DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   4位LG3連敗から脱出

サムソン 4−2 NC  (馬山)
(勝)アン・ジマン 4勝3敗1S  (セーブ)イム・チャンヨン 5勝2敗29S  (敗)キム・ジンソン 3勝3敗22S
本塁打) サムソン : イ・スンヨプ 30号
 NCは4回裏、サムソンの先発マーティンから5番イ・ホジュン、8番チ・ソックンのタイムリーで2点を先制した。サムソンは6回表、NCの先発エリックから6番イ・スンヨプ(元オリックス)のプロ野球史上最年長となる38歳でのシーズン30本塁打で1点を返した。NCは7回からウォン・ジョンヒョン、イ・ミノ、サムソンは8回からクォン・ヒョク、アン・ジマンと継投策に出た。
 サムソンは9回表、NCの4番手キム・ジンソンの暴投で2-2の同点に追いつくと、代わったNCの5番手ソン・ジョンウクから途中出場の3番パク・チャンドの2点タイムリーで勝ち越した。最後は4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が抑え、首位サムソンが逆転勝ちした。3位NCは先発エリックが6回1失点と好投したが、リリーフ陣が逆転を許し波に乗れない。


ハンファ 2−4 ネクセン  (ソウル・木洞)
(勝)ソーサ 9勝2敗  (セーブ)ソン・スンナク 2勝4敗30S  (敗)タトゥスコ 2勝4敗
本塁打) ネクセン : パク・トンウォン 6号
 ネクセンは2回裏、ハンファの先発タトゥスコの暴投で1点を先生し、3回裏3番ユ・ハンジュンの内野ゴロの間に1点、4回裏6番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を追加した。ネクセンの先発ソーサは無失点を続け、7回裏9番パク・トンウォンの本塁打で1点を追加した。タトゥスコは8回まで登板した。
 ハンファは9回表3番キム・ギョンオン、4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで2点を返したが、最後は守護神ソン・スンナクが抑え2位ネクセンが3連勝となった。9回途中まで2失点に抑えたソーサが自身9連勝で9勝目。ソン・スンナクは2012年以降3年連続で30セーブを達成。最下位ハンファは先発タトゥスコが8回4失点で竿燈したが、打線が援護できなかった。


LG 12−6 キア  (光州)
(勝)リュ・ジェグク 9勝6敗  (敗)イム・ジュンソプ 4勝10敗
本塁打) LG : ソン・ジュイン 5号、パク・キョンス 2号
 LGは2回表、キアの先発イム・ジュンソプから7番オ・ジファン、8番パク・キョンス、9番チェ・ギョンチョル、1番チョン・ソンフンのタイムリーで5点を先制しイム・ジュンソプをノックアウトした。キアは2回裏、LGの先発リュ・ジェグクから7番シン・ジョンギルの内野ゴロの間に1点を返した。LGは4回表、キアの2番手ソ・ジェウンからチョン・ソンフンのタイムリー、2番ソン・ジュインの3ランで4点を追加した。キアは4回裏6番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返した。LGは5回表パク・キョンスの3ランでダメを押した。
 キアは5回裏2番キム・ウォンソプのタイムリーで2点を返し、3番手ハン・スンヒョクは6回以降無失点に抑えた。キアは8回裏、LGの3番手キム・ソンギュから途中出場の7番イ・ジョンファンの内野ゴロの間に1点、9回裏、途中出場の4番キム・ジュヒョンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで4位LGが逃げ切り3連敗から脱出した。6回途中4失点のリュ・ジェグクが自身4連勝で9勝目。打線ではパク・キョンスが3安打1本塁打5打点と活躍。8位キアは先発イム・ジュンソプ、2番手ソ・ジェウンが打たれ試合にならなかった。打線ではキム・ジュヒョンが3安打1打点と活躍。


SK 5−11 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ソン・スンジュン 8勝11敗  (敗)キム・グァンヒョン 12勝9敗
本塁打) SK : イ・ジェウォン 12号 
 ロッテは1回裏、SKの先発キム・グァンヒョンから3番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を先制し、5番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。SKは2回表、ロッテの先発ソン・スンジュンから6番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を返した。ロッテは2回裏1番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点、3回裏チョン・ジュヌ、7番チャン・ソンウのタイムリーで2点、4回ソン・アソプのタイムリーで1点を追加した。SKは5回表7番イ・ジェウォンの本塁打、代打キム・ガンミンのタイムリーで2点、6回表。ロッテの2番手キム・サユルからイ・ジェウォンの犠牲フライで1点を返した。
 ロッテは6回裏、SKの2番手コ・ヒョジュンからソン・アソプへの押し出しの四球、4番チェ・ジュンソクのタイムリーで3点、7回裏、SKの3番手の大卒新人パク・ミンホから9番キム・ミンハのタイムリーで1点を追加した。SKは8回表、ロッテの3番手カン・ヨンシクからイ・ジェウォンのタイムリーで1点を返し、ロッテも8回裏、SKの4番手シン・ユンホからチョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。
 最後は4番手チェ・デソンが抑え、6位ロッテが勝利した。5回を4失点に抑えたが打線の援護に恵まれたソン・スンジュンが9勝目。打線ではチョン・ジュヌが4安打3打点、ソン・アソプが3打点、チャン・ソンウが3安打1打点、2番チョン・フンが3安打と活躍。5位SKは先発キム・グァンヒョンが6回途中9失点と振るわず、連勝は4で止まった。打線ではイ・ジェウオンが1本塁打3打点と活躍。