サムソン ３−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン １勝１敗 （セーブ）プロクター ２Ｓ （敗）ユン・ソンファン １敗
（本塁打） トゥサン ： コ・ヨンミン １号
トゥサンは4回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから7番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を先制し、5回裏3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を追加した。先発イ・ヨンチャンも無失点の好投を続け、6回裏8番コ・ヨンミンの本塁打で1点を追加し、ユン・ソンファンはこの回途中で2番手クォン・ヒョクに交代したが、1番イ・ジョンウクのタイムリーで4−0とリードが広がった。サムソンは7回表、トゥサンの2番手ソ・ドンファン、3番手コ・チャンソンから7番ソン・ジュイン、9番キム・サンスのタイムリーで3−4と1点差に迫った。
トゥサンは8回以降イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、新外国人プロクターの継投で1点差を守りきり接戦を制した。6回無失点に抑えたイ・ヨンチャンが2012年シーズン初勝利。14安打と爆発した打線ではキム・ヒョンスが3安打1打点、2番ソン・シホンが3安打と活躍。サムソンはこれで2012年シーズン早くも2度目の3連敗で、先発ユン・ソンファンが6回途中自責点4と振るわなかっただけでなく、走塁などでもミスが目立ちチーム状態は上向いていない。
(3安打1打点と活躍したキム・ヒョンス。)
ＳＫ ８ー２ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）パク・ヒィス １勝 （敗）キム・ソンベ １敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １号、チョ・インソン １号
ロッテは1回裏、ＳＫの先発の新外国人マリオから5番ソン・アソプのタイムリーで1点を先制した。ロッテの先発コ・ウォンジュンは5回まで無失点だったが打線の援護がなく、ＳＫは6回表3番チェ・ジョンの本塁打で1−1の同点に追いつくと、この回途中で代わったロッテの2番手キム・ソンベから代打チョン・グヌのタイムリーで2−1と逆転した。ロッテは6回裏6番カン・ミンホのタイムリーで2-2の同点に追いついた。
ＳＫは7回表キム・ソンベから4番アン・チヨンのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わったロッテの3番手の大卒新人キム・ソンホから6番チョ・インソンのＳＫ移籍後初本塁打、個人通算150号本塁打となる3ランでリードを広げた。ＳＫは9回表、ロッテの5番手キム・スワンから9番チェ・ユンソクのタイムリーなどで2点を追加し、7回以降パク・ヒィス、イム・ギョンワン、パク・チョンベ、チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち、首位の座をロッテから奪った。15安打と爆発した打線ではチョ・インソンが1本塁打4打点、1番キム・ガンミンが3安打と活躍。ロッテも11安打を放ったがつながりを欠き2得点のみだった。
(ＳＫ移籍後第1号、通算150号本塁打を記録したチョ・インソン。)
キア １−６ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ナイト ３勝 （敗）パク・キョンテ ２敗
ネクセンは1回裏、キアの先発パク・キョンテから5番カン・ジョンホのタイムリーで2点を先制した。キアは4回表、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から相手のエラーで1点を返した。だがネクセンはその裏7番オ・ユンのタイムリーで1点、5回裏、キアの2番手キム・ヒィゴルから3番イ・テックンの犠牲フライで1点を追加した。ナイトは好投を続け、打線は7回裏オ・ユンのタイムリーで1点を追加した。
ネクセンは8回以降オ・ジェヨン、イ・ジョンフンの継投で相手の反撃を断ち快勝した。7回を1失点に抑えたナイトは開幕3連勝と好調。11安打を記録した打線ではオ・ユンが3安打2打点と活躍。キアは先発パク・キョンテが5回途中自責点4で降板と振るわず、打線もたった3安打に抑えられた。
(3安打2打点と活躍したオ・ユン。)
ＬＧ ６−１ ハンファ （清州）
（勝）ウ・ギュミン １勝 （敗）パク・チャンホ １勝１敗
（本塁打） ＬＧ ： チョン・ソンフン ３号
ハンファは1回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから6番チェ・ジンヘンへの押し出しの四球で1点を先制した。ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)は6回まで無失点に抑えたが、キム・グァンサムも2回以降は追加点を許さなかった。ＬＧは7回表パク・チャンホから4番チョン・ソンフンの3試合連続本塁打となる2ランで逆転すると、代わったハンファの2番手マ・イリョンから代打チェ・ドンスのタイムリーで2点を追加し、イ・サンヨル、ウ・ギュミン、リュ・テッキョンなどのリリーフ陣も好投した。
ＬＧは8回表、ハンファの3番手の新外国人バスから5番イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリーで1点、9回表、ハンファの4番手ユン・グニョンから2番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加し、最後は6番手ハン・ヒィが抑え逆転勝ちした。ウ・ギュミンは2008年9月以来3年7ヶ月ぶりの勝利をあげた。12安打を記録した打線では3番イ・ジニョンが3安打と活躍。最下位ハンファは先発パク・チャンホを打線が援護できず逆転負けとなった。打線では4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)が3安打と一人気を吐いた。
