今回は、韓国式のボールパークの元祖・仁川SK幸福ドリーム野球場です。
2002年にSKワイバーンズの本拠地として完成してからはや15年たちますが、年々野球場の内外でリニューアルが進み新鮮さを保ち続けています。
2017年より、最寄りの文鶴競技場(ムナクキョンギジャン)駅を通る仁川交通公社1号線には、このようなSKワイバーンズのキャラクターや野球場をイメージした車両も走っています。
運よく野球場に向かうときに乗ることができれば気分が高まりますね。
そして文鶴競技場駅から野球場への街路には、2017年より「W Road」と称してSKワイバーンズに関する壁画が並ぶ街路も登場しました。
2016年より外野センター後方に韓国の野球場としては最大の電光掲示板が設置された仁川SK幸福ドリーム球場ですが、外野3塁側の芝生席、内野3塁側通路には子供用の遊戯施設が拡充されています。
内野の1塁側には、2000年球団創設のSKワイバーンズのこれまでの歩みや、韓国シリーズ優勝などの栄光の軌跡、野球に関するアートギャラリーが展示されていたり、ベンチでの選手の集合写真などが飾られたりしています。
そして1塁側通路の外野寄りの一番奥の売店・Burger Trailerでは、2017年シーズンよりSKを率いる外国人監督エリック・ヒルマンにちなむ「ヒルマンステークバーガー(Hillman Steak Burger)」が売られています。
値段は6600ウォンと高めですが、かなり食べごたえがありますので空腹のときにお召し上がりになることをお勧めいたします。
管理人が訪問したのは火曜日でしたが、熱心なSKファンが集まった1塁側の応援指定席は11000ウォン(月〜金曜日)と比較的安価なこともあり、試合開始前に完売となっていました。
2017年シーズン、SKは2年ぶりのポストシーズンへ進出し、またヒルマン監督の下で2010年以来となる韓国シリーズ優勝を果たせるのでしょうか?
この緑に囲まれた美しいボールパークが優勝の歓喜に包まれる日をファンたちは待ち望んでいます。
(7月31日現在の為替レート:1000ウォンは約98円。)
(文責:ふるりん)