サムソン ２−７ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）リズ １１勝１３敗 （敗）マシス ５勝２敗
サムソンは1回表、ＬＧの先発リズから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制し、先発マシスも無失点を続け、5回表2番パク・ハニのタイムリーで1点を追加した。ＬＧは5回裏4番イ・ビョンギュ(背番号24)のタイムリー、5番チョン・ソンフンの犠牲フライや相手のエラーで4‐2と逆転し、7回裏3番イ・テックン、6番オ・ジファン、7番ファン・ソニルのタイムリーで3点を追加した。
8回以降は2番手ハン・ヒィが相手の反撃を断ち、7位ＬＧが逆転勝ちで5連敗から脱出し、同率5位で並ぶハンファ、トゥサンとのゲーム差が0.5となった。7回を2失点に抑えたリズが11勝目。公式戦優勝を決めたサムソンは、先発マシスが7回7失点と乱調で、打線もたった4安打に抑えられた。
ハンファ ２−２０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ソン・スンジュン １３勝１０敗 （敗）マ・イリョン ２勝５敗
（本塁打） ロッテ ： ファン・ジェギュン １２号、キム・ジュチャン ５，６号
ロッテは1回裏、ハンファの先発マ・イリョンから5番ホン・ソンフンのタイムリーで2点を先制し、2回裏8番ファン・ジェギュンの本塁打で1点、3回裏ホン・ソンフンの内野ゴロの間に1点を追加し、マ・イリョンをノックアウトした。さらに4回裏、ハンファの2番手チャン・ミンジェから1番キム・ジュチャンの本塁打、4番イ・デホのタイムリーで2点を追加し、ハンファは5回表、ロッテの先発ソン・スンジュンから相手のエラーで1点を返した。だがロッテは5回裏、ハンファの3番手チョン・ミンヒョクからキム・ジュチャンの2打席連続本塁打、3番チョン・ジュヌのタイムリーで3点を追加した。
ロッテは6回裏、ハンファの4番手の高卒新人ユ・チャンシク、5番シン・ジュヨンからファン・ジェギュン、キム・ジュチャンの犠牲フライ、チョン・ジュヌ、ホン・ソンフン、6番カン・ミンホのタイムリー、ファン・ジェギュンのこの回2本目のタイムリー、9番ムン・ギュヒョンのタイムリーや相手のエラーで11点を打者16人の猛攻で奪った。ロッテは6回以降2番手イム・ギョンワンが8回まで無失点と好投し、ハンファは9回表、ロッテの3番手イ・ヨンフンから7番チョン・ヒョンテのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででロッテが大勝し、3位ＳＫが敗れたため公式戦2位が確定し、1999年以来12年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。
2011年シーズンプロ野球最多の20得点を奪った打線は先発全員安打の22安打と爆発し、チョン・ジュヌが5安打3打点、キム・ジュチャンが2本塁打4打点、ファン・ジェギュンが3安打1本塁打3打点、カン・ミンホが3安打2打点、7番チョ・ソンファンが3安打と活躍。5回を1失点に抑えたソン・スンジュンは13勝目。まさかの大敗を喫したハンファは、試合がなかったトゥサンと同率5位に並んだ。
ＳＫ ０−４ キア （光州）
（勝）ソン・ヨンミン ９勝６敗５Ｓ （セーブ）キム・ジヌ １敗２Ｓ （敗）コ・ヒョジュン ５勝８敗
キアは2回裏、ＳＫの先発コ・ヒョジュンから6番パク・キナムのタイムリーで2点を先制し、3回裏5番アン・チホンへの押し出しの四球で1点を追加した。キアの先発ハン・ギジュは3回途中無失点で降板し、2番手以降のソン・ヨンミン、ソ・ジェウン、イム・ジュンヒョクといったリリーフ陣が好投した。そして打線は6回裏、ＳＫの2番手チョン・ビョンドゥから代打キム・サンヒョンのタイムリーで1点を追加した。
キム・ヒィゴル、シム・ドンソプ、キム・ジヌといったリリーフ陣も好投し、4位キアが完封リレーで3位ＳＫとのゲーム差を0.5に縮めた。また2位ロッテが勝ったため、ＳＫの公式戦3位以下が決定し、キアと準プレーオフ(10月8日第1戦実施予定)で対戦することになった。そのため終盤からこの試合は両チームともに選手のテストといった意味合いが強くなった。
