ネクセンは7日、2018年シーズンの外国人選手として契約していたマイケル・チョイス外野手（28）をウェーバー公示し退団させ、新外国人選手としてジェリー・サンズ外野手（30）と年俸総額10万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の右打者マイケル・チョイスはメジャーリーグベースボール（MLB）で通算9本塁打を記録し、2017年7月にネクセンと契約し同年は46試合で17本塁打を記録した。2018年シーズンもネクセンと最契約したが、8月5日まで96試合に出場、打率.258、17本塁打、61打点、2盗塁の成績で、主力打者としては物足りないと判断されたと思われる。チョイスの韓国での2年間の通算成績は142試合に出場、打率.274、34本塁打、103打点、2盗塁。
アメリカ合衆国出身の右打者ジェリー・サンズは2011年にロサンゼルスドジャースで初めてメジャーリーグベースボール（MLB）へ昇格し、同年は4本塁打・26打点を記録した。その後2014年タンパベイレイズ、2015年クリーブランドインディアンズ、2016年シカゴホワイトソックスでそれぞれメジャーリーグに出場した。2017年は当初アトランティックリーグ・サマーセットリバーキャッツに所属していたが、途中でサンフランシスコジャイアンツ傘下のマイナーリーグチームに移籍した。2018年シーズンのサンフランシスコジャイアンツ傘下のAA級、AAA級のマイナーリーグチームの成績の合計は100試合に出場、打率.269、16本塁打、46打点、4盗塁。メジャーリーグベースボールでの5年間の通算成績は156試合に出場、打率.238、10本塁打、57打点、3盗塁。マイナーリーグでの11年間の通算成績は1200試合に出場、打率.272、180本塁打、609打点、37盗塁。
ネクセンは8月5日時点で5位だが勝率5割未満、また順位争いも熾烈であり、2年ぶりのポストシーズン進出（レギュラーシーズン5位以上）確保のために新外国人野手ジェリー・サンズが最後の大きな補強となる。
