ＬＧ2位浮上 最下位ハンファ、18連敗から脱出
キウム ５－９ ＮＣ （昌原）
（勝）イム・チャンミン ２勝 （敗）ヤン・ヒョン ２勝２敗１Ｓ
（本塁打） キウム ： キム・ヘェソン ４号 ＮＣ ： ナ・ソンボム １１号、クォン・ヒィドン ４号、アルテール ９号
ＮＣは2回裏にキウムの先発チョ・ヨンゴンから7番パク・ソンミンの内野ゴロの間に1点を先制し、3回裏に3番ナ・ソンボムの本塁打で2点を追加した。キウムは4回表にＮＣの先発キム・ジンホから7番キム・ヘェソンの2試合連続本塁打で3-3の同点に追いついた。ＮＣは4回裏にキウムの2番手ヤン・ヒョンからチャンスを作ると、代わった3番手イム・ギュビンから1番パク・ミヌの犠牲フライで1点を勝ち越した。ＮＣは5回裏に6番クォン・ヒィドンの本塁打で1点を追加し、2番手イム・チャンミンは6回表まで無失点に抑えた。ＮＣは6回裏にキウムの4番手キム・テフンから9番キム・チャンヒョンのタイムリーで1点を追加した。
キウムは7回表にＮＣの3番手イム・ジョンホから2番パク・ピョンホのタイムリーで1点を返した。ＮＣは7回裏にキウムの5番手イ・ヨンジュンから8番アルテールの本塁打で3点を追加し、4番手ペ・ジェファンは8回表まで無失点に抑えた。6番手ムン・ソンヒョンは8回裏まで追加点を与えず、キウムは9回表にＮＣの5番手の高卒新人イム・ヒョンウォンからチャンスを作ると、代わった6番手ウォン・ジョンヒョンからパク・ピョンホの犠牲フライで1点を返すも、反撃もここまでで首位ＮＣが勝利した。ＮＣ打線ではアルテールが3安打1本塁打3打点と活躍。4位キウムは継投策も功を奏せず主導権を握れなかった。
トゥサン ６－７ ハンファ （大田：サスペンデッドゲームより再開）
（勝）チョン・ウラム １勝１敗４Ｓ （敗）キム・ガンニュル １敗
（本塁打） トゥサン ： パク・コヌ ３号、フェルナンデス ７号、キム・ジェファン ８号 ハンファ ： キム・テギュン １号、ノ・シファン ４号
この試合は6月13日に開始された。トゥサンは1回表にハンファの先発の高卒新人ハン・スンジュから3番チェ・ジュファンのタイムリー、6番キム・ジェホの犠牲フライで2点を先制した。ハンファは1回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番キム・テギュン（元千葉ロッテ）の本塁打で2-2の同点に追いついた。トゥサンは2回表に1番パク・コヌの本塁打で1点を勝ち越し、試合はここで雨により中断した。再開後、代わったハンファの2番手イ・ヒョンホは2番フェルナンデスに2試合連続本塁打を喫し1点を追加された。ハンファは2回裏に7番ノ・シファンの本塁打で1点を返し、試合は3回裏途中で雨により再び中断となり、結局6月14日にサスペンデッドゲームとして再開されることになった。
再開後、ハンファは4回裏にトゥサンの2番手ホン・ゴンヒィから8番チェ・ジェフンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。トゥサンは5回表にハンファの3番手キム・ボムスから 5番キム・ジェファンの本塁打でを勝ち越した。4番手キム・ジニョンは追加点を与えず、ハンファは7回裏にトゥサンの3番手パク・チグクからチャンスを作ると、代わった4番手イ・ヒョンスンから2番チョン・ウヌォンの2点タイムリーで6-5と逆転した。
トゥサンは8回表にハンファの5番手チョン・ウラムから途中出場の4番イ・ユチャンのタイムリーで6-6の同点に追いついた。最下位ハンファは9回裏にトゥサンの5番手キム・ガンニュルからチャンスを作ると、代わった6番手ハム・トクチュから途中出場の5番ノ・テヒョンのプロ7年目にして初打点となるタイムリーでサヨナラ勝ちし、プロ野球史上最多タイの18連敗から脱出した。ハンファ打線ではキム・テギュンが3安打1本塁打2打点と活躍。トゥサンはＬＧと同率2位に並ばれた。トゥサン打線ではパク・コヌが3安打1本塁打1打点と活躍。
トゥサン ２－３ ハンファ （大田）
（勝）サーポルド ３勝４敗 （セーブ）ムン・ドンウク １Ｓ （敗）パク・チョンギ １敗
（本塁打） ハンファ ： チェ・ジェフン １号
ハンファは 3回裏にトゥサンの先発パク・チョンギから8番チェ・ジェフンの本塁打で1点を先制し、5回裏にトゥサンの2番手クォン・ヒョクから1番イ・ヨンギュのタイムリー、代わった3番手チェ・ジソンから3番ホイングへの押し出しの四球で計2点を追加した。トゥサンは6回表にハンファの先発サーポルドから1番パク・コヌのタイムリーなどで2点を返した。ハンファの2番手パク・サンウォンは7回表を無失点に抑えた。
トゥサンの4番手ユン・ミョンジュンは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファの3番手ファン・ヨングクは8回表を無失点に抑えた。トゥサンの5番手キム・ガンニュルは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ムン・ドンウクは9回表に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが勝利した。6回を2失点に抑えたサーポルドは3勝目。ムン・ドンウクはプロ7年目で初セーブ。先発パク・チョンギが5回途中3失点で降板したトゥサンは3位に後退。
ロッテ ６－１０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ケリー ３勝１敗 （敗）サンプソン １勝３敗
ロッテは1回表にＬＧの先発ケリーから4番イ・デホ（元福岡ソフトバンク）の本塁打で2点を先制し、4回表に7番オ・ユンソクと8番ハン・ドンヒィのタイムリーで2点を追加した。ＬＧは5回裏にロッテの先発サンプソンから8番ユ・ガンナムと1番イ・チョヌンのタイムリーで4-4の同点に追いつき、6回裏にＬＧの2番手オ・ヒョンテクからユ・ガンナムの2点タイムリーで逆転した。さらにこの回代わったロッテの3番手パク・シヨンから9番オ・ジファンのタイムリー、イ・チョヌンの犠牲フライ、2番キム・ヒョンスと4番チェ・ウンソンのタイムリーで4点を追加した。
ロッテは7回表にＬＧの2番手キム・デヒョンからチャンスを作ると、代わった3番手チン・ヘスからイ・デホと5番シン・ボンギのタイムリーで2点を返し、4番手イ・インボクは7回裏に追加点を与えなかった。ＬＧの4番手ソン・ウンボムは8回表を無失点に抑えた。ロッテの5番手キム・デウは8回裏に追加点を与えなかった。5番手チョン・ウヨンは9回表に相手の反撃を断ち、ＬＧが勝利し2位に浮上した。6回を4失点に抑えたケリーは3勝目。ＬＧ打線ではユ・ガンナムが4打点、イ・チョヌンが3打点と活躍。5位ロッテでは先発サンプソンが6回途中6失点で降板した。ロッテ打線ではイ・デホが1本塁打3打点と活躍。
キア ３－４ ＳＫ （仁川）
（勝）ハ・ジェフン １勝４Ｓ （敗）ホン・サンサム ２敗
（本塁打） キア ： タッカー １０号 ＳＫ ： チェ・ジョン ３，４号
ＳＫは3回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから1番キム・ガンミンのタイムリーで2点を先制し、先発イ・ゴヌクは5回表まで無失点に抑えた。2番手キム・ジョンビンは6回表を無失点に抑え、ＳＫは6回裏に3番チェ・ジョンの本塁打で1点を追加した。キアは7回表にＳＫの3番手パク・ミンホから6番キム・ジュチャンのタイムリーで1点、8回表にＳＫの4番手ソ・ジニョンから2番タッカーの本塁打で1点を返した。
キアは9回表にＳＫの5番手ハ・ジェフン（元東京ヤクルト）からチャンスを作り、内野ゴロで相手の送球が間に合わず3塁走者が生還し3-3の同点に追いついた。9位ＳＫは9回裏にキアの2番手ホン・サンサムからチェ・ジョンの2打席連続本塁打でサヨナラ勝ちし、4連敗から脱出した。ＳＫ打線ではチェ・ジョンが2本塁打2打点と活躍。5位キアでは先発ヤン・ヒョンジョンが7回を3失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。
ＫＴ ０－１２ サムソン （大邱）
（勝）ウォン・テイン ４勝１敗 （敗）ソ・ヒョンジュン ４勝３敗
（本塁打） サムソン ： イ・ハクチュ ４号、イ・ソンギュ ４号
サムソンは1回裏にＫＴの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから3番サラディーノと4番イ・ウォンソクのタイムリーで2点を先制し、3回裏に5番イ・ハクチュの本塁打で3点、5回裏に6番イ・ソンギュの本塁打で2点を追加しソ・ヒョンジュンをノックアウトした。先発ウォン・テインは6回表まで無失点に抑え、サムソンは6回裏にＫＴの2番手チョ・ヒョヌから2番ク・ジャウクのタイムリーで1点を追加した。2番手キム・ユンスは7回表を無失点に抑え、サムソンは7回裏にＫＴの3番手イ・サンドンからイ・ソンギュのタイムリー、7番の高卒新人キム・ジチャンの犠牲フライ、9番パク・ヘミンと1番キム・サンスのタイムリーで4点を追加した。
サムソンの3番手ホン・ジョンウは8回表を無失点に抑えた。ＫＴの4番手イ・ボグンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手イ・スンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、7位サムソンが完封リレーで勝利した。ウォン・テインは4勝目。サムソン打線ではイ・ハクチュが4安打1本塁打3打点、イ・ソンギュが1本塁打3打点、キム・サンスが3安打1打点と活躍。8位ＫＴでは先発ソ・ヒョンジュンが5回途中7失点で降板した。ＫＴ打線では8番ホ・ドファンが3安打と活躍。
【レギュラーシーズン 順位表】
（6月14日時点）
試合 勝 敗 分 勝率
１．ＮＣ ３５ ２６ ９ ０ .743
２．ＬＧ ３５ ２２ １３ ０ .629
３．トゥサン ３５ ２１ １４ ０ .600
４．キウム ３６ ２０ １６ ０ .556
５．キア ３６ １９ １７ ０ .528
６．ロッテ ３５ １８ １７ ０ .514
７．サムソン ３６ １７ １９ ０ .472
８．ＫＴ ３５ １３ ２２ ０ .371
９．ＳＫ ３５ １２ ２３ ０ .343
10．ハンファ ３６ ９ ２７ ０ .250
（文責 ： ふるりん）
