DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.18) 結果

首位NC3連勝  KT3連勝でLGと同率3位

 

NC 9-5 SK  (仁川)

(勝)キム・ジンソン 1勝  (敗)イ・ゴヌク 6勝7敗

 (本塁打) NC : ヤン・ウィジ 19号  SK : ロマック 23,24号、コ・ジョンウク 2号

 NCは1回表にSKの先発イ・ゴヌクから4番ヤン・ウィジのタイムリーで2点を先制した。SKは1回裏にNCの先発イ・ジェハクから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で3-2と逆転した。NCは2回表に2番クォン・ヒィドンへの押し出しの死球、ヤン・ウィジの満塁本塁打で7-3と逆転した。SKは4回裏にロマックの2打席連続本塁打、5番コ・ジョンウクの2者連続本塁打で2点を返した。NCの2番手キム・ジンソンは5回裏まで、3番手ホン・ソンミンは6回裏を無失点に抑えた。SKの2番手シン・ジェウンは7回表に追加点を与えなかった。NCは7回裏から4番手キム・ゴンテを登板させた。

 SKの3番手イ・テヤンは8回表に追加点を与えなかった。NCの5番手イム・ジョンホ、6番手ムン・ギョンチャンは8回裏までに追加点を与えなかった。首位NCは9回表にSKの4番手キム・セヒョンから3番パク・ミヌとヤン・ウィジのタイムリーで2点を追加し、7番手ソ・イヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち勝利し3連勝となった。NC打線ではヤン・ウィジが4安打1本塁打7打点と活躍。9位SKでは先発イ・ゴヌクが6回7失点で降板した。SK打線ではロマックが2本塁打4打点、コ・ジョンウクが3安打1本塁打1打点と活躍。

 

 

ハンファ 2-0 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)ユン・デギョン 2勝  (セーブ)チョン・ウラム 2勝3敗12S  (敗)ヨキシュ 11勝4敗

 ハンファは3回表にキウムの先発ヨキシュから1番ノ・シファンの内野ゴロの間に1点を先制し、先発キム・イファンは5回裏途中まで無失点に抑え2番手ユン・デギョンに交代した。ハンファは7回表にキウムの2番手キム・サンスから代打カン・ギョンハクのタイムリーで1点を追加した。キウムの3番手ヤン・ギヒョンは追加点を与えなかった。ハンファの3番手の大卒新人カン・ジェミンは7回裏途中まで無失点に抑えた。

 キウムの4番手キム・ソンギは8回表に追加点を与えなかった。ハンファの4番手パク・サンウォンは8回裏まで無失点に抑えた。キウムの5番手オ・ジュウォンは9回表に追加点を与えなかった。5番手チョン・ウラムは9回裏に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが完封リレーで勝利した。2位キウムでは先発ヨキシュが7回途中まで2失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

ロッテ 5-3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)コ・ヒョジュン 1勝  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝2敗17S  (敗)チョン・ウヨン 3勝3敗5S

本塁打) LG : ヤン・ソックァン 2号

 LGは3回裏にロッテの先発サンプソンから4番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、4回裏に7番ヤン・ソックァンの本塁打で1点を追加した。ロッテは6回表にLGの先発チョン・チャンホンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返した。LGは6回裏に1番ホン・チャンギのタイムリーで1点を追加しサンプソンをノックアウトした。ロッテは7回表にLGの2番手チョン・ウヨンから代打キム・ジェユと1番チョン・フンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、2番手コ・ヒョジュンは7回裏まで無失点に抑えた。

 ロッテは8回表にチョン・ウヨンからチャンスを作ると、代わったLGの3番手ソン・ウンボムから7番イ・ビョンギュのタイムリーで2点を勝ち越した。LGの4番手チン・ヘスは追加点を与えなかった。ロッテの3番手ク・スンミンは8回裏を無失点に抑えた。LGの5番手イ・ジョンヨンは9回表に追加点を与えなかった。4番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、7位ロッテが勝利した。先発チョン・チャンホンが7回途中まで2失点に抑えるも打線の援護が十分でなかったLGはKTと同率3位に並ばれた。

 

 

トゥサン 4-5 KT  (水原)

(勝)チョン・ユス 4勝2敗1S  (敗)パク・チグク 3勝3敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 21号  KT : チャン・ソンウ 9号、ペ・ジョンデ 13号

 KTは1回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから4番カン・ベッコのタイムリー、5番チャン・ソンウの本塁打で4点を先制した。トゥサンは5回表にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから9番パク・セヒョクのタイムリー、2番チェ・ジュファンの犠牲フライで2点を返した。KTの2番手チョ・ヒョヌは6回表を無失点に抑え、3番手ハ・ジュンホは7回表から登板した。トゥサンの2番手イ・スンジンは7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンは8回表にKTの4番手チュ・グォンから4番キム・ジェファンの本塁打で1点を返すと、 3番手キム・ミョンシンは8回裏に追加点を与えなかった。

 トゥサンは9回表にKTの5番手キム・ジェユンからチェ・ジュファンのタイムリーで4-4の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。トゥサンの4番手イ・ヨンハは10回裏まで無失点に抑えた。KTの6番手チョン・ユスは11回表を無失点に抑えた。KTは11回裏にトゥサンの5番手パク・チグクから1番ペ・ジョンデの本塁打でサヨナラ勝ちし、3連勝でLGと同率3位に並んだ。KT打線ではカン・ベッコが3安打1打点と活躍。5位トゥサンは3連敗。

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11回裏のペ・ジョンデの本塁打でサヨナラ勝ちし3連勝となったKTは同率3位に浮上 http://osen.mt.co.kr/article/G1111437104

 

 

キア 13-5 サムソン  (大邱

(勝)チャン・ヒョンシク 4勝1敗  (敗)チェ・ジグァン 1勝3敗

本塁打) キア : キム・ミンシク 2号、キム・ギュソン 3号

 キアは2回表にサムソンの先発ライブリーから7番キム・ミンシクの本塁打で2点を先制し、3回表にキム・ミンシクと8番キム・テジンのタイムリーで2点、4回表に5番ナ・ジワンの犠牲フライで1点を追加した。サムソンは4回裏にキアの先発ギャニオンから6番イ・ウォンソクの犠牲フライで1点を返し、2番手イ・スンヒョンは5回表に追加点を与えなかった。サムソンは5回裏に2番キム・サンスのタイムリーと相手のエラーで2点を返し、3番手シム・チャンミンは7回表まで追加点を与えなかった。サムソンは7回裏にキアの2番手ホン・サンサムからチャンスを作ると、代わった3番手イ・ジュニョンから4番の新外国人パルカの2点タイムリーで5-5の同点に追いついた。

 サムソンは8回表から4番手イム・ヒョンジュンを登板させた。だがキアはこの回サムソンの5番手チェ・ジグァンから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わった6番手オ・スンファン(元阪神)から4番チェ・ヒョンウとナ・ジワンのタイムリーで3点を追加した。4番手チャン・ヒョンシクは8回裏まで無失点に抑え、キアは9回表にサムソンの7番手チョン・イヌクから途中出場の2番キム・ギュソンの満塁本塁打で4点を追加した。5番手コ・ヨンチャンは9回裏に相手の反撃を断ち6位キアが勝利した。キア打線ではキム・ミンシクが1本塁打3打点、チェ・ヒョンウが3安打2打点、キム・テジンが3安打1打点と活躍。8位サムソンは5点差を追いついたがリリーフが持ちこたえられなかった。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(9月18日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    107  63  41  3  .606

2.キウム   115  66  48  1     .579

3.LG    111  61  47  3  .565

3.KT    109  61  47     1    .565

5.トゥサン  110  58  48  4  .547

6.キア    107  58  49  0  .542

7.ロッテ   107  55  51  1  .519

8.サムソン  110  49  59  2  .454

9.SK    112  38  73  1  .342

10.ハンファ  110    31  77  2  .287

 

(文責 : ふるりん