DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.27) 結果

首位NC4連勝  2位LG3連勝
 

キウム 3-10 NC  (昌原)

(勝)イ・ジェハク 2勝  (敗)ハン・ヒョンヒィ 1勝1敗

本塁打) キウム : ソ・ゴンチャン 3号  NC : カン・ジンソン 5号、ヤン・ウィジ 2号、パク・ソンミン 5号

 NCは1回裏にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから相手のエラーで1点を先制した。キウムは3回表にNCの先発イ・ジェハクから1番ソ・ゴンチャンの本塁打で1-1の同点に追いついた。NCは4回裏に8番の新外国人アルテールのタイムリー、相手のボークで2点を勝ち越した。ハンファは5回表に相手の暴投で1点を返した。NCは5回裏に5番パク・ソンミンのタイムリーで1点を追加しハン・ヒョンヒィをノックアウトすると、代わったキウムの2番手キム・ジェウンから代打カン・ジンソンの本塁打でさらに3点を追加した。

 NCは6回裏にキウムの3番手オ・ジュウォンから4番ヤン・ウィジとパク・ソンミンの2者連続本塁打で2点を追加した。NCの2番手カン・ユングは7回表途中から登板し、3番手ペ・ジェファンに交代した。キウムの4番手シン・ジェウンは7回裏に追加点を与えなかった。NCの4番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。5番手キム・ソンミンは8回裏に追加点を与えず、キウムは9回表にNCの5番手カン・ドンヨンから途中出場の2番キム・ジュヒョンのタイムリーで1点を返した。

 最後はNCの6番手キム・ゴンテが相手の反撃を断ち、首位NCが勝利し4連勝となった。7回途中まで2失点に抑えたイ・ジェハクは2勝目。NC打線ではパク・ソンミンが3安打1本塁打2打点、2番イ・ミョンギが3安打と活躍。先発ハン・ヒョンヒィが5回途中6失点で降板したキウムは3連敗。

 

 

LG 15-4 ハンファ  (大田)

(勝)チョン・チャンホン 1勝1敗  (セーブ)ヨ・ゴヌク 1勝1S  (敗)チャン・ミンジェ 1勝2敗

 (本塁打) LG : ラモス 9号、ユ・ガンナム 2号、オ・ジファン 2,3号、イ・ソンウ 1号  ハンファ : チョン・ウヌォン 1号、イ・へチャン 2号

 ハンファは1回裏にLGの先発チョン・チャンホンから1番チョン・ウヌォンの先頭打者本塁打で1点を先制した。LGは2回表にハンファの先発チャン・ミンジェから4番の新外国人ラモスの2試合連続本塁打、6番パク・ヨンテクのタイムリー、8番ユ・ガンナムの本塁打、2番キム・ヒョンスのタイムリーで5-1と逆転した。LGは4回表にハンファの2番手キム・ジョンスから9番オ・ジファンの本塁打、3番チェ・ウンソンとラモスのタイムリーで4点、5回表にオ・ジファンの2打席連続本塁打で1点を追加した。

 ハンファは5回裏に7番イ・へチャンの本塁打で2点を返し、3番手イ・チュンホは6回表に追加点を与えなかった。LGは7回表にハンファの4番手シン・ジョンナクからキム・ヒョンスのタイムリーで1点、8回表にハンファの5番手キム・ボムスから途中出場の8番イ・ソンウの満塁本塁打で4点を追加した。ハンファは8回裏にLGの2番手ヨ・ゴヌクから2チョン・ジンホの犠牲フライで1点を返し、6番手アン・ヨンミョンは9回表に追加点を与えなかった。

 2位LGはこのまま逃げ切り勝利し3連勝となった。6回を3失点に抑えたチョン・チャンホンは高卒新人だった2008年5月以来となる先発での勝利。LG打線ではオ・ジファンが3安打2本塁打3打点、キム・ヒョンスが3安打2打点、パク・ヨンテクが3安打1打点と活躍。先発チャン・ミンジェが3回6失点で降板したハンファは4連敗。

f:id:takefumif:20200527232830j:plain

2008年以来の先発勝利をあげたLGのチョン・チャンホン http://sports.khan.co.kr/sports/sk_index.html?art_id=202005272217003&sec_id=510201&pt=nv

 

 

SK 2-4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

 (勝)ユ・ヒィグァン 2勝1敗  (セーブ)ハム・トクチュ 1勝3S  (敗)ムン・スンウォン 1敗

 トゥサンは1回裏にSKの先発ムン・スンウォンから4番キム・ジェファンの犠牲フライで1点を先制した。SKは3回表にトゥサンの先発湯・ヒィグァンから4番ロマック(元横浜DeNA)への押し出しの四球で1-1の同点に追いついた。トゥサンは5回裏に2番フェルナンデスとキム・ジェファンのタイムリーで3点を勝ち越した。SKの2番手パク・ミンホと3番手パク・ヒィスは追加点を与えなかった。

 SKは8回表にトゥサンの2番手パク・チグクからチャンスを作ると、代わった3番手ハム・トクチュから6番チョン・ウィユンの犠牲フライで1点を返し、4番手チョン・ヨンイルは8回裏に追加点を与えなかった。ハム・トクチュは相手の反撃を断ちトゥサンが勝利した。7回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンは2勝目。最下位SKでは先発ムン・スンウォンが5回途中4失点で降板した。SK打線では2番の大卒新人チェ・ジフンが3安打と活躍。

 

 

サムソン 11-1 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ウォン・テイン 2勝1敗  (敗)パク・セウン 3敗

本塁打) サムソン : パク・ケェボム 1号、サラディーノ 2号

 サムソンは1回表にロッテの先発パク・セウンから2番パク・ケェボムの本塁打で1点を先制した。ロッテは1回裏にサムソンの先発ウォン・テインから相手のエラーで1-1の同点に追いついた。サムソンは2回表に6番の新外国人サラディーノの本塁打で1点、4回表に9番パク・スンギュのタイムリーで1点、5回表に4番イ・ウォンソクの犠牲フライで1点を追加した。ロッテの2番手チン・ミョンホは追加点を与えなかった。

 サムソンは6回表にロッテの3番手パク・シヨンからイ・ウォンソクのタイムリー、代わった4番手イ・インボクからサラディーノの犠牲フライで計3点、7回表にロッテの5番手キム・デウからパク・ケェボムとイ・ウォンソクのタイムリーで3点、8回表にロッテの6番手カン・ドンホから1番イ・ハクチュの犠牲フライで1点を追加した。2番手チャン・ジフンは9回裏に相手の反撃を断ち、サムソンが勝利した。8回を1失点に抑えたウォン・テインは2勝目。サムソン打線ではイ・ウォンソクが5打点、パク・ケェボムが3安打1本塁打2打点と活躍。ロッテでは先発パク・セウンが5回途中4失点で降板した。

 

 

キア 0-5 KT  (水原)

(勝)デスパイネ 2勝   (敗)イム・ギヨン 1勝3敗

 KTは1回裏にキアの先発イム・ギヨンから3番チョ・ヨンホのタイムリーで1点を先制し、4回裏に4番ロハスと7番ペ・ジョンデのタイムリーで2点を追加し、先発の新外国人デスパイネは無失点を続けた。KTは7回裏にキアの2番手ホン・ゴンヒィからチャンスを作り、相手の送球が本塁に間に合わず1点を追加した。

 KTは8回裏にもキアの3番手キム・ヒョンジュンから6番パク・キョンスの犠牲フライで1点を追加した。2番手キム・ジェユンは9回表に相手の反撃を断ち、KTが完封リレーで勝利した。8回を無失点に抑えたデスパイネは2勝目。KT打線ではペ・ジョンデが3安打1打点と活躍。キアでは先発イム・ギヨンが5回3失点で降板し打線が沈黙した。

f:id:takefumif:20200527233307j:plain

3安打1本塁打と活躍したKTのペ・ジェソン http://osen.mt.co.kr/article/G1111361908

 

 (文責 : ふるりん