トゥサン ８−２ ハンファ （大田）
（勝）ボウデン ２勝 （敗）ソン・ウンボム ２敗
（本塁打） トゥサン ： オ・ジェイル １号、キム・ジェファン １号
ハンファは3回裏、トゥサンの先発の新外国人ボウデン(元埼玉西武)から相手のエラーで1点を先制した。トゥサンは4回表、ハンファの先発ソン・ウンボムから7番オ・ジェイルへの押し出しの四球、相手の暴投で2-1と逆転し、5回表2番チョン・スビンの犠牲フライで1点を追加した。ハンファは2番手チャン・ミンジェ、3番手クォン・ヒョクと継投策を取り、6回裏、トゥサンの2番手キム・ガンニュルから代打ハ・ジュソクのタイムリーで1点を返した。
トゥサンは8回表、ハンファの3番手パク・チョンジンからオ・ジェイルの本塁打で1点を追加し、代わった4番手チョン・デフンからさらにチャンスを作って、5番手キム・ギョンテから1番ホ・ギョンミンの2点タイムリーでリードを広げた。9回表、ハンファの６番手の大卒新人キム・ジェヨンから代打キム・ジェファンの本塁打で1点、途中出場の8番の大卒新人チョ・スヘンの内野ゴロの間にもう1点を追加し、3番手オ・ヒョンテクが9回裏を無失点に抑えトゥサンが勝利した。6回途中まで好投したボウデンが2勝目。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打1本塁打2打点と活躍。敗れたハンファでは6番の新外国人ロサリオが3安打と活躍。
ＮＣ ５−１６ サムソン （大邱）
（勝）ユン・ソンファン ２勝 （敗）イ・ミンホ ２敗
（本塁打） ＮＣ ： ナ・ソンボム １号、パク・ソンミン ３号、パク・ミヌ １号 サムソン ： ペ・ヨンソプ １号、イ・ジヨン １号
ＮＣは1回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を先制した。サムソンは1回裏、ＮＣの先発イ・ミンホから1番ペ・ヨンソプの2013年9月以来の本塁打となる先頭打者本塁打、5番の新外国人バルディリス(元横浜DeNA)への押し出しの四球、6番イ・スンヨプ(元オリックス)、8番イ・ジヨンのタイムリーなどで7-1と逆転した。さらに2回裏相手のエラーで1点を追加した。ＮＣは3回表ナ・ソンボムの犠牲フライで1点を返したが、サムソンは3回裏イ・ジヨンの本塁打でイ・ミンホをノックアウトすると、代わったＮＣの2番手チェ・グムガンから3番ク・ジャウクの犠牲フライ、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで11-2とリードを広げた。
ＮＣは4回表5番パク・ソンミンの本塁打で1点、5回表2番パク・ミヌの本塁打で1点を返した。サムソンは5回裏2番パク・ヘミン、チェ・ヒョンウ、イ・スンヨプのタイムリーで4点を追加すると、代わったＮＣの3番手パク・ミンソクからイ・ジヨンのタイムリーで16点目を奪った。ＮＣは7回表、サムソンの2番手ペク・チョンヒョンからパク・ミヌのタイムリーで1点を返したが、3番手クォン・オジュン、4番手チャン・ピルジュンの継投で相手の反撃を断ちサムソンが大勝した。6回を4失点ながら打線の援護に恵まれたユン・ソンファンが2勝目。サムソン打線ではイ・ジヨンが3安打1本塁打3打点、チェ・ヒョンウが4安打2打点、イ・スンヨプが4打点、パク・ヘミンが3安打1打点、9番キム・サンスが3安打と活躍。投手陣が早々と崩れたＮＣではパク・ミヌが3安打2打点と活躍。
ＫＴ ２−５ ネクセン （ソウル・高尺）
（勝）シン・ジェヨン ２勝 （セーブ）キム・セヒョン １勝３Ｓ （敗）バンワート １勝１敗
（本塁打） ＫＴ ： キム・サンヒョン ３号、マルテ １号 ネクセン ： イ・テックン １号
ネクセンは3回裏、ＫＴの先発の新外国人バンワートから2番コ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制した。先発シン・ジェヨンは好投を続け、ネクセンは6回裏3番イ・テックンが高尺スカイドームでのプロ野球公式戦初の本塁打となる2ランを打った。さらにこの回代わったＫＴの2番手コ・ヨンピョから7番パク・トンウォン、8番キム・ハソンのタイムリーで2点を追加した。
ＫＴは7回表5番キム・サンヒョンの2試合連続本塁打で1点、8回表、ネクセンの2番手キム・サンスから3番マルテの本塁打で1点を返し、3番手シム・ジェミン、4番手キム・サユルも追加点を与えなかった。3番手マ・ジョンギル、4番手キム・セヒョンの継投で反撃を断ちネクセンが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたシン・ジェヨンが2勝目。ネクセン打線では2番コ・ジョンウクが3安打と活躍。ＫＴは2本塁打以外打線が沈黙してしまった。
キア ７−６ ＳＫ （仁川）
（勝）ハン・ギジュ １勝 （セーブ）チェ・ヨンピル ２Ｓ （敗）パク・ミンホ １敗
（本塁打） キア ： キム・ジュヒョン ３，４号、ペク・ヨンファン ２号、ピル １号 ＳＫ ： パク・チョングォン ２号、キム・ソンヒョン ２号
キアは2回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから6番キム・ジュヒョンの2試合連続本塁打、8番ペク・ヨンファンの本塁打で2点を先制した。ＳＫは2回裏、キアの先発イム・ジュンヒョクから5番パク・チョングォン、8番キム・ソンヒョンの2本の2ランで4-2と逆転した。キアは3回表4番ピルの2ランで4-4の同点に追いついた。ＳＫは3回裏4番チョン・ウィユンのタイムリー、6番イ・ジェウォンの犠牲フライで2点を勝ち越した。キアは4回表キム・ジュヒョンの2打席連続本塁打で1点を返し、6回表、ＳＫの2番手パク・ミンホから7番イ・ホング、9番キム・ミヌのタイムリーで7-6と逆転した。
ＳＫの3番手シン・ジェウンは追加点を与えず、キアの2番手ハン・ギジュも6回裏まで無失点に抑えた。ＳＫは7回表以降4番手チェ・ビョンニョン、5番手キム・スンフェ、6番手チョン・ヨンイルが追加点を与えなかった。キアは6回裏途中から3番手キム・グァンス、4番手キム・ユンドン、5番手シム・ドンソプ、6番手チェ・ヨンピルの継投で1点差を守り切り勝利した。ハン・ギジュは2012年4月以来の勝利投手。打線ではキム・ジュヒョンが3安打2本塁打2打点と活躍。ＳＫは先発ユン・ヒィサンが4回途中5失点と振るわなかったこともあり、連勝が4で止まった。
ロッテ １１−１２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・スンヒョン ２勝 (敗）イ・ソンミン １勝１敗
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ ２号
ロッテは1回表、ＬＧの先発ソーサから4番チェ・ジュンソクのタイムリー、6番カン・ミンホの2ランで4点を先制した。ＬＧは1回裏、ロッテの先発キム・ウォンジュンから4番ヒメネスの犠牲フライ、6番イ・チョヌンのタイムリーなどで3点を返した。ソーサは2回表以降追加点を与えず、ＬＧは6回裏、ロッテの2番手イ・ジョンミンから1番チョン・ジュヒョンのタイムリーで4-4の同点に追いつき、代わった3番手イ・ミョンウからチャンスを作ると、さらに代わった4番手キム・ソンベから5番チェ・ウンソン、イ・チョヌンのタイムリーで8-4と逆転した。
ロッテは7回表、ＬＧの2番手チェ・ソンフン、3番手シン・スンヒョンから1番チョン・フン、2番キム・ムンホ、3番ソン・アソプ、チェ・ジュンソクのタイムリーで8-8の同点に追いついた。ＬＧは7回裏、ロッテの5番手キム・ユヨンからチャンスを作り、代わった6番手ユン・ギルヒョンから途中出場の2番イ・ヒョンジョンのプロ9年目にしての初打点となるタイムリー、3番パク・ヨンテクのタイムリーで3点を勝ち越した。さらにＬＧの4番手イ・ドンヒョンも8回表を無失点に抑えた。
ロッテは9回表、ＬＧの5番手イム・ジョンウからキム・ムンホのタイムリー、相手の暴投で1点差に迫り、代わった6番手イ・スンヒョンから代打アドゥチのタイムリーで11-11の同点に追いついた。9回裏はロッテの7番手イ・ソンミンが無失点に抑え試合は延長に突入した。イ・スンヒョンは10回表を無失点に抑え、ＬＧは10回裏、イ・ソンミンからチャンスを作り、代わったロッテの8番手ソン・スンナクからチョン・ジュヒョンの犠牲フライで2016年シーズン3度目となるサヨナラ勝ちを飾り、5時間10分余りの激闘に終止符を打ち3連敗から脱出した。打線ではイ・チョヌンが3安打4打点と活躍。敗れたロッテではキム・ムンホが4安打2打点、ソン・アソプが3安打1打点、チェ・ジュンソクが3打点と活躍。
（文責：ふるりん）
