ハンファとLGの間で、ソン・ウンボム投手(35)とシン・ジョンナク投手(32)の1対1トレードが7月29日付で成立した。ともにリリーフ陣の強化が狙いと思われる。
右腕ソン・ウンボムは高校卒業後の2003年にSKへ入団し、2009年には自己最多の12勝を記録、2010年までのSKの3回の韓国シリーズ優勝に貢献した。2010年にはアジア競技大会に野球韓国代表として出場し、優勝により兵役免除の恩典を受けた。2013年シーズン途中の5月にトレードでキアへ移籍し、2014年シーズンオフにFA(フリーエージェント)を申請しハンファへと移籍した。2018年はハンファで主にリリーフで7勝と好成績だったが、2019年シーズンはこれまで37試合に登板、0勝3敗1セーブ4ホールド、防御率5.14の成績だった。自身4球団目となるLGでの復調が期待される。
右腕シン・ジョンナクは大学卒業後の2010年にLGへ入団し、横投げの利点を生かして2013年には先発として起用され自己最多の9勝を記録した。2014年シーズン終了後に軍へ入隊し、2017年からLGに復帰すると中継ぎとして起用され同年は10セーブ12ホールドを記録した。2019年シーズンはこれまで23試合に登板、1勝1敗4ホールド、防御率9.47の成績だった。こちらも新天地での復調が期待される。
(文責:ふるりん)