DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   NC5連勝で最下位脱出  8位ロッテ5連敗

トゥサン 13−9 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)フランコフ 18勝3敗  (敗)ノ・ギョンウン 6勝6敗
本塁打) トゥサン : チョン・スビン 1,2号、キム・ジェファン 39,40号、オ・ジェイル 20号  ロッテ : チョン・ジュヌ 26号
 ロッテは1回裏にトゥサンの先発フランコフから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回表にロッテの先発ノ・ギョンウンから9番チョン・スビンの2016年8月以来の本塁打、4番キム・ジェファンの2試合連続本塁打、6番オ・ジェイルの2試合連続本塁打で7-1と逆転した。ロッテは3回裏にイ・デホのタイムリーで1点を返した。トゥサンは4回表にチョン・スビンの2打席連続本塁打で2点を追加した。ロッテの2番手ユン・ギルヒョンは追加点を与えなかった。
 トゥサンは7回表にロッテの3番手チョン・テスンから7番キム・ジェホのタイムリーで2点を追加した。ロッテは7回裏にトゥサンの2番手キム・ガンニュルから2番ソン・アソプのタイムリー、代わった3番手カン・ドンヨンから3番チェ・テインのタイムリーで計2点、8回裏に1番チョン・ジュヌの本塁打で3点を返した。トゥサンは9回表にロッテの4番手の大卒新人チョン・ソンジョンからチャンスを作ると、代わった5番手コ・ヒョジュンからキム・ジェファンの自身初となるシーズン40本目、この試合2本目となる本塁打で2点を追加した。
 ロッテは9回裏にトゥサンの4番手キム・スンフェから途中出場の6番チョン・ビョンウのプロ4年目にしての初打点となるタイムリー、代わった5番手パク・チグクから途中出場の7番の高卒新人ハン・ドンヒィのタイムリーで計2点を返した。だが首位トゥサンが逃げ切り勝利した。6回途中まで2失点に抑えたフランコフは最多勝争いトップの18勝目。トゥサン打線ではチョン・スビンが3安打2本塁打5打点、キム・ジェファンが2本塁打5打点と活躍。ノ・ギョンウンが5回9失点で降板した8位ロッテは5連敗。


KT 3−8 SK  (仁川)
(勝)ムン・スンウォン 7勝8敗  (敗)クム・ミンチョル 8勝10敗
本塁打) KT : ファン・ジェギュン 21号、オ・テゴン 12号  SK : ハン・ドンミン 31号
 SKは1回裏にKTの先発クム・ミンチョルから4番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を先制した。KTは2回表にSKの先発ムン・スンウォンから5番ファン・ジェギュンの本塁打で1-1の同点に追いついた。SKは2回裏に8番カン・スンホのタイムリーで1点を勝ち越した。KTは3回表に1番オ・テゴンの2試合連続本塁打で3-2と逆転した。SKは3回裏に5番ハン・ドンミンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、4回裏に相手のエラーで2点を勝ち越した。SKは5回裏にクム・ミンチョルからハン・ドンミンの本塁打、代わったKTの2番手イ・ジョンヒョクから9番キム・ガンミンのタイムリーで計3点を追加した。
 SKは7回表から2番手キム・テフンを登板させた。KTの3番手コ・チャンソンは7回裏に追加点を与えなかった。SKの3番手パク・ヒィスは8回表、KTの4番手リュ・ヒィウンは8回裏を無失点に抑えた。4番手イ・スンジンは9回表に相手の反撃を断ち、2位SKは3連勝となった。6回を3失点に抑えたムン・スンウォンは7勝目。SK打線ではハン・ドンミンが1本塁打3打点、チョン・ウィユンとカン・スンホが3安打1打点と活躍。KTはクム・ミンチョルが5回途中8失点で降板し3連敗で最下位に転落。


ハンファ 7−3 サムソン  (大邱
(勝)イム・ジュンソプ 1勝  (敗)ユン・ソンファン 5勝8敗
本塁打) ハンファ : ホイング 28号、キム・テギュン 10号、チョン・グヌ 9号  サムソン : ク・ジャウク 14号
 ハンファは1回表にサムソンの先発ユン・ソンファンから4番ホイングの2試合連続本塁打、6番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の本塁打で4点を先制した。サムソンは1回裏にハンファの先発ユン・ギュジンから3番ク・ジャウクの本塁打で3点を返した。ハンファは4回表に1番チョン・グヌの本塁打で3点を追加した。サムソンは5回表から2番手ユン・ソンファン、ハンファは5回裏途中から2番手イム・ジュンソプを登板させた。
 サムソンの3番手チョン・イヌクは7回表まで追加点を与えなかった。ハンファの3番手アン・ヨンミョンは7回裏途中まで無失点に抑え、4番手クォン・ヒョクも無失点だった。サムソンの4番手イム・ヒョンジュンは8回表、5番手キム・ヨンハは9回表に追加点を与えなかった。5番手パク・サンウォンは相手の反撃を断ち、3位ハンファが勝利した。軍から除隊されて間もないイム・ジュンソプは2015年3月以来の勝利。6位サムソンではユン・ソンファンが4回7失点で降板した。サムソン打線ではク・ジャウクが3安打1本塁打3打点と活躍。


ネクセン 4−5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)シン・ジョンナク 2勝3敗  (敗)オ・ジュウォン 3勝6敗1S
本塁打) ネクセン : サンズ 2号  LG : イム・フン 2号
 ネクセンは3回表にLGの先発ウィルソンから1番イ・ジョンフの内野ゴロの間に1点を先制し、3番の新外国人サンズの本塁打で2点を追加した。LGは3回裏にネクセンの先発ハン・ヒョンヒィから1番イム・フンの本塁打で1点、7回裏に代打ソ・サンウのタイムリーで1点を返した。ネクセンは8回表にサンズのタイムリーで1点を追加したが、LGは8回裏にネクセンの2番手イ・ボグンからチャンスをつくり、代わった3番手キム・サンスから相手のエラーで1点を返した。
 2番手チョン・チャンホンは9回表に相手の追加点を許さず、LGは9回裏にネクセンの3番手キム・サンスから相手の暴投で4-4の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。3番手チン・ヘス、4番手シン・ジョンナクは勝ち越し点を与えず、5位LGは10回裏にネクセンの4番手オ・ジュウォンから途中出場の5番チョン・ジュヒョンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。LG打線では2番オ・ジファンが3安打と活躍。ネクセン打線ではサンズが1本塁打3打点と活躍。4位ネクセンでは7回途中まで2失点に抑えたハン・ヒョンヒィを打線が援護できなった。ネクセン打線ではサンズが1本塁打3打点と活躍。


キア 4−5 NC  (馬山)
(勝)イ・ミンホ 5勝3敗14S  (敗)ユン・ソンミン 5敗8S
本塁打) キア : ユ・ミンサン 3号  NC : パク・ミヌ 4号、クォン・ヒィドン 4号、モ・チャンミン 11号
 NCは1回裏にキアの先発イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から1番パク・ミヌの先頭打者本塁打で1点を先制し、4回裏に2番クォン・ヒィドンと4番モ・チャンミン本塁打で2点、5回裏にクォン・ヒィドンのタイムリーで1点を追加した。キアは6回表にNCの先発王維中から5番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を返し、7回裏から2番手ムン・ギョンチャンを登板させた。NCも8回表から2番手キム・ジンソンを登板させた。
 キアは9回表にNCの3番手イ・ミンホから代打ユ・ミンサンの本塁打で4-4の同点に追いついた。NCは9回裏にキアの3番手ユン・ソンミンからクォン・ヒィドンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、5連勝で最下位から脱出した。NC打線ではクォン・ヒィドンが1本塁打3打点、パク・ミヌが3安打1本塁打1打点と活躍。7位キアは9回表に同点とするも3連敗。キア打線では2番キム・ソンビンが3安打と活躍。