DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

示範競技 結果(3.12)

 3月12日、2019年示範競技が開幕した。20日まで各球団8試合ずつ合計40試合が実施され、レギュラーシーズンは3月23日に開幕する。

 

SK 1-4 キア  (光州)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 1勝  (セーブ)ムン・ギョンチャン 1S  (敗)キム・テッキョン 1敗

本塁打) SK : ロマック 1号

 SKの先発キム・グァンヒョンは4回裏まで、キアの先発の新外国人ターナーは5回表まで無失点に抑えた。2番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は5回裏、3番手ムン・スンウォンは6回裏を無失点に抑え、SKは7回表に2番手ヤン・ヒョンジョンから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1点を先制した。

 キアは7回裏にSKの4番手キム・テッキョンから相手のエラーや暴投で3-1と逆転し、代わった5番手パク・ミンホ(軍から除隊され復帰)から相手のエラーで1点を追加した。キアの3番手コ・ヨンチャンは8回表、SKの6番手チョン・ヨンイルは8回裏を無失点に抑えた。4番手ムン・ギョンチャンは9回表に相手の反撃を断ち、キアが示範競技初勝利をあげた。

 

 

トゥサン 2-3 ハンファ  (大田)

(勝)キム・イファン 1勝  (セーブ)チョン・ウラム 1S  (敗)ホン・サンサム 1敗

 トゥサンは1回表にハンファの先発キム・ジェヨンから3番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を先制し、4番キム・ジェファンの内野ゴロの間に1点を追加し、先発チャン・ウォンジュンは2回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの2番手キム・スンフェは3回裏、3番手チェ・デソンは4回裏を無失点に抑えた。2番手イム・ジュンソプは5回表を無失点に抑え、ハンファは5回裏にトゥサンの4番手イ・ヒョンスンから途中出場の6番ヤン・ソンウの犠牲フライで1点を返した。

 3番手の高卒新人キム・イファンは6回表を無失点に抑え、ハンファは6回裏にトゥサンの5番手ホン・サンサムから途中出場の6番チャン・ジンヒョクの2点タイムリーで逆転した。ハンファの4番手ソン・チャンシクは7回表、トゥサンの6番手ユン・ミョンジュンは7回裏、ハンファの5番手の大卒新人パク・ユンチョルは8回表、トゥサンの7番手ハム・トクチュは8回裏を無失点に抑えた。6番手チョン・ウラムが9回表に相手の反撃を断ち、ハンファが示範競技初勝利をあげた。トゥサン打線では1番ホ・ギョンミンが3安打と活躍。

 

 

LG 1-4 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ヨキシュ 1勝  (セーブ)ハン・ヒョンヒィ 1S  (敗)ウィルソン 1敗

本塁打) キウム : パク・ピョンホ 1号  

 キウムは1回裏にLGの先発ウィルソンから2番パク・ピョンホの本塁打で1点を先制し、4回裏に5番キム・ハソンのタイムリーで2点を追加した。LGは5回表にキウムの先発の新外国人ヨキシュから5番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を返し、2番手チン・ヘスと3番手ユ・ウォンソクは5回裏を無失点に抑えた。キウムの2番手キム・ソンミンは6回表まで無失点に抑えた。

 LGの4番手シン・ジョンナクは6回裏、キウムの3番手イ・ボグンは7回表を無失点に抑えた。LGの5番手チェ・ソンフンと6番手チェ・ドンファンは7回裏を無失点に抑えた。キウムの4番手オ・ジュウォンは8回表、LGの7番手ヨ・ゴヌクは8回裏を無失点に抑えた。5番手ハン・ヒョンヒィは9回表に相手の反撃を断ち、キウムが示範競技初勝利をあげた。

 

 

KT 12-13 サムソン  (大邱

(勝)キム・スンヒョン 1勝  (敗)チュ・グォン 1敗

本塁打) KT : パク・キョンス 1号、ユ・ハンジュン 1号、チャン・ソンウ 1,2号  サムソン : カン・ミンホ 1号、チェ・ヨンジン 1号、ソン・ジュイン 1号

 KTは1回表にサムソンの先発ユン・ソンファンから2番パク・キョンスの本塁打で1点を先制し、2回表に5番ユ・ハンジュンと8番チャン・ソンウの本塁打、1番ファン・ジェギュンと3番カン・ベッコのタイムリーで4点を追加した。サムソンは2回裏にKTの先発の新外国人クエバスから7番カン・ミンホの本塁打で2点を返した。KTは3回表に8番チャン・ソンウの2打席連続本塁打で1点、4回表にサムソンの2番手イム・ヒョンジュンからユ・ハンジュンと6番ユン・ソンミンのタイムリーで3点を追加した。サムソンは4回裏に9番キム・サンスの犠牲フライなどで2点を返した。

 サムソンは5回裏に4番ラフのタイムリーで1点を返すと、代わったKTの2番手イ・ジョンヒョンから5番キム・ホンゴンのタイムリーでもう1点を返し、3番手キム・デウは6回表まで無失点に抑えた。サムソンは6回裏にKTの3番手キム・ミンから途中出場の2番チェ・ヨンジンの本塁打、5番キム・ドンヨプのタイムリーなどで10-9と逆転すると、代わったKTの4番手の高卒新人イ・サンドンから途中出場の9番の高卒新人キム・ドファンのタイムリーで1点を追加した。

 サムソンの4番手ホン・ジョンウは7回表、KTの5番手ぺ・ジェソンは7回裏、サムソンの5番手チェ・ジグァンは8回表、KTの6番手キム・ジェユンは8回表を無失点に抑えた。KTは9回表にサムソンの6番手キム・スンヒョンから途中出場の6番ムン・サンチョルと途中出場の1番ソン・ミンソプのタイムリーなどで12-11と逆転した。サムソンは9回裏にKTの7番手チュ・グォンから途中出場の8番ソン・ジュインの本塁打で同点に追いつくと、途中出場の3番キム・ソンフンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、示範競技初勝利をあげた。サムソン打線ではキム・ドンヨプが3安打1打点、KT打線ではユ・ハンジュンが1本塁打3打点、チャン・ソンウが2本塁打と活躍。

 

 

NC 4-6 ロッテ  (上東)

(勝)ラリー 1勝  (セーブ)チン・ミョンホ 1S  (敗)ク・チャンモ 1敗

本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 1号、チョン・フン 1号

 ロッテは2回裏にNCの先発ク・チャンモから9番シン・ボンギのタイムリーと相手のエラーで2点を先制した。NCは3回表にロッテの先発ラリーから2番クォン・ヒィドンのタイムリーで1点を返した。ロッテは3回裏に3番チョン・ジュヌと5番チョン・フンの本塁打で4点を追加した。NCは4回表に6番モ・チャンミンの犠牲フライで1点、5回表に1番パク・ミヌのタイムリーで1点を返した。

 NCは6回表にロッテの2番手ソン・スンジュンから5番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返し、2番手パク・チヌは6回裏まで無失点に抑えた。NCの3番手ユン・ジウン(LGから移籍)と4番手ホン・ソンムは7回裏を無失点に抑えた。ロッテは8回表から3番手パク・シヨン、4番手コ・ヒョジュンと継投をとった。NCの5番手チャン・ヒョンシクは8回裏を無失点に抑えた。5番手チン・ミョンホが相手の反撃を断ち、ロッテが示範競技初勝利をあげた。

(文責 : ふるりん