DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  最下位ハンファ3連勝

ネクセン 5−10 サムソン   (大邱
(勝)ゴードン 10勝3敗  (敗)カン・ユング 2勝5敗
本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 25,26号  サムソン : シン・ミョンチョル 2号、カン・ボンギュ 5号
 サムソンは1回裏、ネクセンの先発カン・ユングから3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーなどで2点を先制した。ネクセンは2回表、サムソンの先発ゴードンから4番パク・ピョンホの本塁打で1点を返したが、サムソンは2回裏7番シン・ミョンチョルの本塁打で1点を追加し、この回途中でネクセンは2番手キム・ヨンミンに交代させた。この回サムソンは1番ペ・ヨンソプのタイムリー、2番カン・ボンギュの2ランで3点を追加した。ネクセンは3回表パク・ピョンホの内野ゴロの間に1点を返した。
 ネクセンは5回表パク・ピョンホのこの試合2本目の本塁打となる3ランで5-6と追い上げた。サムソンは5回裏、ネクセンの3番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィから代打パク・ハニへの押し出しの四球で1点、7回裏、ネクセンの5番手キム・ジョンフンから7番シン・ミョンチョルの2点タイムリー、相手の暴投で3点を追加した。
 首位サムソンは6回以降アン・ジマン、クォン・ヒョク、クォン・オジュン、チャ・ウチャンの継投で相手の反撃を断ち勝利した。5回5失点ながら打線の援護に恵まれたゴードンが韓国2年目にして初の2ケタ勝利となる10勝目で、2012年シーズンではチーム4人目となった。打線ではシン・ミョンチョルが3安打1本塁打3打点と活躍。6位ネクセンは本塁打王争いトップの主砲パク・ピョンホが2本塁打5打点と活躍したが、先発が2回持たず降板したことで投手陣が総崩れとなり、空砲となってしまった。
 


LG 7−3 ロッテ   (釜山・社稷
(勝)キム・グァンサム 7勝9敗  (セーブ)ポン・ジュングン 1敗19S  (敗)ユーマン 12勝6敗
本塁打) LG : ユン・ヨソプ 1号  
 LGは2回表、ロッテの先発ユーマンから5番ユン・ヨソプの本塁打、9番キム・テワンのタイムリー、1番オ・ジファンの犠牲フライ、2番パク・ヨンテクのタイムリーで4点を先制した。ロッテは4回裏、LGの先発キム・グァンサムから相手のエラーで1点を返した。LGは7回表、ロッテの3番手イ・スンホから相手の暴投、7番チェ・ドンスのタイムリーで3点を追加した。
 ロッテは7回裏、LGの3番手リュ・テッキョンから代打ソン・ヨンソクの併殺打の間に1点、8回裏、LGの4番手イム・チャンギュから3番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を返したが、最後は守護神ポン・ジュングンが抑え、7位LGが序盤のリードで快勝した。6回を2失点に抑えたキム・グァンサムが7勝目。打線では3番チョン・ウィユンが4安打と活躍。2位ロッテは先発ユーマンが2回持たずに降板し、打線も繋がらず、首位サムソンとのゲーム差が5.5に広がった。


トゥサン 4−4 SK   (仁川・文鶴)
本塁打) トゥサン : ソン・シホン 4号、イム・ジェチョル 2号、ヤン・ウィジ 5号  SK : チョン・グヌ 8号、パク・チェサン 3号
 トゥサンは2回表、SKの先発キム・グァンヒョンから2番ソン・シホンの本塁打で1点を先制し、SKは1回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから1番チョン・グヌの先頭打者本塁打で1-1の同点に追いついた。トゥサンは3回表9番イム・ジェチョルの本塁打で1点を勝ち越すと、4回表6番ヤン・ウィジの併殺打の間に1点を追加した。キム・ソヌは6回1失点で降板し、7回から2番手キム・スンフェを登板させた。
 しかしSKは8回裏9番パク・チェサンの本塁打で1点を追加すると、この回代わったトゥサンの3番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から3番チェ・ジョン、4番イ・ホジュンのタイムリーで4ー3と逆転した。トゥサンも9回表、SKの4番手パク・ヒィスから6番ヤン・ウィジの本塁打で4-4の同点に追いつき、試合は振り出しに戻った。
 試合は延長に入り、SKのチェ・ビョン二ョン、チョン・ウラム、イ・ジェヨン、トゥサンの高卒新人ピョン・ジンス、キム・ガンニュルなどの継投で互いに勝ち越しを許さなかった。試合はトゥサンの守護神プロクターの好投もあって12回を終えても同点だったが、規定により引き分けとなった。3位SKではチョン・グヌが4安打1打点、7番キム・ガンミンが3安打と活躍。
 

ハンファ 3−2 キア   (光州)
(勝)キム・ヒョンミン 7勝8敗  (セーブ)アン・スンミン 1勝7敗11S  (敗)ユン・ソンミン 7勝6敗
 ハンファは3回表、キアの先発ユン・ソンミンから1番オ・ソンジンのタイムリーで2点を先制した。キアは4回裏、ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を返し、6回裏ナ・ジワンの2打席連続タイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは7回表、キアの7番コ・ドンジンのタイムリーで1点を勝ち越した。
 最下位ハンファは8回以降パク・チョンジン、ソン・チャンシク、アン・スンミンの継投で相手の反撃を断ち、最近3連勝と調子を上げてきた。7回を2失点に抑えたキム・ヒョンミンが7勝目。6位キアは先発ユン・ソンミンこそ7回を3失点と比較的好投したが、打線に火がつかなかった。