ハンファは12日、かつて主砲として活躍していたキム・テギュン内野手(29)と1年契約の年俸15億ウォンで契約した、と発表した。
キム・テギュンは2001年高校卒業後ハンファへ入団し、同年20本塁打を記録し新人王を受賞した。その後ハンファの主砲として長年活躍を続け、2008年には本塁打王のタイトルを獲得した。2009年オフ、FA(フリーエージェント)を行使し日本プロ野球・千葉ロッテへと移籍した。これは同年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表での活躍があったからとされている。ハンファでの過去9年間の通算成績は1031試合に出場、打率.310、1091安打、188本塁打、701打点、18盗塁。
2010年は千葉ロッテで21本塁打と結果を残したが、2011年シーズンは故障などもありたった1本塁打に終わり、2年契約が切れたため11月に退団となった。その後古巣ハンファと交渉し、先日9年ぶりに古巣サムソンへ復帰したイ・スンヨプの8億ウォンを大きく上回る、プロ野球史上最高額の15億ウォンと破格の待遇で契約に至った。
キム・テギュンは12日、ハンファの本拠地・大田で入団記者会見を開き、以前と同じ背番号52のユニフォームを披露した。2012年シーズンは、史上初の10億ウォンプレイヤーにふさわしい働きが期待される。
(12月12日現在の為替レート : 1億ウォンが675万8800円。)
(文責 : ふるりん)