DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン速報(2018.10.12)

キア5位確定


NC 2-13 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ユ・ヒィグァン 10勝10敗  (敗)王維中 7勝10敗
本塁打)  トゥサン : キム・ジェホ 16号、ヤン・ウィジ 23号
 NCは1回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから5番スクラッグスのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは1回裏にNCの先発王維中から3番パク・コヌの2点タイムリーで同点に追いつき、2回裏に7番キム・ジェホの本塁打で3-2と逆転した。さらにトゥサンは4回裏に5番ヤン・ウィジの本塁打で1点を追加すると、代わったNCの2番手パク・チヌから8番オ・ジェウォンのタイムリー、代わった3番手ク・チャンモから1番ペク・ミンギの犠牲フライで計2点を追加した。
 トゥサンは7回裏にNCの3番手ノ・ソンホから途中出場の1番チョン・ジンホ、2番チョン・スビンのタイムリー、代わった4番手キム・ゴンテからヤン・ウィジのタイムリー、途中出場の6番イ・ビョンヒィのプロ2年目での初打点となるタイムリー、キム・ジェホのタイムリー、5番手ミン・テホから代打チャン・スンヒョンのプロ6年目での初打点となるタイムリーで計7点を追加した。2番手キム・ガンニュルは相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利した。7回途中まで2失点に抑えたユ・ヒィグァンは2013年以降6年連続で2ケタ勝利となる10勝目。トゥサン打線ではヤン・ウィジが4安打1本塁打2打点、キム・ジェホが3安打1本塁打2打点、チョン・スビンが3安打2打点と活躍。最下位NCでは王維中が4回途中5失点で降板した。


ネクセン 10-5 KT  (水原)
(勝)ハン・ヒョンヒィ 11勝7敗  (敗)クム・ミンチョル 8勝12敗
本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 42号
 ネクセンは1回表にKTの先発クム・ミンチョルから2番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を先制した。KTは1回裏にネクセンの先発イ・スンホから4番ロハスのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ネクセンは2回表に1番イ・ジョンフのタイムリーで1点を勝ち越し、KTは2回裏に7番ユン・ソンミンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ネクセンは3回表に4番パク・ピョンホの本塁打で2点を勝ち越しクム・ミンチョルをノックアウトした。さらに5回表にKTの2番手チュ・グォンから3番サンズのタイムリー、代わった3番手イ・ジョンヒョクから相手のパスボール、4番手キム・テオから7番イム・ビョンウクの犠牲フライで計3点を追加した。
 KTは5回裏にネクセンの2番手ハン・ヒョンヒィから2番イ・ジニョンと3番ユ・ハンジュンのタイムリーで3点を返した。ネクセンは6回表にKTの4番手オム・サンベクからサンズのタイムリーで1点を追加し、3番手ブリガム(元東北楽天)は7回裏まで無失点に抑えた。KTの5番手チョン・ソンゴンは追加点を与えなかった。ネクセンの4番手イ・ボグンは8回裏を無失点に抑えた。ネクセンは9回表にKTの7番手キム・ジェユンから6番キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。
 KTの8番手キム・サユルは追加点を与えなかった。5番手イ・サンミンは相手の反撃を断ち、4位ネクセンが勝利した。ネクセン打線ではパク・ピョンホが3安打1本塁打2打点、サンズが3安打2打点、イ・ジョンフが3安打1打点と活躍。9位KTではクム・ミンチョルが3回途中4失点で降板。KT打線ではイ・ジニョンが3安打2打点と活躍。


ロッテ 4-6 キア  (光州)
(勝)キム・ユンドン 7勝6敗4S  (セーブ)ユン・ソンミン 8敗11S  (敗)ク・スンミン 7勝4敗
本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 32,33号
 キアは1回裏にロッテの先発キム・ウォンジュンから4番アン・チホンと5番キム・ジュチャンのタイムリーで3点を先制した。ロッテは4回表にキアの先発イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から3番チョン・ジュヌの2試合連続本塁打で1点を返し、6回表に7番チョン・ビョンウのタイムリーで1点差とすると、代わったキアの2番手キム・ユンドンから相手のエラーで3-3の同点に追いついた。そして7回表にチョン・ジュヌのこの試合2本目となる本塁打で4-2と逆転した。
 キアは7回裏にロッテの2番手オ・ヒョンテクからチャンスを作ると、代わった3番手ク・スンミンから3番チェ・ヒョンウのタイムリー、アン・チホンのタイムリーで6-4と逆転した。ロッテの4番手ユン・ギルヒョン、5番手コ・ヒョジュンは追加点を与えなかった。3番手イム・ギジュンと4番手ユン・ソンミンは相手の反撃を断ち、キアが勝利し5位を確定させ3年連続ポストシーズン進出を決めた。ロッテは6位以下が確定し2年連続ポストシーズン進出はならなかった。ロッテではキム・ウォンジュンが5回3失点で降板。7位に後退したロッテ打線ではチョン・ビョンウが3安打1打点と活躍。