サムソン 17−13 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ユン・ソンファン 17勝7敗 (敗)ラリー 10勝9敗
(本塁打) サムソン : パク・ソンミン 23,24,25号、チェ・テイン 7号 ロッテ : チェ・ジュンソク 30号、カン・ミンホ 32号、キム・ジュヒョン 2号
サムソンは1回表、ロッテの先発ラリーから2番パク・ヘミンのタイムリー、相手のエラー、5番パク・ソンミンの2ランで4点を先制した。ロッテは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番チョン・フン、4番アドゥチ、7番ファン・ジェギュンのタイムリーで3点を返し、2回裏5番チェ・ジュンソクのプロ14年目にして初となるシーズン30号本塁打で6-4と逆転した。サムソンは3回表パク・ソンミンの2打席連続本塁打となる3ランで7-6と逆転した。さらに4回表、ロッテの2番手シム・スチャンから3番ナバーロの内野ゴロの間に1点を追加し、5回表6番チェ・テインにも2ランが出た。そしてこの回代わったロッテの3番手イ・ミョンウ、4番手キム・ソンベからパク・ヘミンのタイムリー、4番チェ・ヒョンウへの押し出しの四球、パク・ソンミンのこの試合3本目の本塁打となる満塁弾で17-6と大量リードを奪った。
ロッテは5回裏6番カン・ミンホの本塁打で1点を返し、キム・ウォンジュン、ク・スンミン、カン・ヨンシクの継投で追加点を与えなかった。サムソンも6回裏から2番手パク・クンホンが登板した。ロッテは8回裏、サムソンの3番手シン・ヨンウン、4番手チョ・ヒョングン、5番手シム・チャンミンから代打の大卒新人キム・ジェユのプロ初打点となるタイムリー、1番ソン・アソプのタイムリー、代打キム・ジュヒョンの3ラン、ファン・ジェギュンのタイムリーで6点を返した。この後アン・ジマン、イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)の継投で相手の反撃を断ち首位サムソンが乱打戦を制した。
5回を7失点と内容は悪かったが、打線の援護もありユン・ソンファンが17勝目。パク・ソンミンは3本塁打9打点と、1試合個人最多打点のプロ野球記録を更新した。その他打線ではパク・ヘミンが3安打2打点、9番キム・サンスが3安打と活躍。ロッテは先発ラリーが4回途中8失点で降板し、キアに勝ったSKに抜かれ6位に後退。打線ではファン・ジェギュンが4安打2打点、チョン・フンが3安打1打点と活躍。
(プロ野球新記録の1試合9打点を記録したパク・ソンミン。)
ネクセン 3−9 NC (馬山)
(勝)ハッカー 18勝5敗 (敗)フィアベンド 12勝10敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 49号 NC : ナ・ソンボム 27,28号、モ・チャンミン 6号
ネクセンは1回表、NCの先発エリック・ハッカーから5番ユ・ハンジュンの犠牲フライで1点を先制した。NCは2回裏、ネクセンの先発フィアベンドから5番ナ・ソンボムの本塁打で1-1の同点に追いつき、3回裏ナ・ソンボムのタイムリーで2-1と逆転した。さらに4回裏9番キム・テグン、3番キム・ソンウクのタイムリーで3点を追加した。ネクセンは6回表7番パク・ホンドのタイムリーで1点を返したが、NCは6回裏、ネクセンの2番手キム・デウから1番モ・チャンミンの本塁打、ナ・ソンボムのこの試合2本目となる本塁打で4点を追加した。
ネクセンは7回以降ペ・ヒムチャン、オ・ジェヨンの継投で追加点を与えなかった。NCは7回表から2番手キム・ジンソンを登板させた。ネクセンは8回表、NCの3番手チェ・グムガンから4番パク・ピョンホの本塁打で1点を返した。2位NCは4番手イ・ミンホが相手の反撃を断ち、7連勝と勢いは止まらず勝率6割に達した。6回を2失点に抑えたハッカーは最多勝争い単独トップの18勝目。打線ではナ・ソンボムが3安打2本塁打5打点、キム・テグンが3安打2打点と活躍。3位ネクセンは先発フィアベンドが5回5失点と振るわなかった。
トゥサン 16−4 ハンファ (大田)
(勝)ニッパート 5勝5敗 (敗)キム・ミヌ 1勝3敗
(本塁打) トゥサン : キム・ジェホ 3号、オ・ジェイル 11号、キム・ヒョンス 24号
トゥサンは3回表、ハンファの先発の高卒新人キム・ミヌから9番キム・ジェホの2ラン、ミン・ビョンホンのタイムリーで3点を先制し、キム・ミヌをノックアウトした。この回代わったハンファの2番手の高卒新人キム・ボムス、3番手ソン・ウンボムから4番キム・ヒョンスの犠牲フライ、7番オ・ジェウォンのタイムリーで2点を追加した。ハンファは3回裏、トゥサンの先発ニッパートから4番イ・ソンヨル、6番フォックス、7番チョ・インソンのタイムリーで3点を返した。トゥサンは4回表1番チョン・スビンのタイムリーで1点、6回表、ハンファの4番手ソン・チャンシク、5番手チョン・デフンから8番オ・ジェイルの本塁打、ミン・ビョンホンのタイムリー、キム・ヒョンスの3ランで6点を追加した。
トゥサンは6回裏から2番手ハム・トクチュを登板させ、8回表、ハンファの7番手パク・ハンギルからオ・ジェイル、チョン・スビン、ホ・ギョンミンのタイムリーで4点を追加した。ハンファは8回裏、トゥサンの3番手オ・ヒョンテクから代打イ・チャンヨルのタイムリーで1点を返した。最後は4番手ノ・ギョンウンが抑え、4位トゥサンが大勝した。5回を3失点に抑えたニッパートが5勝目。打線ではキム・ヒョンスが1本塁打4打点、オ・ジェイルが1本塁打3打点、キム・ジェホが3安打1本塁打2打点、ミン・ビョンホンが3打点、チョン・スビンが3安打2打点と活躍。8位ハンファは先発キム・ミヌが3回途中で降板すると、投手陣が崩壊してしまった。
キア 2−9 SK (仁川)
(勝)セッドン 5勝5敗 (敗)パク・チュンピョ 2勝2敗
(本塁打) SK : パク・チョングォン 19号
SKは2回裏、キアの先発パク・チュンピョから5番パク・チョングォンの2ランで先制し、3回裏、キアの2番手シム・ドンソプから3番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加した。キアの3番手チェ・ヨンピルは追加点を与えず、6回表、SKの先発セッドン(セドン・元読売)から5番ナ・ジワンのタイムリーで2点を返した。SKは6回裏、キアの4番手キム・グァンスから代打ブラウン、1番イ・ミョンギのタイムリーで4点を追加し、7回表から2番手パク・チョンベを登板させた。
SKは7回裏、キアの5番手エバン・ミークからパク・チョングォンのタイムリー、途中出場の8番キム・ヨンフンへの押し出しの四球で2点を追加した。その後チョン・ユス、チェ・ビョンニョンの継投で相手の反撃を断ち、SKが3連勝でロッテを抜いて5位に浮上した。6回を2失点に抑えたセッドンが5勝目。打線ではパク・チョングォンが3安打1本塁打3打点と活躍。7位キアは先発パク・チュンピョが2回2失点で降板し、打線もつながらず3連敗となった。
KT 3−7 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ルーカス 9勝10敗 (セーブ)イム・ジョンウ 8勝9敗2S (敗)ジャマーノ 3勝6敗
(本塁打) LG : ソ・サンウ 4号
LGは1回裏、KTの先発ジャマーノ(元福岡ソフトバンク)から3番パク・ヨンテクのタイムリー、5番ヒメネスの犠牲フライ、7番ユ・ガンナムのタイムリーなどで4点を先制した。KTは2回表、LGの先発ルーカス・ハレルから7番ハ・ジュンホのタイムリーで1点を返した。LGは2回裏2番イ・ジニョンのタイムリーで2点を追加し、ジャマーノをノックアウトした。KTは3回以降シム・ジェミン、コ・ヨンピョの継投で追加点を与えず、7回表ハ・ジュンホ、代打キム・サンヒョンのタイムリーで2点を返した。
9位LGは8回裏、KTの4番手の大卒新人ホン・ソンムから4番ソ・サンウの本塁打で1点を追加し、ユン・ジウン、イム・ジョンウの継投で追加点を与えず勝利した。7回途中まで3失点に抑えたルーカスが9勝目。新球団KTは先発ジャマーノが2回途中6失点と振るわなかった。打線ではハ・ジュンホが3安打2打点と活躍。