ネクセン 5−10 サムソン (大邱)
(勝)ゴードン 10勝3敗 (敗)カン・ユング 2勝5敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 25,26号 サムソン : シン・ミョンチョル 2号、カン・ボンギュ 5号
サムソンは1回裏、ネクセンの先発カン・ユングから3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーなどで2点を先制した。ネクセンは2回表、サムソンの先発ゴードンから4番パク・ピョンホの本塁打で1点を返したが、サムソンは2回裏7番シン・ミョンチョルの本塁打で1点を追加し、この回途中でネクセンは2番手キム・ヨンミンに交代させた。この回サムソンは1番ペ・ヨンソプのタイムリー、2番カン・ボンギュの2ランで3点を追加した。ネクセンは3回表パク・ピョンホの内野ゴロの間に1点を返した。
ネクセンは5回表パク・ピョンホのこの試合2本目の本塁打となる3ランで5-6と追い上げた。サムソンは5回裏、ネクセンの3番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィから代打パク・ハニへの押し出しの四球で1点、7回裏、ネクセンの5番手キム・ジョンフンから7番シン・ミョンチョルの2点タイムリー、相手の暴投で3点を追加した。
首位サムソンは6回以降アン・ジマン、クォン・ヒョク、クォン・オジュン、チャ・ウチャンの継投で相手の反撃を断ち勝利した。5回5失点ながら打線の援護に恵まれたゴードンが韓国2年目にして初の2ケタ勝利となる10勝目で、2012年シーズンではチーム4人目となった。打線ではシン・ミョンチョルが3安打1本塁打3打点と活躍。6位ネクセンは本塁打王争いトップの主砲パク・ピョンホが2本塁打5打点と活躍したが、先発が2回持たず降板したことで投手陣が総崩れとなり、空砲となってしまった。
LG 7−3 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)キム・グァンサム 7勝9敗 (セーブ)ポン・ジュングン 1敗19S (敗)ユーマン 12勝6敗
(本塁打) LG : ユン・ヨソプ 1号
LGは2回表、ロッテの先発ユーマンから5番ユン・ヨソプの本塁打、9番キム・テワンのタイムリー、1番オ・ジファンの犠牲フライ、2番パク・ヨンテクのタイムリーで4点を先制した。ロッテは4回裏、LGの先発キム・グァンサムから相手のエラーで1点を返した。LGは7回表、ロッテの3番手イ・スンホから相手の暴投、7番チェ・ドンスのタイムリーで3点を追加した。
ロッテは7回裏、LGの3番手リュ・テッキョンから代打ソン・ヨンソクの併殺打の間に1点、8回裏、LGの4番手イム・チャンギュから3番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を返したが、最後は守護神ポン・ジュングンが抑え、7位LGが序盤のリードで快勝した。6回を2失点に抑えたキム・グァンサムが7勝目。打線では3番チョン・ウィユンが4安打と活躍。2位ロッテは先発ユーマンが2回持たずに降板し、打線も繋がらず、首位サムソンとのゲーム差が5.5に広がった。
トゥサン 4−4 SK (仁川・文鶴)
(本塁打) トゥサン : ソン・シホン 4号、イム・ジェチョル 2号、ヤン・ウィジ 5号 SK : チョン・グヌ 8号、パク・チェサン 3号
トゥサンは2回表、SKの先発キム・グァンヒョンから2番ソン・シホンの本塁打で1点を先制し、SKは1回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから1番チョン・グヌの先頭打者本塁打で1-1の同点に追いついた。トゥサンは3回表9番イム・ジェチョルの本塁打で1点を勝ち越すと、4回表6番ヤン・ウィジの併殺打の間に1点を追加した。キム・ソヌは6回1失点で降板し、7回から2番手キム・スンフェを登板させた。
しかしSKは8回裏9番パク・チェサンの本塁打で1点を追加すると、この回代わったトゥサンの3番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から3番チェ・ジョン、4番イ・ホジュンのタイムリーで4ー3と逆転した。トゥサンも9回表、SKの4番手パク・ヒィスから6番ヤン・ウィジの本塁打で4-4の同点に追いつき、試合は振り出しに戻った。
試合は延長に入り、SKのチェ・ビョン二ョン、チョン・ウラム、イ・ジェヨン、トゥサンの高卒新人ピョン・ジンス、キム・ガンニュルなどの継投で互いに勝ち越しを許さなかった。試合はトゥサンの守護神プロクターの好投もあって12回を終えても同点だったが、規定により引き分けとなった。3位SKではチョン・グヌが4安打1打点、7番キム・ガンミンが3安打と活躍。
ハンファ 3−2 キア (光州)
(勝)キム・ヒョンミン 7勝8敗 (セーブ)アン・スンミン 1勝7敗11S (敗)ユン・ソンミン 7勝6敗
ハンファは3回表、キアの先発ユン・ソンミンから1番オ・ソンジンのタイムリーで2点を先制した。キアは4回裏、ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を返し、6回裏ナ・ジワンの2打席連続タイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは7回表、キアの7番コ・ドンジンのタイムリーで1点を勝ち越した。
最下位ハンファは8回以降パク・チョンジン、ソン・チャンシク、アン・スンミンの継投で相手の反撃を断ち、最近3連勝と調子を上げてきた。7回を2失点に抑えたキム・ヒョンミンが7勝目。6位キアは先発ユン・ソンミンこそ7回を3失点と比較的好投したが、打線に火がつかなかった。