DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.30) 結果

首位SK4連敗から脱出

 

SK 2-0 サムソン  (大邱

(勝)ムン・スンウォン 10勝6敗  (セーブ)ハ・ジェフン 5勝3敗32S  (敗)ライブリー 1勝3敗 

 SKは2回表にサムソンの先発の新外国人ライブリーから7番ナ・ジュファンのタイムリーで2点を先制した。ライブリーは3回表以降追加点を与えなかった。SKの先発ムン・スンウォンは6回裏まで無失点に抑え、2番手ソ・ジニョンも7回裏を無失点に抑えた。サムソンの2番手イム・ヒョンジュンは8回表から登板した。SKの3番手キム・テフンは8回裏を無失点に抑えた。

 3番手チェ・ジグァンは9回表まで追加点を与えなかった。4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、首位SKが完封リレーで勝利し4連敗から脱出した。ムン・スンウォンはプロ8年目にして初の2ケタ勝利となる10勝目。8位サムソンでは先発ライブリーが7回を2失点に抑えるも打線が沈黙した。 


  

トゥサン 3-1 KT  (水原

(勝)イ・ヨンハ 13勝4敗  (セーブ)ユン・ミョンジュン 5勝1敗1S  (敗)アルカンタラ 11勝10敗

 トゥサンは5回表にKTの先発アルカンタラから1番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を先制し、6回表に6番キム・ジェホのタイムリーで1点を追加した。 KTは6回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから2番パク・スンウクのタイムリーで1点を返した。トゥサンは7回表にKTの2番手チョン・ユスから4番フェルナンデスのタイムリーで1点を追加した。

 トゥサンの2番手クォン・ヒョクは8回裏から、3番手イ・ヒョンボムは9回裏途中からそれぞれ登板した。4番手ユン・ミョンジュンが相手の反撃を断ち2位トゥサンが勝利した。7回を1失点に抑えたイ・ヨンハは13勝目。ユン・ミョンジュンは2016年9月以来のセーブ。6位KTでは先発アルカンタラが7回途中まで3失点に抑えるも打線の反撃が弱かった。

 

 

ロッテ 2-5 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)キム・ドンジュン 8勝3敗  (敗)パク・セウン 2勝4敗

本塁打)ロッテ : チョン・ジュヌ 21号  キウム : サンズ 27号

 キウムは1回裏にロッテの先発パク・セウンから3番イ・ジョンフと5番サンズのタイムリーで2点を先制し、2回裏に1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは4回表にキウムの先発ヤン・ヒョンからチャンスを作ると、代わった2番手キム・ドンジュンから相手のエラーで1点を返した。3番手ハン・ヒョンヒィは6回表を無失点に抑え、キウムは6回裏にロッテの2番手コ・ヒョジュンからソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を追加した。

 4番手キム・サンスは7回表を無失点に抑え、キウムは7回裏にロッテの3番手チン・ミョンホからサンズの本塁打で1点を追加した。ロッテの4番手ソン・スンジュンは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテは9回表にキウムの5番手ユン・ヨンサムから4番チョン・ジュヌの本塁打で1点を返したが、3位キウムが勝利した。キウム打線ではサンズが3安打1本塁打2打点、ソ・ゴンチャンが3安打2打点と活躍。最下位ロッテでは先発パク・セウンが5回3失点で降板した。

 

 

ハンファ 1-0 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)チャド・ベル 7勝9敗  (セーブ)チョン・ウラム 4勝2敗19S  (敗)チャ・ウチャン 11勝8敗

 ハンファは2回表にLGの先発チャ・ウチャンから7番チェ・ジェフンの併殺打の間に1点を先制し、先発チャド・ベルは無失点を続けた。チャ・ウチャンは3回表以降追加点を与えなかった。ハンファの2番手イ・テヤンは7回裏途中から登板した。LGの2番手チン・ヘスは8回表から登板し、3番手キム・デヒョンは追加点を与えなかった。

 LGの4番手ソン・ウンボムも9回表に追加点を与えなかった。3番手チョン・ウラムは相手の反撃を断ち、9位ハンファが完封リレーで勝利した。チャド・ベルは7勝目。4位LGの先発チャ・ウチャンは7回を1失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

キア 8-2 NC  (昌原)

(勝)キム・ギフン 3勝5敗  (敗)イ・ジェハク 7勝4敗

 (本塁打)キア : キム・ジュチャン 3号  NC : ヤン・ウィジ 17号

 キアは1回表にNCの先発イ・ジェハクから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。NCは1回裏にキアの先発の高卒新人キム・ギフンから 4番ヤン・ウィジの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。キアは2回表に2番キム・ソンビンのタイムリーなどで2点、3回表に8番ファン・ユンホのタイムリーで2点を追加した。NCは3回裏に4番ヤン・ウィジの本塁打で1点を返した。キアは5回表にNCの2番手キム・ゴンテから6番キム・ジュチャンの本塁打で1点、6回表にNCの3番手キム・ジンソンからチェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加した。

 キアの2番手パク・チュンピョと3番手ハ・ジュニョンは無失点に抑えた。NCの4番手イム・チャンミンは8回表に追加点を与えなかった。キアの4番手チョン・サンヒョンは8回裏まで無失点に抑えた。NCの5番手チャン・ヒョンシクは9回表に追加点を与えなかった。5番手イム・ギジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、7位キアが勝利した。5回を2失点に抑えたキム・ギフンは3勝目。キア打線ではファン・ユンホが4安打2打点、チェ・ヒョンウが3打点と活躍。5位NCでは先発イ・ジェハクが4回途中5失点で降板した。

f:id:takefumif:20190831002437j:plain

4安打2打点と活躍したキアのファン・ユンホ(http://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=201908300100249850017360&servicedate=20190830 より)。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(8月30日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    125  80  44  1  .645

2.トゥサン  123  75  48  0  .610

3.キウム   127  75  51  1  .595

4.LG    122  66  55  1  .545

5.NC    122  61  60  1  .504

6.KT       125    61  62     2    .496

7.キア    123  52  69  2  .430

8.サムソン  120  50  69  1  .420   

.ハンファ  122  46  76  0     .377

10.ロッテ   123  44  76  3  .367

(文責 : ふるりん