DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位トゥサン8連勝  4位LG5連勝

サムソン 4−6 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ボウデン 17勝7敗 (敗)チョン・イヌク 3勝7敗
 トゥサンは2回裏、サムソンの先発チョン・イヌクから8番ホ・ギョンミン、9番キム・ジェホのタイムリー、3番オ・ジェイルの犠牲フライで5点を先制した。サムソンは4回表、トゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から6番ペク・サンウォン、8番イ・ジヨンのタイムリーで2点を返し、2番手クォン・オジュンは5回裏途中から6回まで無失点に抑えた。トゥサンは7回表から2番手の大卒新人コ・ボンジェ、3番手チン・ヤゴプと継投策をとり、7回裏、サムソンの3番手ペク・チョンヒョンからチャンスを作り、代わった4番手シン・ヨンウンから6番エバンス(元東北楽天)のタイムリーで1点を追加した。
 サムソンの5番手パク・クンホン、6番手キム・ヒョヌは追加点を与えず、9回表、トゥサンの4番手ホン・サンサムから1番パク・ヘミンのタイムリーで2点を返した。結局首位トゥサンが逃げ切り8連勝で、1995年以来21年ぶりの公式戦優勝が目前に迫ってきた。6回を2失点に抑えたボウデンは17勝目。9位サムソンは先発チョン・イヌクが5回途中5失点で降板し3連敗。サムソン打線ではパク・ヘミンが3安打2打点と活躍。


NC 2−6 KT  (水原)
(勝)ローウィー 3勝5敗  (敗)ク・チャンモ 3勝1敗
本塁打) KT : ユン・ヨソプ 6号、パク・ヨングン 1号、パク・ミンホ 3号
 KTは1回裏、NCの先発ク・チャンモから相手の暴投、5番ユン・ヨソプの本塁打で3点を先制し、2回裏2番オ・ジョンボクのタイムリーで2点を追加した。NCは3回表、KTの先発ローウィーから2番パク・ミヌのタイムリーで1点を返した。KTは4回裏9番パク・ヨングンの2010年5月以来、LGからの移籍後初となる本塁打で1点を追加し、ク・チャンモをノックアウトした。NCの2番手ペ・ジェファン、3番手の高卒新人チェ・ソンヨンは追加点を与えなかった。KTは8回表から2番手ホン・ソンヨンを登板させた。
 NCは9回表パク・ミヌの本塁打で1点を返したが、3番手コ・ヨンピョがその後を無失点に抑え勝利し、最下位KTは7連敗から脱出した。7回を1失点に抑えたローウィーが3勝目。2位NCは先発ク・チャンモが4回途中6失点と振るわず、打線がつながらなかった。NC打線ではパク・ミヌが3安打1本塁打2打点と活躍。


ネクセン 3−4 キア  (光州)
(勝)キム・ジヌ 2勝1敗 (セーブ)イム・チャンヨン 3勝3敗13S  (敗)バンヘッケン 6勝2敗
本塁打) ネクセン : ユン・ソンミン 18号、キム・ハソン 20号  キア : ユン・ジョンウ 2号、イ・ボムホ 31号
 キアは1回裏、ネクセンの先発バンヘッケン(元埼玉西武)から3番ピルの犠牲フライで1点を先制した。ネクセンは2回表、キアの先発キム・ユンドンから4番ユン・ソンミンの本塁打で1-1の同点に追いついた。キアは4回裏7番イ・ホングの犠牲フライで1点を勝ち越し、5回表途中から2番手キム・ミョンチャンを登板させた。さらに5回裏2番ユン・ジョンウの本塁打で1点を追加した。ネクセンは6回表、キアの3番手キム・ジヌから2番キム・ハソンのプロ3年目にして自身初となるシーズン20本塁打で1点差に迫った。
 キアは6回裏4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を追加した。ネクセンは8回表、キアの4番手シム・ドンソプからチャンスを作り、代わった5番手ユン・ソンミンから代打チェ・テインのタイムリーで1点差に迫った。ネクセンの2番手マ・ジョンギルは7回裏から8回裏まで無失点に抑えた。6番手ハン・スンヒョク、7番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が1点差を守りきり、5位キアが3連勝となった。3位ネクセンは先発バンヘッケンが6回4失点と最低限の仕事を果たしたが、打線がつながらなかった。ネクセン打線ではユン・ソンミンが3安打1本塁打1打点と活躍。


LG 11−3 ハンファ  (大田)
(勝)ソーサ 9勝9敗  (敗)ソン・ウンボム 2勝10敗
本塁打) ハンファ : チョン・グヌ 17号、ロサリオ 32号  LG : オ・ジファン 20号
 LGは1回表、ハンファの先発ソン・ウンボムから3番パク・ヨンテクの犠牲フライで1点を先制した。ハンファは3回裏、LGの先発ソーサから1番チョン・グヌの本塁打で1-1の同点に追いついた。LGは4回表6番イ・ビョンギュ(背番号7)、8番ユ・ガンナム、1番キム・ヨンウィのタイムリーで3点を勝ち越した。ハンファの2番手シム・スチャンは5回表から6回表までを無失点に抑え、6回裏5番ロサリオの2ランで3-4と1点差に追い上げた。LGは7回表、ハンファの3番手カスティーヨ、4番手ユン・ギュジン、5番手ソン・シニョンから2番イ・チョヌン、パク・ヨンテクのタイムリー、5番オ・ジファンのプロ8年目での初となるシーズン20本塁打の3ラン、ユ・ガンナムのタイムリーで7点を追加した。
 ハンファの6番手キム・ヨンジュ、7番手の大卒新人キム・ジェヨンは追加点を与えなかった。7回裏以降2番手イム・チャンギュ、3番手チン・ヘス、4番手チョン・インファンが相手の反撃を断ち、4位LGが5連勝となった。6回を3失点に抑えたソーサは9勝目。先発全員安打を記録したLG打線ではオ・ジファンが3安打1本塁打3打点、ユ・ガンナムが3打点、7番ヤン・ソックァンが3安打と活躍。7位ハンファは先発ソン・ウンボムが4回4失点など投手陣が崩壊し打線もつながらず4連敗。