2021年のFA(フリーエージェント)選手だったチャ・ウチャン投手(33)は2月3日、前所属球団のLGツインスと契約期間2年、総額最大20億ウォン(年俸3億ウォン、インセンティブ合計7億ウォン)で再契約した。
左腕チャ・ウチャンは高校卒業後の2006年にサムソンへ入団、2009年に一軍初勝利を含む6勝を記録した。2010年に初めて10勝を記録し先発として活躍を続け、2014年には自己最多の21ホールドを記録するなどリリーフとしても起用されサムソンの韓国シリーズ4連覇に貢献した。同年には仁川アジア競技大会の韓国代表に選ばれ優勝により兵役免除の恩典を受けた。
2016年シーズン終了後に初めてFAとなりLGへ移籍した。LGでは先発として起用され2019年まで5年連続10勝以上を記録するも、2020年は故障で8月以降一軍登板がなく、13試合で5勝5敗、防御率5.34の成績でシーズン終了後に2度目のFAとなった。プロ15年間の通算成績は452試合に登板、110勝78敗1セーブ32ホールド、防御率4.50。また2013年と2017年のWBC(ワールドベースボールクラシック)、2015年と2019年のWBSCプレミア12の韓国代表にも選ばれた。
(文責 : ふるりん)