第1回優勝チームの韓国代表、大会2連覇だけでなくオリンピック野球2連覇への第一歩へ
2回目の開催となる野球の国際大会、2019 WBSCプレミア12(11月2日~17日)のオープニングラウンド(11月2日~8日)の組み合わせが抽選により決定された。韓国代表は高尺スカイドーム開催のグループCに入り、キューバ、カナダ、オーストラリアと対戦することになった。詳細な日程は未発表。なおメキシコ開催のグループAはメキシコ、アメリカ合衆国、ドミニカ共和国、オランダ、台湾開催のグループBは台湾、日本、ベネズエラ、プエルトリコが入った。
オープニングラウンド3グループのうち上位2チームは11月11日から16日、6チームからなるスーパーラウンド(日本・東京ドームと千葉マリンスタジアム)に進出し、上位2チームが11月17日の決勝(東京ドーム)に進出する(3位決定戦も開催)。
なお、2019 WBSCプレミア12は2020年東京オリンピック野球の予選も兼ねている。開催国日本を除くアジア・オセアニア地域(韓国、台湾、オーストラリア)のチーム中最上位、そのほかの南北アメリカ大陸・ヨーロッパ地域(アメリカ合衆国、カナダ、キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、メキシコ、ベネズエラ、オランダ)のチーム中最上位のそれぞれ1チームずつがオリンピック野球への出場権を得る。ただし、どちらの地域の1位であってもスーパーラウンドへ進出できなかった場合はオリンピック野球へ出場できず、2020年3月に台湾で開かれる大陸間オリンピック最終予選に割り振られる。
野球韓国代表は第1回の開催だった2015年大会で優勝しており、2019年11月には大会2連覇がかかるだけでなく、優勝した2008年北京オリンピック以来再開されるオリンピック野球での2連覇に向けての第一歩となる。
(文責:ふるりん)