2月19日、具志川野球場でSKワイバーンズの練習を見た後、移動に手間がかかり、浦添市民球場で13時開始予定のLGツインズと東京ヤクルトの練習試合に間に合いませんでした。
浦添市民球場は那覇に近く市街地化が進み、広大な運動公園の一角にあり、東京ヤクルトスワローズのキャンプ地として利用されています。
観客席の入り口が分からず、外側を一周していると関係者専用通路のあたりにポン・ジュングン投手がいたので写真をお願いしました。
現在は2011年に手術を受けリハビリ中で、2012年シーズン途中の復帰が期待されています。
観客席に入ると、すでに試合は2回表に入っていて、1回裏に東京ヤクルトが1点を先制していました。
LGはこの試合、イ・ビョンギュ(元中日)などの主力選手はあまり出場していなかっただけでなく、先ほどのポン・ジュングンだけでなくイ・ジニョン、イム・チャンギュ、ユ・ウォンサンなどの主力選手や、ジュキッチ、リズの外国人投手コンビなどが3塁ベンチ上付近の観客席に座っていました。
選手たちは試合を高みの見物とばかりにお菓子や飲み物などを片手にのんびりと観戦しています。
その近くには韓国から応援しに来たLGの女性ファンや、現地の日本人女性のファンの方もいらっしゃり、なかなかにぎやかでした。
LGの先発シン・ジェウンは故障で数年間1軍での活躍がありませんが、貴重な左腕ということで期待され練習試合で起用されています。
この試合では2回まで3点を失いましたが、3回以降は追加点を許さず6回まで投げました。
この試合、主力で唯一スタメンで出ていたパク・ヨンテクも2打席であっさり交代し、LGの狙いは控えのテストだったことがよく分かりました。
LG打線は5回まで無得点に抑えられていましたが、6回表、ネクセンから2011年11月の2次ドラフト(余剰戦力の分配が目的)で移籍してきたキム・イルギョンのタイムリーなどで3-3の同点に追いつきました。
試合は7回裏登板した2番手で1軍当落線上の左腕ヤン・スンジンが暴投などで2点を失い、8回裏中継ぎの一角として期待される若手ハン・ヒィも3ランを打たれるなど、終盤リリーフが打ち込まれ打線も反撃できず、3-8でLGが敗れました。
試合終了後、投手陣、野手陣に分かれて円陣を組み、試合の反省をしてすぐにLGツインズ一行は浦添市民球場を後にしました。
試合の前後に地元の方々と話をしたのですが、昨今の韓国芸能界の日本進出により、韓国のプロ野球チームのキャンプ地となっている九州南部・沖縄本島など西日本各地では、韓国の野球選手やチームに興味を持つ日本人女性が少しながらも出てきているようです。
時代は確実に変化しています。
もしよろしければ、こちらのコメント欄に実際にキャンプを見に行かれて思ったことや、チームや選手の様子を書いていただければ幸いです。
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(文責:ふるりん)