DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位トゥサン9連勝 


NC 3−13 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ニッパート 16勝3敗  (敗)スチュアート 11勝6敗
本塁打) NC : キム・ソンウク 12号、テームズ 36号   トゥサン : クク・ヘソン 4号
 NCは1回表、トゥサンの先発ニッパートから2番キム・ソンウクの本塁打で先制した。トゥサンは1回裏、NCの先発スチュアートから6番オ・ジェイルのタイムリー、7番クク・ヘソンの本塁打で5-1と逆転した。NCは2回表7番イ・ホジュンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは2回裏4番キム・ジェファンの内野ゴロの間に1点を追加した。NCは5回表4番テームズ本塁打で1点を返した。トゥサンは5回裏7番クク・ヘソンの犠牲フライで1点、6回裏2番チェ・ジュファンの犠牲フライで1点を追加し、スチュアートをノックアウトした。
 トゥサンは7回裏、NCの2番手チャン・ヒョンシクからチャンスを作り、代わった3番手イム・ジョンホからクク・ヘソンへの押し出しの死球、8番オ・ジェウォンの犠牲フライ、1番ホ・ギョンミン、代打コ・ヨンミンのタイムリーなどで5点を追加した。8回表以降は2番手イ・ヒョンホ、3番手の大卒新人コ・ボンジェの継投で相手の反撃を断ち、首位トゥサンは2008年7月以来となる9連勝を記録した。7回を3失点に抑えたニッパートは最多勝争いトップかつ韓国6年目で自己新記録の16勝目。トゥサン打線ではクク・ヘソンが1本塁打5打点と活躍。2位NCは先発スチュアートは6回途中8失点と乱調で、打線もつながらなかった。


サムソン 5−6 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)シン・ジェヨン 13勝4敗  (セーブ)キム・セヒョン 2勝31S  (敗)ユン・ソンファン 9勝10敗
本塁打) サムソン : イ・スンヨプ 23号、ペク・サンウォン 3号  ネクセン : キム・ミンソン 13号
 ネクセンは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンからダブルスチールの間に1点を先制し、5番キム・ミンソンの2ランでリードを広げた。サムソンは2回表、ネクセンの先発シン・ジェヨンから5番イ・スンヨプ(元オリックス)の3試合連続本塁打で2点を返した。ネクセンは2回裏2番コ・ジョンウク、3番ソ・ゴンチャンのタイムリーで2点、3回裏9番キム・ハソンの犠牲フライで1点を追加した。サムソンは6回裏から2番手パク・クンホンが登板し、7回表6番ペク・サンウォンの本塁打で1点を返し、代わったネクセンの2番手イ・ボグンから2番パク・ハニの2点タイムリーで1点差に迫った。
 ネクセンは8回表から3番手オ・ジュウォンを登板させ、サムソンの3番手チャン・ピルジュンは追加点を与えなかった。3番手キム・セヒョンが9回表を無失点に抑え、3位ネクセンが1点差を守り切り勝利した。7回途中まで先発の役割を果たしたシン・ジェヨンが13勝目。9位サムソンは先発ユン・ソンファンが5回6失点と振るわなかった。


SK 3−2 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)チェ・ビョンニョン 4勝1敗2S  (セーブ)キム・ジュハン 2勝1S (敗)ユン・ギルヒョン 6勝5敗
本塁打)  ロッテ : ソン・アソプ 11号
 ロッテは1回裏、SKの先発パク・チョンフンから3番オ・スンテクのタイムリーで1点を先制した。SKは2回表、ロッテの先発パク・セウンから9番キム・ジェヒョンの2点タイムリーで逆転した。ロッテは2回裏1番ソン・アソプの本塁打で2-2の同点に追いついた。パク・チョンフンは5回まで2失点に抑え、SKは6回裏から2番手キム・グァンヒョンを登板させた。ロッテも7回表途中から2番手キム・ユヨン、3番手イ・ジョンミンと継投策をとった。SKも7回裏途中から3番手パク・チョンベを登板させた。
 ロッテの4番手ソン・スンナク、SKの4番手チェ・ビョンニョンは無失点に抑え、試合は延長に突入した。SKは10回表、ロッテの5番手ユン・ギルヒョンからチャンスを作り、代わった6番手イ・ソンミンから相手のエラーで1点を勝ち越した。5番手の大卒新人キム・ジュハンが10回裏を無失点に抑え、4位SKが延長戦を制した。キム・ジュハンはプロ初セーブ。8位ロッテは打線がつながらず投手陣の踏ん張りも報われなかった。


LG 2−3 キア  (光州)
(勝)ヤン・ヒョンジョン 7勝9敗  (セーブ)キム・ユンドン 2敗2S   (敗)キム・ジヨン 1勝3敗
本塁打) LG : ムン・ソンジェ 2号  キア : ナ・ジワン 23号
 キアは1回裏、LGの先発リュ・ジェグクから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで1点を先制し、3回裏4番ナ・ジワンの内野ゴロの間に1点を追加した。LGは6回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから2番ムン・ソンジェの2ランで同点に追いつき、7回裏から2番手ユン・ジウンを登板させた。ヤン・ヒョンジョンは勝ち越し点を与えず、キアは8回裏、LGの3番手キム・ジヨンからナ・ジワンの本塁打で1点を勝ち越した。代わったLGの4番手イ・ドンヒョンは追加点を与えなかった。
 9回裏を2番手チェ・ヨンピル、3番手キム・グァンス、4番手パク・チュンピョ、5番手キム・ユンドンの小刻みな継投で何とか無失点に抑え、5位キアが接戦を制した。8回を2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンが7勝目。6位LGでは先発リュ・ジェグクが6回2失点と自身の役割を果たしたが、打線がムン・ソンジェの本塁打以外沈黙してしまった。


ハンファ 9−10 KT  (水原)
(勝)キム・ジェユン 6勝12S  (敗)チャン・ミンジェ 4勝4敗
本塁打) ハンファ : ハ・ジュソク 9号  KT : パク・キョンス 15号、ユン・ヨソプ 2号
 KTは1回裏、ハンファの先発ソン・ウンボムから4番ユ・ハンジュンへの押し出しの四球、6番ユ・ミンサンの犠牲フライで2点を先制した。ハンファは2回表、KTの先発バンワートから7番チャ・イルモクのタイムリー、相手の暴投で3-2と逆転した。KTは2回裏3番オ・ジョンボクのタイムリーで3-3の同点に追いつき、3回裏5番パク・キョンスの2ランで勝ち越しソン・ウンボムをノックアウトした。ハンファは4回表8番イ・ソンヨルのタイムリーで1点を返し、KTも4回表途中から2番手イ・チャンジェを登板させた。ハンファの2番手シム・スチャン、3番手パク・チョンジンの好投で5回裏まで無失点に抑えた。ハンファは7回表、KTの3番手コ・ヨンピョから相手のエラーで5-5の同点に追いついた。
 KTは7回裏、ハンファの4番手ソン・チャンシクからチャンスを作り、代わった5番手クォン・ヒョクから代打ユン・ヨソプのタイムリーで1点を勝ち越した。4番手チャン・シファンは8回表まで無失点に抑え、8回裏、ハンファの6番手チョン・ウラム、7番手チャン・ミンジェから相手のエラー、オ・ジョンボクのタイムリーで3点を追加した。ハンファは9回表、KTの5番手キム・ジェユンから5番ロサリオのタイムリー、6番ハ・ジュソクの2ランで9-9の同点に追いついた。最下位KTは9回裏チャン・ミンジェからユン・ヨソプの本塁打でサヨナラ勝ちした。KT打線ではオ・ジョンボクが3打点、1番イ・デヒョンが3安打と活躍。9回表同点に追いつく粘りを見せたがそこまでだった7位ハンファの打線では、ロサリオが3安打2打点と活躍。