ＳＫ １−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヒョンスン １勝５Ｓ （敗）パク・チョンベ ２勝１敗１Ｓ
（本塁打） トゥサン ： キム・ジェファン ５号
ＳＫは1回表、トゥサンの先発ユ・ヒィグァンから4番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を先制し、先発ムン・スンウォンも好投を続けた。ユ・ヒィグァンは2回表以降無失点を続け、トゥサンは6回裏5番ヤン・ウィジのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ここでＳＫは2番手キム・スンフェに交代し、7回裏まで無失点に抑えた。トゥサンは8回表から2番手チョン・ジェフンが登板し、ＳＫは8回裏3番手チョン・ユス、4番手シン・ジェウンの継投で無失点に抑えた。
トゥサンは9回表から3番手イ・ヒョンスンが登板し、勝ち越し点を与えなかった。すると9回裏、ＳＫの5番手パク・チョンベから8番キム・ジェファンの3ランで首位トゥサンがサヨナラ勝ちした。ＳＫはプロ未勝利ながら6回途中まで1失点と好投したムン・スンウォンに打線が報いることができなかった。
ネクセン ４−２ ＮＣ （馬山）
（勝）イ・ボグン １勝１敗 （セーブ）キム・セヒョン １勝６Ｓ （敗）キム・ジンソン １勝３敗１Ｓ
（本塁打） ネクセン ： チェ・テイン １号
ＮＣは2回裏、ネクセンの先発コエロから7番ソン・シホンのタイムリーで1点を先制した。ネクセンは3回表、ＮＣの先発イ・ジェハクから3番イ・テックンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。ＮＣは5回裏2番イ・ジョンウクのタイムリーで2-1と勝ち越し、コエロをノックアウトした。代わったネクセンの2番手キム・テッキョンは6回裏途中まで無失点に抑えた。
ネクセンは7回表、ＮＣの2番手キム・ジンソンから6番チェ・テインがサムソンからの移籍後初となる本塁打を打ち2-2の同点に追いつき、代わったＮＣの3番手イム・ジョンホから2番コ・ジョンウクの2点タイムリーで逆転した。ＮＣは4番手の高卒新人パク・チュニョン、5番手ク・チャンモ、6番手チェ・グムガンが追加手を与えなかった。ネクセンは3番手イ・ボグン、4番手キム・サンス、5番手キム・セヒョンが相手の反撃を断ち逆転勝ちした。2014年から2015年まで軍へ入隊していたイ・ボグンは、2013年6月以来の勝利投手。ＮＣはリリーフが打たれ逆転を許し、再び勝率5割を切るなど勢いに乗れない。
ロッテ ８−３ ＫＴ （水原）
（勝）イ・ソンミン ４勝１敗 （敗）オム・サンベク ２敗
（本塁打） ロッテ ： ファン・ジェギュン ５，６号、カン・ミンホ ５、６号 ＫＴ ： パク・キョンス ３号
ロッテは1回表、ＫＴの先発オム・サンベクから5番ファン・ジェギュンの満塁本塁打で4点を先制し、2回表2番キム・ムンホのタイムリーで1点、4回表6番カン・ミンホの本塁打で1点を追加した。ロッテの先発イ・ソンミンは好投を続け、打線は6回表、ＫＴの2番手の高卒新人パク・セジンからカン・ミンホの2打席連続本塁打で1点を追加した。ＫＴは7回裏2番ハ・ジュンホの本塁打、5番キム・サンヒョンのタイムリーで2点を返し、ロッテは2番手パク・チンヒョンに交代させた。ロッテは8回表ファン・ジェギュンのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。
ＫＴは8回裏、ロッテの3番手イ・ミョンウからハ・ジュンホの内野ゴロの間に1点を返し、3番手シム・ジェミンも9回表を無失点に抑えた。4番手キム・ソンベが9回裏を無失点に抑え、ロッテが勝利した。7回途中まで2失点に抑えたイ・ソンミンが4勝目。ロッテ打線ではファン・ジェギュンが2本塁打5打点、カン・ミンホが2本塁打2打点、キム・ムンホが3安打1打点と活躍。ＫＴは先発オム・サンベクが4回まで6失点と振るわなかった。
ＮＣ ７−９ サムソン （大邱）
（勝）チャン・ピルジュン １勝１敗 （セーブ）アン・ジマン １勝３Ｓ (敗）ユ・ウォンサン １敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・ヨンテク １，２号、イ・ビョンギュ（背番号７） １，２号 サムソン ： チェ・ヒョンウ ５号
サムソンは2回裏、ＬＧの先発の新外国人コープランドから8番イ・ジヨンの内野ゴロの間に1点を先制した。ＬＧは3回表、サムソンの先発キム・ゴンハンから2番チョン・ソンフンのタイムリー、3番パク・ヨンテクの2ラン、6番ソ・サンウの本塁打で4-1と逆転した。サムソンは3回裏3番ク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を返し、4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点差とした。ＬＧは4回表、サムソンの2番手チャン・ピルジュンからパク・ヨンテクの2打席連続本塁打で2点を追加した。サムソンは5回裏相手のエラーで1点を返し、この回途中からＬＧは2番手イ・スンヒョンを登板させた。
サムソンは6回裏、ＬＧの3番手ユ・ウォンサンからダブルスチールの間に1点を返すと、代わった4番手ユン・ジウンからチェ・ヒョンウ、5番イ・スンヨプ（元オリックス）のタイムリーで9-6と逆転し、7回表から3番手パク・クンホンが登板した。ＬＧは5番手イ・ドンヒョン、6番手チン・ヘスが無失点に抑えた。サムソンは8回表途中から4番手シム・チャンミンが登板した。ＬＧは9回表、サムソンの5番手アン・ジマンから4番イ・ビョンギュ（背番号7)の本塁打で1点を返したが、サムソンが逃げ切り逆転勝ちを収めた。かつてメジャーリーグベースボール(MLB)・ロサンゼルスエンゼルス傘下のマイナーリーグ、オーストラリアベースボールリーグにも所属していたチャン・ピルジュンは、韓国2年目にして初勝利。打線ではチェ・ヒョンウが1本塁打3打点、イ・スンヨプが3安打2打点と活躍。ＬＧは投手陣がこらえきれず逆転を許した。ＬＧ打線ではパク・ヨンテクが3安打2本塁打4打点、イ・ビョンギュ(背番号7)が3安打1本塁打1打点と活躍。
キア ２−３ ハンファ （大田）
（勝）クォン・ヒョク １勝 （敗）ハン・スンヒョク １敗
（本塁打） キア ： イ・ボムホ ４号
キアは2回表、ハンファの先発ソン・ウンボムから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の2ランで先制し、先発の新外国人ヘクターも好投を続けた。ハンファは4回表途中から2番手パク・チョンジン、6回表途中から3番手ソン・チャンシクと継投で追加点を防いだ。そして6回裏4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリー、5番ソン・グァンミンの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。ハンファの4番手ユン・ギュジン、5番手チョン・ウラムは勝ち越し点を与えず、キアは2番手ホン・ゴンヒィが9回裏無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。
ハンファは10回表途中から6番手クォン・ヒョクを登板させた。キアも10回裏3番手キム・グァンス、4番手チョン・ヨンウンが登板し無失点に抑えた。ハンファは11回裏、キアの5番手ハン・スンヒョクから1番チョン・グヌのタイムリーでサヨナラ勝ちし、最下位と低迷が続く2016年シーズン、初の連勝を記録した。ハンファ打線ではチョン・グヌが3安打1打点と活躍。キアは先発ヘクターが8回2失点と好投したが打線が援護できなかった。キア打線ではイ・ボムホが3安打1本塁打2打点と活躍。
