから2番キム・ヘェソンの2点タイムリーで逆転すると、6回裏に6番ラッセルのタイムリーで1点を追加しイ・ゴヌクをノックアウトした。キウムは7回裏にSKの2番手キム・ジョンビンからキム・ヘェソンのタイムリー、3番ソ・ゴンチャンの犠牲フライ、4番イ・ジョンフのタイムリーで3点を追加した。SKの3番手キム・セヒョンは追加点を与えなかった。

  SKの4番手の高卒新人オ・ウォンソクは追加点を与えなかった。2番手イ・ヨンジュンと3番手ヤン・ヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、2位キウムが勝利し3連勝となった。8回を1失点に抑えたヨキシュは12勝目。キウム打線ではキム・ヘェソンが3打点と活躍。キム・ハソンは4回表にプロ野球史上初となる開幕から20回連続盗塁成功となった。先発イ・ゴヌクが6回途中3失点で降板した9位SKは7連敗。

 

 

 キア 5-3 KT  (水原)

(勝)ホン・サンサム 3勝5敗  (セーブ)パク・チュンピョ 4勝2S  (敗)ハ・ジュンホ 1敗

 キアは1回表にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。KTは2回裏にキアの先発ギャニオンから相手の暴投で1-1の同点に追いつき、3回裏に3番ロハスのタイムリーと相手のエラーで3-1と逆転した。キアは5回表に2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返し、6回表にKTの2番手チョ・ヒョヌから代打ファン・デインのタイムリーで3-3の同点に追いついた。KTの3番手イ・ボグンは無失点に抑えた。KTは7回表から4番手チュ・グォンを登板させた。

 2番手ホン・サンサムは7回裏を無失点に抑え、キアは8回表にKTの5番手ハ・ジュンホからキム・ソンビンのタイムリーで1点を勝ち越し、相手の守備の乱れもあって1点を追加した。KTの6番手チョン・ユスは追加点を与えなかった。キアは8回裏に3番手の高卒新人チョン・ヘヨン、4番手イ・ジュニョンを登板させた。KTの7番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は9回表に追加点を与えなかった。5番手パク・チュンピョが9回裏まで相手の反撃を断ち、6位キアが勝利した。キア打線ではチェ・ヒョンウが3安打1打点、8番ハン・スンテクが3安打と活躍。3位KTは継投が機能しなかった。

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キアは8回表にキム・ソンビンのタイムリーで勝ち越し https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202009240100235130015173&servicedate=20200924

 

 

サムソン 0-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・スンジン 1勝2敗  (セーブ)イ・ヨンハ 5勝9敗1S  (敗)キム・ユンス 3勝5敗

 トゥサンの先発チェ・ウォンジュンは6回表まで無失点に抑えた。サムソンの先発ライブリーは7回裏まで無安打無失点に抑えた。トゥサンの2番手イ・スンジンは8回表まで無失点に抑えた。トゥサンは8回裏にサムソンの2番手キム・ユンスから四球と敬遠でチャンスを作ると、代わった3番手イム・ヒョンジュンから4番キム・ジェファンのチーム初安打となるタイムリーで1点を先制した。サムソンの4番手イ・スンヒョンは追加点を与えなかった。

 トゥサンの3番手イ・ヨンハは9回表に相手の反撃を断ち、5位トゥサンが8回裏の1安打1得点のみ、完封リレーで勝利した。イ・スンジンはプロ7年目にして初勝利。イ・ヨンハはプロ5年目にして初セーブ。8位サムソンは投手陣が1安打1失点に抑えるも打線が沈黙し3連敗。

 

 

ロッテ 4-7 ハンファ  (大田)

(勝)キム・ジニョン 2勝3敗  (セーブ)パク・サンウォン 1勝1S  (敗)チェ・ジュニョン 2敗

本塁打) ハンファ : バーンズ 5号

 ハンファは2回裏にロッテの先発パク・セウンから4番バーンズの2試合連続本塁打で1点を先制し、4回裏に5番ノ・シファン、6番チェ・ジェフン、9番チェ・ジンヘンのタイムリーで3点を追加した。ロッテは5回表にハンファの先発サーポルドから1番チョン・フンの犠牲フライで1点を返し、6回表に6番マチャドのタイムリー、代わったハンファの2番手キム・ジョンスから8番オ・ユンソクへの押し出しの四球、9番キム・ジュンテの内野ゴロの間に4-4の同点に追いついた。ロッテの2番手パク・チンヒョンは6回裏を無失点に抑え、7回裏から3番手ク・スンミンを登板させた。

 4番手キム・ジニョンは8回表を無失点に抑え、ハンファは8回裏にロッテの4番手の高卒新人チェ・ジュニョンからチャンスを作り、代わった5番手キム・ウォンジュンから2番の高卒新人イム・ジョンチャンの走者一掃となるタイムリーで3点を勝ち越した。ロッテの6番手キム・ゴングクは追加点を与えなかった。4番手パク・サンウォンは9回表に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが勝利し2020年シーズン初の4連勝となった。パク・サンウォンはプロ4年目にして初セーブ。ハンファ打線ではバーンズが3安打1本塁打1打点と活躍。7位ロッテは4点差を追いつくもリリーフが持ちこたえられなかった。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月24日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    113  68  42  3  .618

2.キウム   120  70  49  1     .588

3.LG    116  64  49  3  .566

3.KT    114  64  49     1    .566

5.トゥサン  115  60  51  4  .541

6.キア    112  60  52  0  .536

7.ロッテ   113  57  55  1  .509

8.サムソン  114  50  63  2  .442

9.SK    117  38  78  1  .328

10.ハンファ  115    35  78  2  .310

 

(文責 : ふるりん