ＳＫ １−８ サムソン （大邱）
（勝）ユン・ソンファン ４勝４敗 （敗）ユン・ヒィサン ５勝８敗
サムソンは2回裏、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから相手のエラー、2番ペ・ヨンソプのタイムリーで3点を先制した。ＳＫは4回表、サムソンの先発ユン・ソンファンから7番アン・チヨンのタイムリーで1点を返した。サムソンは7回から2番手クォン・オジュンを登板させ継投策に出ると、打線も7回裏5番チェ・ヒョンウの犠牲フライで1点を追加した。さらに8回裏、ＳＫの2番手チェ・ヨンピル、3番手ホ・ジュンヒョクからペ・ヨンソプ、3番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで4点を追加した。
アン・ジマン、チョン・ヒョヌクのリリーフ陣も相手の反撃を断ち、首位サムソンが大勝しその座を安泰としつつある。負傷で長らく戦線を離脱していたユン・ソンファンは、約2ヶ月ぶりの勝利となる4勝目で、2010年以降ＳＫ戦は5連勝。打線ではペ・ヨンソプが3安打4打点、1番チョン・ヒョンシクが3安打と活躍。投手陣が崩れ、打線も繋がらなかった6位ＳＫはまたもや勝率5割ちょうどとなった。
(2ヶ月ぶりの勝利をあげたユン・ソンファン。）
ロッテ ９−２ ハンファ （大田）
（勝）サドースキー ６勝４敗 （敗）チョン・ジェウォン １敗
（本塁打） ロッテ ： ソン・アソプ ３号、キム・ジュチャン ５号、チョ・ソンファン ２号 ハンファ ： チェ・ジンヘン １３号
ロッテは1回表、ハンファの先発チョン・ジェウォンから4番ホン・ソンフンの内野ゴロの間に1点を先制し、2回表1番キム・ジュチャン、2番ファン・ジェギュンのタイムリー、3番ソン・アソプの2ランで5点を追加した。ハンファは3回裏、ロッテの先発サドースキーから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を返したが、ロッテは4回表1番キム・ジュチャンの本塁打で1点、5回表
6番チョ・ソンファンの本塁打で2点を追加した。
ハンファは8回裏、ロッテの3番手チェ・デソンから3番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を返したが、その後ホ・ジュンヒョク、キム・サユルの継投でロッテが大勝し、トゥサンがＬＧに敗れたため1日で2位の座を奪い返した。6回を1失点に抑えたサドースキーが6勝目。打線ではソン・アソプが3安打1本塁打2打点と活躍。最下位ハンファは、2009年以来3年ぶりに先発したチョン・ジェウォンが5回9失点と散々な内容で、打線も繋がらず相変わらずの大敗だった。
ネクセン １−９ キア （光州）
（勝）アンソニー ８勝７敗 （敗）キム・ビョンヒョン ２勝４敗
ネクセンは1回表、キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から5番カン・ジョンホのタイムリーで1点を先制した。キアは1回裏、ネクセンの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から3番チェ・ヒィソプ、6番チョ・ヨンフンのタイムリーで3点を先制し、2回裏1番イ・ヨンギュのタイムリーでキム・ビョンヒョンをノックアウトした。さらにこの回代わったネクセンの2番手キム・スギョンからチェ・ヒィソプ、チョ・ヨンフンの2打席連続タイムリーで3点を追加した。アンソニーは2回以降得点を許さず、キアは8回裏、ネクセンの4番手イ・ジョンフンからイ・ヨンギュ、2番アン・チホンのタイムリーで3点を追加した。
最後はＬＧ在籍時の2006年以来6年ぶりに1軍で登板したシン・チャンホが抑え、5位キアが快勝し、2位ロッテまで4チームが1.5ゲーム差の中にひしめく大混戦となった。8回まで1失点に抑えたアンソニーが8勝目。打線ではイ・ヨンギュが4安打3打点と活躍。4位ネクセンは先発キム・ビョンヒョンが2回途中でノックアウトされ、打線も元気がなく大敗した。
ＬＧ ３−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）シン・ジェウン １勝 （セーブ）ポン・ジュングン １５Ｓ （敗）ニッパート ９勝７敗
試合はＬＧの先発シン・ジェウン、トゥサンの先発ニッパートの好投により5回まで無失点が続いた。ＬＧは6回表4番パク・ヨンテク、5番イ・ジニョンのタイムリーで2点を先制し均衡を破った。トゥサンも6回裏、ＬＧの2番手ユ・ウォンサンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を返した。
ＬＧは8回表、トゥサンの3番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)からパク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加した。そしてイ・サンヨル、ポン・ジュングンの継投で相手の反撃を断ち、7位ＬＧが3連敗から脱出した。7回を無失点に抑えたシン・ジェウンは、2006年以来6年ぶりの勝利。トゥサンはニッパートの好投に打線がこたえられず、ハンファに勝ったキアに抜かれ3位に後退。
