DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手ジェイク・スモリンスキーと契約へ

 NCダイノスは7月4日、2019年シーズンの新外国人選手としてジェイク・スモリンスキー外野手(30)と契約することを明らかにした。近日中に韓国でメディカルテストを受けてから最終的に契約する方針。NCは3日にエディ・バトラー投手(28)、クリスティアンベタンコート捕手(27)と2人の外国人選手をウェーバー公示し、代役としてクリスティアン・フリードリック投手(31)との契約を発表している。

 アメリカ合衆国出身の右打者ジェイク・スモリンスキーは2007年にMLB(メジャーリーグベースボール)・フロリダマーリンズと契約し、マーリンズ傘下、テキサスレンジャース傘下のマイナーリーグを経て、2014年にレンジャースで初めてメジャーリーグに昇格した。2015年6月、オークランドアスレチックスに移籍し、2016年には自身最多となるメジャーリーグで99試合に出場した。2019年シーズンはタンパベイレイズとマイナー契約を結び、レイズ傘下のAAA級マイナーリーグのチームで67試合に出場、打率.270、12本塁打、46打点、9盗塁の成績だった。メジャーリーグでの通算5年間の成績は235試合に出場、打率.235、16本塁打、67打点、3盗塁。マイナーリーグでの通算13年間の成績は打率.267、85本塁打、407打点、70盗塁。

 7月3日時点でNCは勝率5割未満の5位と4位以上とは大きく差をつけられ、6位以下との差が小さいため、レギュラシーズン後半の巻き返し、2017年以来2年ぶりのポストシーズン進出(2018年は最下位)へ向けてクリスティアン・フリードリック、ジェイク・スモリンスキーと2名の新外国人選手との契約に至ったとみられる。

 

(文責:ふるりん