LGツインスは12月18日、2020年のFA(フリーエージェント)選手となっていたソン・ウンボム投手(35)と契約期間2年、契約金3億ウォン、年俸(インセンティブあり)7億ウォンの総額最大10億ウォンで再契約した。
右腕のソン・ウンボムは高校卒業後、2003年にSKへ入団し、新人の年に一軍で45試合に登板、6勝を記録した。その後SKの主力投手に成長、2009年に自己最多の12勝を記録するなど、主に先発として起用され2010年まで3度の韓国シリーズ優勝に貢献した。また2010年アジア競技大会韓国代表に選ばれ優勝したため、兵役免除の恩典を受けた。2013年シーズン途中の5月にキアへトレードで移籍し、2014年シーズン終了後に初めてFAとなりハンファへ移籍した。
ハンファでは不振が続いたが、2018年は自己最多の68試合に登板、7勝10ホールドを記録するなどリリーフとして活躍した。だが2019年シーズンは不調で未勝利が続くと、7月にLGへトレードで移籍してから復調し2チーム合計で63試合に登板、2勝6敗1セーブ9ホールド、防御率5.25の成績でオフシーズンに2度目のFAとなった。プロ17年間の通算成績は560試合に登板、81勝90敗25セーブ45ホールド、防御率4.60。LGでは投手陣の世代交代が進む中、経験豊富なベテランとして重宝されると思われる。
(12月18日時点の為替レート:1億ウォンが約939万1400円。)
(文責:ふるりん)