DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.17) 結果

KT4位浮上

 

NC 3-0 SK  (仁川)

(勝)ルチンスキー 15勝3敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝4敗22S  (敗)キム・テッキョン 1勝1敗

 (本塁打) NC : キム・ソンウク 5号、アルテール 24号

 SKの先発ムン・スンウォンは5回表まで無失点に抑え、2番手パク・ミンホは6回表、3番手キム・セヒョンは7回表を無失点に抑えた。NCの先発ルチンスキーは7回裏まで無失点に抑えた。NCは8回表にSKの4番手キム・テッキョンからチャンスを作ると、代わった5番手チョン・ヨンイルから3番パク・ミヌのタイムリーで1点を先制した。NCの2番手イム・チャンミンは8回裏を無失点に抑えた。

 NCは9回表にSKの6番手ソ・ジニョンから7番キム・ソンウクの2試合連続本塁打、8番アルテールの2者連続本塁打で2点を追加した。SKの7番手パク・ヒィスは追加点を与えなかった。3番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、首位NCが完封リレーで勝利した。ルチンスキーは最多勝争いトップの15勝目。打線が沈黙した9位SKは連勝が6で止まった。

 

 

ハンファ 2-5 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)ブリガム 7勝3敗  (セーブ)チョ・サンウ 4勝3敗27S  (敗)チャン・シファン 3勝12敗

 キウムは1回裏にハンファの先発チャン・シファンから3番キム・ハソンの内野ゴロの間に1点を先制した。ハンファは4回表にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から4番バーンズのタイムリー、7番カン・ギョンハクの犠牲フライで2-1と逆転した。キウムは4回裏に4番イ・ジョンフと7番ホ・ジョンヒョプのタイムリー、9番ピョン・サングォンの犠牲フライで5-2と逆転した。ハンファの2番手ユン・デギョンは5回裏まで追加点を与えなかった。

 ハンファの3番手キム・ジニョンは6回裏、4番手パク・サンウォンは7回裏に追加点を与えなかった。キウムの2番手アン・ウジンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの5番手キム・ジョンスは8回裏に追加点を与えなかった。3番手チョ・サンウが9回表に相手の反撃を断ち2位キウムが勝利した。7回を2失点に抑えたブリガムは7勝目。最下位ハンファでは先発チャン・シファンが4回途中5失点で降板した。

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キウムは4回裏のイ・ジョンフのタイムリーをきっかけに逆転 http://www.mydaily.co.kr/new_yk/html/read.php?newsid=202009171948666299&ext=na

 

 

ロッテ 1-9 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ウィルソン 9勝7敗  (敗)ソ・ジュヌォン 7勝5敗

本塁打) LG : イ・チョヌン 3号、キム・ヒョンス 21号

 LGは2回裏にロッテの先発ソ・ジュヌォンから8番ユ・ガンナムの内野ゴロの間に1点を先制し、3回裏に4番キム・ヒョンスと5番パク・ヨンテクのタイムリー、6番イ・チョヌンの本塁打で4点を追加した。ロッテの2番手コ・ヒョジュンは5回裏まで無失点に抑え、3番手イ・インボクは6回裏から登板した。LGの先発ウィルソンは7回表まで無失点に抑えた。

 LGは7回裏にロッテの3番手パク・シヨンからチャンスを作ると、代わった4番手チン・ミョンホからキム・ヒョンスの満塁本塁打で4点を追加した。5番手チャン・ウォンサムは8回裏に追加点を与えず、ロッテは9回表にLGの2番手チェ・ドンファンから5番ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を返したが、3位LGが勝利した。ウィルソンは9勝目。LG打線ではキム・ヒョンスが1本塁打5打点と活躍。7位ロッテでは先発ソ・ジュヌォンが4回途中5失点で降板した。

 

 

トゥサン 0-3 KT  (水原)

(勝)クエバス 8勝6敗  (セーブ)キム・ジェユン 4勝3敗18S  (敗)ユ・ヒィグァン 8勝9敗

 KTは1回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから2番ファン・ジェギュンと4番カン・ベッコのタイムリーで2点を先制し、2回裏にファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加しユ・ヒィグァンをノックアウトした。トゥサンの2番手キム・ミンギュは7回裏まで追加点を与えなかった。KTの先発クエバスは8回表まで無失点に抑えた。

 トゥサンの3番手キム・ガンニュルは8回裏に追加点を与えなかった。2番手キム・ジェユンは9回表に相手の反撃を断ち、KTが完封リレーで勝利し4位に浮上した。クエバスは8勝目。KT打線ではファン・ジェギュンが3安打2打点と活躍。先発ユ・ヒィグァンが2回途中3失点で降板し打線が沈黙したトゥサンは5位に後退した。

 

 

キア 12-2 サムソン  (大邱

(勝)イム・ギヨン 7勝8敗  (敗)キム・デウ 3勝6敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 17号、タッカー 27,28号

 サムソンは1回裏にキアの先発イム・ギヨンから3番ク・ジャウクのタイムリー、5番キム・ドンヨプの犠牲フライで2点を先制した。キアは2回表にサムソンの先発キム・デウから4番チェ・ヒョンウの2試合連続本塁打で1点を返すと、3回表に2番キム・ソンビンの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。キアは4回表に8番ハン・スンテク、9番パク・チャンホ、1番チェ・ウォンジュンのタイムリーなどで4点を勝ち越すと、代わったサムソンの2番手イ・サンミンから3番タッカーの本塁打で3点を追加した。キアは6回表にタッカーの2打席連続本塁打で2点を追加した。

 サムソンの3番手キム・ユンスは7回表に追加点を与えなかった。2番手パク・チンテは7回裏を無失点に抑え、キアは8回表にサムソンの4番手ノ・ソンホからタッカーの内野ゴロの間に1点を追加した。キアの3番手キム・ジェヨルは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの5番手イム・ヒョンジュンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ソ・ドグォンは9回裏に相手の反撃を断ち、6位キアが勝利した。6回を2失点に抑えたイム・ギヨンは7勝目。キア打線ではタッカーが2本塁打6打点、チェ・ウォンジュンが4安打1打点と活躍。8位サムソンでは先発キム・デウが4回途中8失点で降板した。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(9月17日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    106  62  41  3  .602

2.キウム   114  66  47  1     .584

3.LG    110  61  46  3  .570

4.KT    108  60  47     1    .561

5.トゥサン  109  58  47  4  .552

6.キア    106  57  49  0  .538

7.ロッテ   106  54  51  1  .514

8.サムソン  109  49  58  2  .458

9.SK    111  38  72  1  .345

10.ハンファ  109    30  77  2  .280

 

(文責 : ふるりん