DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   首位LG4連勝

NC 0−1 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リズ 10勝11敗  (セーブ)ポン・ジュングン 7勝35S  (敗)イ・ソンミン 3勝4敗
 LGは4回裏、NCの先発の大卒新人イ・ソンミンから7番キム・ヨンウィの併殺打の間に1点を先制し、先発リズも好投を続けた。イ・ソンミンも5回以降追加点を与えなかったが、リズの前に得点できない。リズは8回途中で2番手イ・ソンヨルに交代し、この回のピンチで守護神ポン・ジュングンが登板しなんとか抑えた。NCは8回から2番手の大卒新人ソン・ジョンウクが登板し、無失点に抑えた。
 首位LGはポン・ジュングンが1点差を守りきり、完封リレーで4連勝とし、ハンファに敗れた2位サムソンとのゲーム差を2.5に広げた。8回途中まで無失点に抑えたリズは、2011年以来2年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目。8位NCは先発イ・ソンミンが7回1失点と好投したが、打線が見殺しにしてしまった。


(10勝目をあげたリズ。)


サムソン 3−4 ハンファ (大田)
(勝)キム・グァンス 2勝3敗1S  (セーブ)ソン・チャンシク 3勝5敗17S  (敗)ペ・ヨンス 13勝4敗
本塁打) サムソン : チェ・ヒョンウ 26号
 サムソンは1回表、ハンファの先発ボーティスタから3番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を先制した。ハンファは3回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから4番ソン・グァンミンのタイムリーで1点を返した。ハンファは6回から2番手キム・グァンスを登板させると、6回裏6番チョン・ヒョンテのタイムリーで2-2の同点に追いつき、8番ハン・サンフンの内野ゴロの間に逆転すると、9番チョン・ボムモのタイムリーで1点を追加し、ペ・ヨンスをノックアウトした。
 サムソンは8回表、ハンファの3番手パク・チョンジンから3番チェ・ヒョンウの本塁打で1点差としたが、キム・ヒョンミン、ソン・チャンシクの継投で1点差を守りきり、最下位ハンファが逆転勝利した。6回から7回途中まで無失点に抑えたキム・グァンスが2勝目。2位サムソンは最多勝争いトップタイのペ・ヨンスが6回途中4失点と打たれ、首位LGとのゲーム差が2.5に広がった。打線ではチェ・ヒョンウが1本塁打3打点と活躍。


(2勝目をあげたキム・グァンス。)


トゥサン 11−4 ロッテ (釜山・社稷
(勝)ハンキンス 3勝3敗  (敗)キム・サユル 3勝6敗1S
本塁打) トゥサン : キム・ヒョンス 16号  ロッテ : ファン・ジェギュン 7号
 トゥサンは2回表、ロッテの先発キム・サユルから7番ソン・シホンのタイムリー、8番ヤン・ウィジの犠牲フライ、9番キム・ジェホのタイムリーで3点を先制し、5回表3番キム・ヒョンスの2ランでリードを広げた。ロッテは5回裏、トゥサンの先発ハンキンスから8番ヨン・ドカンの内野ゴロの間に1点を返した。トゥサンは6回表、ロッテの2番手キム・スンフェ、3番手キム・スワンから相手のエラー、1番イ・ジョンウク、キム・ヒョンスのタイムリーなどで5点を追加した。ロッテも6回裏7番ファン・ジェギュンの3ランで反撃した。
 3位トゥサンは9回表ソン・シホンのタイムリーで1点を追加し、オ・ヒョンテク、ホン・サンサムの継投で相手の反撃を断ち大勝し、ハンファに敗れた2位サムソンと1ゲーム差に迫った。6回を4失点ながら打線の援護に恵まれたハンキンスが3勝目。打線ではソン・シホンが3安打2打点、キム・ヒョンスが1本塁打3打点と活躍。6位ロッテはキム・サユルが5回までに5点を失い、打線の反撃も及ばなかった。


ネクセン 7−3 SK (仁川・文鶴)
(勝)バンヘッケン 10勝10敗  (セーブ)ソン・スンナク 2勝2敗40S  (敗)セッドン 12勝6敗
本塁打) ネクセン : カン・ジョンホ 18号、パク・ピョンホ 28号 
 ネクセンは2回表、SKの先発セッドンから6番カン・ジョンホの本塁打で1点を先制した。SKは2回裏、ネクセンの先発バンヘッケンから相手のエラー、2番パク・チェサンのタイムリーで2-1と逆転した。ネクセンは3回表2番ムン・ウラムの2点タイムリーで3-2と逆転し、4番パク・ピョンホの内野ゴロの間に1点を追加した。ネクセンは4回表1番ソ・ゴンチャンの犠牲フライで1点を追加し、SKは5回裏相手のエラーで1点を返した。
 4位ネクセンは7回表4番パク・ピョンホの本塁打王争いトップの28号2ランでセッドンをノックアウトし、ソン・シニョン、ハン・ヒョンヒィ、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち逆転勝ちした。6回を3失点に抑えたバンヘッケンは、2年連続2ケタ勝利となる10勝目。ソン・スンナクは最多セーブ争いトップの40セーブ目。打線ではパク・ピョンホが1本塁打3打点と活躍。5位SKは先発セッドンが7回途中7失点と打たれ、4位ネクセンと5ゲーム差にまで広げられてしまった。打線ではパク・チェサンが3安打1打点と活躍。