トゥサン ５−６ ＳＫ （仁川・文鶴)
（勝）チョン・デヒョン ２勝１敗８Ｓ （敗）チョン・ジェフン ２勝３敗３Ｓ
（本塁打） トゥサン ： チェ・スンファン １号、キム・ドンジュ ５号 ＳＫ ： チョン・グヌ ５号、キム・ヨンフン １号
ＳＫは2回裏、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから8番パク・チョンファンの内野ゴロの間に1点を先制した。トゥサンは4回表、ＳＫの先発コ・ヒョジュンから7番チェ・スンファンの2009年以来2年ぶりとなる本塁打、1番イ・ジョンウクのタイムリーで2−1と逆転した。ＳＫも6回裏、トゥサンの3番手コ・チャンソンから1番チョン・グヌの3ランで4−2と逆転した。トゥサンは7回表、ＳＫの3番手イ・スンホ(背番号20)から5番チェ・ジュンソクのタイムリーで1点を返し、8回表代打キム・ヒョンスのタイムリーで4−4の同点に追いついた。
トゥサンは9回表、ＳＫの4番手チョン・デヒョンから4番キム・ドンジュの本塁打で5−4と逆転した。しかしＳＫは9回裏、トゥサンの6番手チョン・ジェフンから途中出場の6番キム・ヨンフンの2009年以来2年ぶりの本塁打となる逆転2ランでサヨナラ勝ちし、首位の底力を見せ付け接戦を制した。プロ通算5年でたった1本塁打のキム・ヨンフンにまさかのサヨナラ2ランを打たれ6位トゥサンの連勝は3で止まり、首位ＳＫ相手に3連勝はならなかった。
キア ８−０ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ロペス ５勝２敗 （敗）キム・グァンサム ３勝２敗
（本塁打） キア ： キム・ソンビン ２号、キム・サンヒョン ５号
キアは3回表、ＬＧの先発キム・グァンサムから2番キム・ソンビンの3ランで先制し、5回表3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の内野ゴロの間に1点を追加し、先発ロペスも好投を続けた。6回表にはＬＧの2番手チェ・ソンミンから1番イ・ヨンギュへの押し出しの四球で1点、7回表にも6番アン・チホンのタイムリーで1点を追加した。ＬＧはロペスから毎回のように走者を出すが、要所を抑えられ得点できない。
キアは9回表、ＬＧの3番手イ・デファンから5番キム・サンヒョンの2ランでダメを押し、8回以降シム・ドンソプ、チャ・ジョンミン、チョ・テスの継投で相手の反撃を断ち完封リレーで勝利し、ハンファに敗れたサムソンに代わって3位に浮上した。7回を無失点に抑えたロペスは5勝目。2位ＬＧはキアの勢いに押され、9安打ながら無得点とつながりを欠いた。打線では5番チョン・ソンフンが3安打と活躍。
(5勝目をあげたロペス。)
サムソン ３−４ ハンファ （大田）
（勝）シン・ジュヨン １勝 （敗）クォン・オジュン １勝１敗
（本塁打） サムソン ： チョ・ヨンフン １号
サムソンは1回表、ハンファの先発アン・スンミンから3番パク・ソンミンのタイムリーで1点を先制し、2回表6番チョ・ヨンフンの本塁打で1点、4回表チョ・ヨンフンのタイムリーで1点を追加した。サムソンの先発チャ・ウチャンは6回まで無失点に抑えていたが、ハンファは7回裏2番イ・ヨサンのタイムリーで2点を返すと、代わったサムソンの2番手クォン・オジュンから4番チェ・ジンヘンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。
ユ・ウォンサン、マ・イリョン、シン・ジュヨンといった必死の継投で勝ち越し点を与えなかったハンファは8回裏、クォン・オジュンから途中出場の9番シン・ギョンヒョンのタイムリーで4−3と逆転した。最後はシン・ジュヨンが抑え7位ハンファが逆転勝ちし、じわじわと上位との差を縮めている。肩の故障などで2007年以降2010年まで4年間1軍登板のなかったシン・ジュヨンは、2006年以来5年ぶりの勝利。打線では8番ハン・サンフンが3安打と活躍。サムソンはリリーフ陣が打たれ逆転負けを喫し、ＬＧに勝ったキアに抜かれ4位に後退。打線ではパク・ソンミンが3安打1打点と活躍。
ネクセン １１−１０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・ヨンミン １勝１敗 （セーブ）ソン・スンナク １勝１敗２Ｓ （敗）カン・ヨンシク １敗１Ｓ
（本塁打） ネクセン ： カン・ビョンシク ２号、ソン・ジマン ３号 ロッテ ： イ・デホ １４号
ネクセンは1回表、ロッテの先発イ・ジェゴンから3番チョ・ジュングンのタイムリー、6番カン・ビョンシクの3ランで4点を先制し、2回表チョ・ジュングンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。ロッテは3回裏、ネクセンの先発キム・ソンテから3番ソン・アソプ、代打パク・チョンユンのタイムリーで3点を返し、ネクセンは4回表、ロッテの2番手キム・スワンから5番ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を追加した。
ロッテは5回裏キム・ソンテ、ネクセンの2番手イ・ジョンフンから4番イ・デホのタイムリー、6番ホン・ソンフンの内野ゴロの間で2点を返し、ネクセンも6回表キム・スワンの暴投で1点を追加した。ロッテは6回裏、ネクセンの3番手の大卒新人ユン・ジウンの暴投、代わった4番手ソン・シニョンからイ・デホの本塁打数トップの14号ソロで7−8と1点差に追い上げ、7回裏代打ファン・ソンヨンのタイムリー、1番チョン・ジュヌの内野ゴロの間で9−8と逆転した。
しかしネクセンは9回表、ロッテの4番手カン・ヨンシクから7番ソン・ジマンの2ランで逆転し、代わった5番手コーリー(元千葉ロッテ)から途中出場のホ・ドファンのプロ2年目にしての初打点となるタイムリーで1点を追加した。ロッテは9回裏、ネクセンの6番手ソン・スンナクからチョン・ジュヌのタイムリーで1点を返したが、最下位ネクセンが逃げ切り試合時間4時間を超える両チーム合計30安打の乱打戦を制した。8回裏5番手として登板したキム・ヨンミンが、2009年以来2年ぶりの勝利。10安打6四球ながら11得点と効率よく得点を奪ったネクセンに対し、ロッテは20安打2四球で10得点とつながりの悪さが目立ち、継投も失敗していた。打線ではイ・デホが4安打1本塁打2打点と活躍。
(9回表決勝逆転2ランを打った38歳のベテラン外野手ソン・ジマン。)
