サムソン ５−１０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ジュキッチ ６勝４敗１Ｓ （敗）ペ・ヨンス ５勝６敗
ＬＧは3回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから1番イ・デヒョン、3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリーで3点を先制した。サムソンは4回表、ＬＧの先発ジュキッチから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を返したが、ＬＧは4回裏7番チョ・インソン、8番ソ・ドンウクのタイムリー、9番パク・キョンスの犠牲フライ、イ・ビョンギュ(背番号9)のタイムリーなどで5点を追加した。さらに5回裏、サムソンの2番手イム・ジヌからソ・ドンウクの2打席連続タイムリーで1点を追加した。
サムソンは6回表2番チョ・ドンチャン、3番パク・ソンミンのタイムリー、5番カン・ボンギュの犠牲フライで3点を返した。ＬＧは6回裏、サムソンの3番手イ・ウソンから4番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加し、サムソンも8回表、ＬＧの2番手イ・ドンヒョンから3番パク・ソンミンのタイムリーで1点を返した。ＬＧはイ・サンヨル、キム・ソンギュ、高卒新人イム・チャンギュの継投で相手の反撃を断ち、4連敗から脱出しただけでなく勝率も5割に復帰し、追い上げてきた5位ロッテから4位の座を守った。
7回を4失点だったが打線の援護を受けたジュキッチは、6月7日のハンファ戦以来53日ぶりとなる6勝目。13安打と爆発した打線では、イ・ビョンギュ(背番号9)が3安打2打点と活躍。首位サムソンは先発ペ・ヨンスが4回8失点と打たれ自身の連敗を4に伸ばし、最近の連勝も4で止まり2位キアとの差が縮まった。打線ではチェ・ヒョンウが3安打1打点と活躍。
ネクセン ０−２ キア （光州）
（勝）ユン・ソンミン １３勝２敗１Ｓ （敗）キム・ソンテ ３勝７敗
キアは3回裏、ネクセンの先発キム・ソンテから2番キム・ウォンソプの内野ゴロの間に1点を先制し、先発ユン・ソンミンは安定した投球で無失点を続けた。キム・ソンテも6回を1失点と好投したが、打線は6回表9番キム・ミンソン、1番キム・ミヌの連打によるチャンスも生かせず、援護できなかった。ネクセンは7回から2番手ソン・シニョンを登板させ継投策に出たが、キアは8回裏、ネクセンの3番手ソン・スンナクからキム・ウォンソプのタイムリーで貴重な1点を追加した。
ユン・ソンミンは9回表も登板し最後の打者を三振に切ってとり、2位キアが完封勝ちで、ＬＧに敗れた首位サムソンとの差を縮めた。奪三振12個、プロ7年目にして自身初となる無四死球完封を記録したユン・ソンミンは、自身8連勝で最多勝争い単独トップの13勝目(うち完封勝利が3勝)。最下位ネクセンはこれで対キア戦8連敗とまったく勝てず、好投したキム・ソンテも見殺しとなってしまった。
(13勝目をあげたユン・ソンミン。)
ＳＫ ２−７ ハンファ （大田）
（勝）アン・スンミン ４勝５敗 （敗）オム・ジョンウク １敗
（本塁打） ＳＫ ： アン・チヨン ５号 ハンファ ： ガルシア ９号、カン･ドンウ １１号
ハンファは1回裏、ＳＫの先発オム・ジョンウクから5番ガルシア(元オリックス)の3ランで先制し、ＳＫも2回表、ハンファの先発アン・スンミンから7番チェ・ドンスのタイムリーで1点を追加し、2回裏から2番手コ・ヒョジュンを登板させた。ハンファは4回裏、ＳＫの3番手イ・スンホ(背番号37)から2番ハン・サンフンのタイムリーで1点を追加し、5回裏1番カン・ドンウの3ランでダメを押した。ＳＫは6回表、1番アン・チヨンの4試合連続本塁打で1点を返した。
ハンファは8回表、4番手としてリュ・ヒョンジンを登板させ無失点に抑えるなど、エースの復活が間近であることを知らしめた。結局キム・グァンス、新外国人ボーティスタの継投で相手の反撃を断ち、7位ハンファが快勝し3連敗から脱出した。6回を2失点に抑えたアン・スンミンは4勝目。3位ＳＫは先発オム・ジョンウクが2回途中で降板し、リリーフ陣も打たれるなどあまりよいところがなく敗れた。
トゥサン ６−８ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）サドースキー ７勝５敗 （セーブ）キム・サユル ５勝２敗７Ｓ （敗）キム・ソヌ ８勝６敗１Ｓ
（本塁打） トゥサン ： ユン・ソンミン ２号 ロッテ ： チョン・ジュヌ ８号、ソン・アソプ ９号
ロッテは1回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから5番ホン・ソンフンの犠牲フライで1点を先制し、2回裏1番チョン・ジュヌの2ランでリードを広げた。3回裏には8番ファン・ジェギュン、チョン・ジュヌのタイムリーで2点、4回裏、トゥサンの2番手キム・スンフェからホン・ソンフンのタイムリーなどで2点を追加した。トゥサンは5回表、ロッテの先発サドースキーから3番キム・ヒョンスの2点タイムリーで反撃したが、ロッテは6回裏ソン・アソプの本塁打で1点を追加した。
トゥサンは7回表、サドースキーから途中出場の9番ユン・ソンミンの本塁打で1点、8回表、ロッテの4番手イム・ギョンワン、5番手キム・サユルから8番ソン・シホン、1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点を返した。だがこのあとはキム・サユルが抑え、3連勝で勝率5割復帰まであと1勝とした。7回途中まで2失点に抑えたサドースキーが7勝目。13安打と爆発した打線ではソン・アソプが4安打1打点、チョン・ジュヌが1本塁打3打点と活躍。6位トゥサンは先発キム・ソヌが3回5失点と打たれ、序盤の大量失点が響き終盤の反撃も及ばなかった。打線ではイ・ジョンウク、ユン・ソンミンが3安打1打点と活躍。
