DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.20) 結果

KT5連勝で単独3位浮上

 

NC 7-2 ロッテ  (釜山・社稷ダブルヘッダー第1戦)

(勝)ライト 10勝5敗  (敗)イ・スンホン 1敗

 (本塁打) ロッテ : キム・ジェユ 1号

 NCは3回表にロッテの先発イ・スンホンから相手の暴投で2点を先制し、5回表に3番パク・ミヌのタイムリー、代わったロッテの2番手オ・ヒョンテクから5番カン・ジンソンと6番パク・ソンミンのタイムリーで計5点を追加した。NCの先発ライトは6回裏まで無失点に抑えた。ロッテは7回裏にNCの2番手キム・ジンソンから相手のエラーで1点を返した。

 NCの3番手キム・ゴンテは8回裏を無失点に抑えた。3番手チャン・ウォンサムは9回表まで追加点を与えず、ロッテは9回裏にNCの4番手ペ・ミンソから途中出場の1番キム・ジェユのプロ6年目にしての初本塁打で1点を返すも首位NCが勝利した。ライトは韓国1年目にして10勝を達成。NC打線ではパク・ミヌが3安打2打点と活躍。7位ロッテでは先発イ・スンホンが5回途中6失点で降板した。

 

 

NC 6-2 ロッテ  (釜山・社稷ダブルヘッダー第2戦)

(勝)イム・チャンミン 6勝1敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝4敗23S  (敗)ノ・ギョンウン 4勝7敗

 (本塁打) NC : ヤン・ウィジ 21,22号

 ロッテは3回裏にNCの先発パク・チヌから2番ソン・アソプと3番チョン・ジュヌのタイムリーで2点を先制し、パク・チヌをノックアウトした。NCの2番手キム・ジンソンは追加点を与えなかった。NCは4回表にロッテの先発ノ・ギョンウンから4番ヤン・ウィジの本塁打で1点を返し、3番手ホン・ソンミンは4回裏に追加点を与えなかった。NCは5回表に3番パク・ミヌの犠牲フライで2-2の同点に追いつき、5回裏から4番手イム・ジョンホを登板させた。NCは6回表にノ・ギョンウン、代わったロッテの2番手ソ・ジュヌォンからチャンスを作ると、3番手コ・ヒョジュンから1番イ・ミョンギのタイムリーで3-2と逆転し、4番手ク・スンミンからパク・ミヌのタイムリーで2点を追加した。

 NCの5番手イム・チャンミンは6回裏まで無失点に抑え、6番手ソ・イヒョンは7回裏から登板した。ロッテの5番手の高卒新人チェ・ジュニョンは8回表に追加点を与えなかった。NCの6番手ムン・ギョンチャンは8回裏途中まで無失点に抑えた。首位NCは9回表にロッテの6番手キム・ウォンジュンからヤン・ウィジのこの試合2本目の本塁打で1点を追加し、7番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏まで相手の反撃を断ち勝利した。NC打線ではパク・ミヌが3安打3打点、ヤン・ウィジが2本塁打2打点と活躍。7位ロッテでは先発ノ・ギョンウンが6回途中3失点で降板した。 

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NCのパク・ミヌは3安打3打点 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202009210100190360012498&servicedate=20200920

 

 

キウム 6-14 サムソン  (大邱

 (勝)ブキャナン 14勝6敗  (敗)チョ・ヨンゴン 3勝2敗

本塁打) キウム : キム・ウンビン 8号  サムソン : キム・ドンヨプ 14,15号、イ・ウォンソク 11号

  サムソンは1回裏にキウムの先発チョ・ヨンゴンから5番キム・ドンヨプの本塁打で3点を先制した。キウムは3回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から2番キム・ヘェソンと3番ソ・ゴンチャンのタイムリーで2点を返した。サムソンは3回裏にキウムの2番手イム・ギュビンからキム・ドンヨプの2打席連続本塁打で2点を追加した。キウムの3番手キム・テフンは追加点を与えなかった。サムソンは4回裏にキウムの4番手キム・ソンギから相手のエラーで1点、5回裏にキウムの5番手ヤン・ギヒョンから9番キム・ホンゴンのタイムリーで1点を追加した。

 キウムは6回表に6番イ・ジヨンのタイムリーで1点を返した。サムソンは6回裏にキウムの6番手キム・ソンミンからキム・ドンヨプと6番カン・ハヌルのタイムリー、代わった7番手チョ・ソンウンからも含め計3点を追加した。キウムは7回表にサムソンの2番手シム・チャンミンから2番キム・ヘェソン、代わった3番手イム・ヒョンジュンから4番イ・ジョンフのタイムリーで計2点を返した。サムソンは7回裏に3番ク・ジャウクのタイムリー、4番イ・ウォンソクの2試合連続本塁打で3点を追加した。キウムは8回表にサムソンの4番手イ・スンヒョンから7番キム・ウンビンの本塁打で1点を返した。

 8位サムソンは8回裏にキウムの8番手イ・ヨンジュンから途中出場の2番の高卒新人キム・ジチャンのタイムリーで1点を追加し、5番手ホン・ジョンウは9回表に相手の反撃を断ち勝利し4連敗から脱出した。6回を3失点に抑えたブキャナンは14勝目。先発全員安打の18安打を記録したサムソン打線ではキム・ドンヨプが3安打2本塁打6打点、カン・ハヌルが3安打1打点と活躍。2位キウムでは先発チョ・ヨンゴンが1回3失点で降板するなど投手陣が失点を重ねた。

 

 

LG 5-6 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・ヨンハ 5勝9敗  (敗)コ・ウソク 2敗11S

本塁打) LG : ラモス 34号、キム・ミンソン 4号  トゥサン : キム・ジェファン 23号

 LGは1回表にトゥサンの先発アルカンタラから3番ラモスの本塁打で2点を先制し、2回表に7番キム・ミンソンの本塁打で1点を追加した。トゥサンは3回裏にLGの先発イ・ウチャンから4番キム・ジェファンの3試合連続本塁打で2点を返した。LGは5回表に2番オ・ジファンとラモスのタイムリーで2点を追加し、2番手チェ・ドンファンは5回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの2番手パク・チグクは6回表に追加点を与えなかった。LGの3番手キム・デヒョンは6回裏から登板した。トゥサンの3番手ホン・ゴンヒィは7回表に追加点を与えなかった。

 4番手キム・ガンニュルは8回表に追加点を与えず、トゥサンは8回裏にLGの4番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わった5番手チョン・ウヨンから1番ホ・ギョンミンのタイムリー、途中出場の3番キム・インテへの押し出しの四球で2点を返すと、6番手コ・ウソクからキム・ジェファンへの押し出しの四球で5-5の同点に追いついた。5番手イ・ヨンハは9回表を無失点に抑え、トゥサンは9回裏にコ・ウソクから9番パク・セヒョクのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちし4連敗から脱出、5位に浮上した。トゥサン打線ではキム・ジェファンが1本塁打3打点と活躍。終盤に逆転を許したLGは4位に後退。LG打線ではラモスが3安打1本塁打3打点と活躍。

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9回表を無失点に抑えたトゥサンのイ・ヨンハ http://osen.mt.co.kr/article/G1111438025

 

 

KT 10-2 SK  (仁川)

(勝)デスパイネ 14勝7敗  (敗)チョ・ヨンウ 2勝1敗

本塁打) KT : ムン・サンチョル 4号

 KTは1回表にSKの先発チョ・ヨンウから3番ロハスの犠牲フライなどで2点を先制した。SKは2回裏にKTの先発デスパイネから相手のエラーで1点を返した。SKの2番手キム・テフンは6回表まで追加点を与えなかった。KTは7回表にSKの3番手パク・ミンホから8番チョ・ヨンウのタイムリーで1点を追加し、2番手ハ・ジュンホは7回裏を無失点に抑えた。KTは8回表にSKの4番手キム・テッキョンから4番カン・ベッコのタイムリー、代打ムン・サンチョルの本塁打で4点を追加した。

 SKは8回裏にKTの3番手イ・ボグンから9番パク・ソンハンのタイムリーで1点を返した。KTは9回表にSKの5番手の高卒新人オ・ウォンソクから5番ユ・ハンジュンのタイムリーなどで3点を追加すると、4番手ユ・ウォンサンは9回裏に相手の反撃を断ち勝利し、5連勝で単独3位に浮上した。6回を1失点に抑えたデスパイネは14勝目。先発チョ・ヨンウが5回途中2失点で降板した9位SKは4連敗。

 

 

ハンファ 11-3 キア  (光州)

(勝)ユン・デギョン 3勝  (敗)イ・ジュニョン 2敗

本塁打) ハンファ : カン・ギョンハク 4号  キア : タッカー 29号

 ハンファは2回表にキアの先発キム・ギフンから9番ソン・グァンミンのタイムリーで1点を先制し、5回表にキアの2番手チャン・ヒョンシクから5番ハ・ジュソクのタイムリーで1点を追加した。キアは5回裏にハンファの先発キム・ミヌから2番キム・ソンビンのタイムリー、3番タッカーの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。2番手ユン・デギョンは6回裏を無失点に抑え、ハンファは6回表にキアの3番手イ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わった4番手ホン・サンサムから4番バーンズの犠牲フライ、6番チェ・ジェフンのタイムリー、5番手キム・ミョンチャンから途中出場の7番の高卒新人イム・ジョンチャンのタイムリー、ソン・グァンミンへの押し出しの四球で計4点を勝ち越した。

 3番手パク・サンウォンは7回裏を無失点に抑え、ハンファは8回表にキアの6番手ヤン・スンチョルから途中出場の4番ノ・スグァン、イム・ジョンチャンのタイムリーで2点を追加した。キアは8回裏にハンファの4番手の大卒新人カン・ジェミンからタッカーの本塁打で1点を返した。最下位ハンファは9回表にキアの7番手キム・ジェユルから途中出場の2番カン・ギョンハクの本塁打で3点を追加し、5番手キム・ジニョンが9回裏に相手の反撃を断ち勝利した。ハンファ打線ではソン・グァンミンが3安打2打点と活躍。キアは連勝が3で止まり6位に後退した。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(9月20日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    110  65  42  3  .607

2.キウム   117  67  49  1     .578

3.KT    111  63  47     1    .573

4.LG    113  62  48  3  .564

5.トゥサン  112  59  49  4  .546

6.キア    109  59  50  0  .541

7.ロッテ   110  56  53  1  .514

8.サムソン  112  50  60  2  .455

9.SK    114  38  75  1  .336

10.ハンファ  112    32  78  2  .291

 

(文責 : ふるりん