ＳＫ ７−３ キア （光州)
（勝）グローバー ７勝２敗 （敗）ロペス ７勝３敗２Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン ８号、チェ・ジョン ８号 キア ： イ・ボムホ １３号
キアは1回裏、ＳＫの先発グローバー(元読売)から6番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで2点を先制し、3回裏3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を追加した。キアの先発ロペスは5回まで無失点に抑えていたが、ＳＫは6回表3番パク・チョングォンの3ランで同点に追いつくと、7回表9番チョ・ドンファのタイムリーで1点を勝ちこし逆転した。ＳＫは8回表5番チェ・ジョンの2ランでリードを広げ、9回表、キアの3番手シム・ドンソプからパク・チョングォンへの押し出しの四球で1点を追加した。
首位ＳＫは7回以降チョン・ウラム、パク・ヒィス、チョン・デヒョンの継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちでキア戦での連敗を5で止め6試合ぶりに勝利した。6回を3失点だったが打線が逆転してくれたグローバーが7勝目。打線ではパク・チョングォンが3安打1本塁打4打点と活躍。3位キアはロペスが8回まで6失点とリードを守りきれず、打線もＳＫの黄金リレーの前に反撃できなかった。
ハンファ ２−５ サムソン （大邱）
（勝）ユン・ソンファン ４勝６敗 （セーブ）オ・スンファン １勝２１Ｓ （敗）ヤン・フン ２勝６敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ７号、モ・サンギ ２号
サムソンは3回裏、ハンファの先発ヤン・フンから3番パク・ソンミンのタイムリーで2点を先制し、5回裏3番パク・ソンミンの本塁打で1点を追加した。サムソンの先発ユン・ソンファンは6回まで無失点と好投を続けたが、ハンファは7回表6番チョン・ウォンソクのタイムリーで1点を返すと、代わったサムソンの2番手クォン・ヒョクから代打パク・ノミンのタイムリーで1点差とした。だがサムソンは8回裏、ハンファの4番手パク・チョンジンから7番モ・サンギの2ランでリードを広げた。
最後は守護神オ・スンファンが抑え、2位サムソンが快勝し首位ＳＫを追走している。7回途中まで1失点に抑えたユン・ソンファンが6勝目で、2010年3勝に終わった不振から脱出した。打線ではパク・ソンミンが1本塁打3打点と活躍。6位ハンファでは先発ヤン・フンが6回3失点と比較的好投したが、打線が5安打2打点に抑えられてしまった。
ネクセン ３−７ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・グァンサム ４勝３敗 （セーブ）イ・サンヨル ３敗３Ｓ （敗）キム・ソンヒョン ２勝５敗
（本塁打） ＬＧ ： チョ・インソン １１号、チョン・ソンフン ５号
ＬＧは2回裏、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから5番チョ・インソン、6番チョン・ソンフンの2者連続本塁打で2点を先制し、3回裏2番イ・ジニョンの内野ゴロの間に1点を追加した。さらに4回裏8番ペク・チャンスのタイムリーで2点を追加すると、この回代わったネクセンの2番手の大卒新人ユン・ジウンから1番ヤン・ヨンドンのタイムリーでもう1点を追加した。ＬＧの先発キム・グァンサムも無失点の好投を続け、打線は6回裏、ネクセンの3番手キム・サンスからイ・ジニョンのタイムリーで1点を追加した。
ネクセンは7回表、ＬＧの2番手チェ・ソンミンから代打カン・ビョンシクの内野ゴロの間に1点、8回表、ＬＧの3番手キム・グァンスから6番カン・ジョンホのタイムリーで2点を返した。だが最後は4番手イ・サンヨルが抑え、4位ＬＧが快勝した。7回途中まで無失点に抑えたキム・グァンサムが4勝目。最下位ネクセンは先発キム・ソンヒョンが4回途中5失点で降板するなど、投打ともにちぐはぐだった。なお、この試合には米国の有名俳優リチャード・ギアが家族連れで観戦に訪れ話題を呼んだ。
(家族連れで試合を観戦していた俳優リチャード・ギア。)
トゥサン ６−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ノ・ギョンウン ２勝１Ｓ （セーブ）チョン・ジェフン ２勝４敗５Ｓ （敗）キム・サユル ３勝２敗３Ｓ
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ １８号
ロッテは1回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから6番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を先制し、3回裏4番イ・デホの本塁打王争いトップの18号ソロで1点を追加した。ロッテの先発サドースキーは5回まで無失点に抑えていたが、トゥサンは6回表8番キム・ジェホの犠牲フライで1点を返した。だがロッテはその裏、8番イ・イングのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは7回表、ロッテの3番手イム・ギョンワンから6番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返し、8回表ロッテの5番手チン・ミョンホから代打ユン・ソンミンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。
7位トゥサンは9回表、ロッテの6番手キム・サユルから7番コ・ヨンミン、1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点を勝ち越し、最後は3番手チョン・ジェフンが抑え逆転勝ちした。7回と8回を無失点に抑えたノ・ギョンウンが2勝目。5位ロッテは序盤のリードをリリーフ陣が守りきれず、打線も4回以降わずか1安打で無得点とちぐはぐな面が目立った。
(9回表勝ち越しの逆転決勝タイムリーを打ったコ・ヨンミン。)
